__モコ__
【神様の腕の中】スピンオフ、オリジナル同人誌第11巻。
まず一言。
……顔のパーツがハッキリしない、黒髪のアイツが相当気になる。誰だアイツは。
レノが、6年生の集団にボコられるところからスタートします。
ロジェを庇うあまり、目を付けられボコられ、仕舞いにはロジェとの関係がジェフという男にバレてしまうレノ。
そいつは、幼い頃のロジェを罵り犯したヤツの弟。
そして、レノはそいつに犯されそうになり、それまで強気だったのも、哀しく脆く屈服してしまうのです。
授業にも出て居ない事を不思議に思ったロジェは、部屋に戻ります。
シャワーを浴びるレノ。中に入るロジェ。観ないでくれと懇願するレノの顔を上げさせると、無数の傷が。
お風呂から上がり、レノはジェフから「ロジェを追い出せ」と言われていた事を告げます。
勿論言わなかったのは、本当にロジェが出ていくと思って居たから。出ていってほしくなかったから。
でもロジェは、レノを危険な目に遭わせたくない、巻き込みたくない一心で出ていくと言い放ちます。
自分のせいで、大事な人が傷付くのは辛いから。
「そうやって何でも 自分のせいみたいに 考えるのはやめろ」
ボコられて怖い目に遭った筈のレノが、ロジェにそう諭す。
レノがお風呂場で泣いてロジェに抱きついたのは、自分が怖かったからじゃない。
屈服したことが悔しかったから。
そして…幼い時に卑劣な奴らに犯され、それを全て一人で受け止めて来たロジェを思うと、辛くて辛くて仕方がなかったから。
「僕が守る」、そんなレノの思いに、ロジェはレノに抱きついて涙します。
ようやく、ロジェがレノに救われた瞬間な気がします。
知られる事が怖かった、知られてどう思われるのか怖かった。
恐怖が勝っていたのに、それを知ったレノが、守ると言ってくれた。
真っ直ぐ自分を見て、抱き締めてくれたその温もりこそが、ロジェを救う第一歩じゃないかと思うのです。
そしてロジェは、心に決めます。
レノは「僕が守る」と。
きっと、ロジェの報復の始まり。
それは、正しいのか、正しくないのか。知るのが少し怖い気がします。
10冊目の最後はとっても気になるところで終わっていたので
リンチか!?リンチなのか!?と
期待に満ち溢れて読みましたw
先輩こわいよー;;
レノ大好きな私としてはレノがぶたれるなんて
かわいそう過ぎましたが、
同人誌てき展開にちょっとウハウハw
シャワーで泣いているレノ・・・
可愛い。。。
そして、ずっと感じていた違和感、
ロジェが受けに見えて仕方なかった件。
子供だったんですねー
なんかレノと小さなロジェが抱き合っているシーンを見て
とっても納得しました。
長かった満ちる部屋も後2冊で終わる予定らしいです
次の巻にも期待!