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男子の性教育で思い出されるのはウン十年前の小学生時代。
小学校高学年くらいになると第二次性徴について(これも後で知った)女子が一つの教室に集められて保健体育の授業を受け、その間男子は訳も分からんとサッカーしてたりしてたもんです。
そう、その位男子の性教育っていい加減。中学校で形を学ぶ程度。
というわけでこの本はそういう男子の性について乙女にわかるように
思春期入りたての中学二年生二人と先生が教え学んでいくものです。
とはいえ意外と男性も男性の性については学問的にはちゃんと教わってないもので、
今更読んでも「あー、そうそう、そうだよね」と再学習できる高レベルのものです。
もちろん男性についてまっとうに学ぶ可能性の低い女性が読むのにはよい本だと思います。
この本、乙女系の本の横に並んでたりするので、うっかりするとBLに役立つのでは?と思いそうになりますが、
「なぜ男女の考え方は違ってくるのか」とか「男女の性欲のピークの年齢はどうなのか」のようなテーマを持つので、基本線はヘテロ的恋愛と考えていいでしょう。
しかしコミックの中で「背中を触られて感じちゃった」事により「もしかして好きなのでは?」と悩む描写があり、そのことについても「ゲイとノンケの脳の違い」とか「思春期に起こる疑似同性愛」などにも触れており、その辺がちょっと珍しいところ。
でも
「同性と性的なことをする事をいけないことと感じる大学生は36%しかいない!」
さすがに衝撃でしたが・・・(汗)
そういえば職場でカムアウトしても「あっそぉなの。」な反応だったなぁ。
てなわけで、乙女だけでなく悩める男子たちが読んでもいい本だと思われます。
すなわち勉強にもなる「良書」
でも萌えるか、という事についてはまぁそこそこです。学術的記述多いですからね。