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koiseyo idenshi
ちるちるではあまり取り上げられない先生ですが、私は好きな作者さんです。
本作は2011年発表。
読んでみると、今でいうオメガバースの「運命の番」的な設定となっている。
これは早すぎたのか、それとも今に繋がる先駆的な作品だったのか。
「恋せよ遺伝子」
…というわけで、表題作。
おそらく舞台は近未来。
『地球上のどこかにいるあなたの運命の人 あなたの遺伝子は常にぴったりのお相手を探しています』
なんていう遺伝子マッチング企業もあって。
何より遺伝子は自己に最も相性のいい相手を見つけ出す。そしてその相手は出会った瞬間にわかる。それこそが、一目惚れ…
さて、高校生の快示が会った瞬間に雷に打たれてしまったのは、何と「男」。
相手も一瞬で目の色が変わって、相手の男も同じように感じたことが伝わってきたが、快示は両親が不仲なこともあって「恋愛」を嫌悪しているし、相手が男だったことも受け入れられない。
だが、相手の男がわざわざ快示を探し出して、しつこく迫ってきて…
…と物語は進んでいきます。
ところで、この作品には当て馬が出てきます。
それが相手男性の双子の兄という設定。
そう、遺伝子が同じですよね。そこがこの作品のひねりであり注目点であり、今のオメガバースと差別化できる点だと思う。
ここをもっと掘り下げると面白い作品が出来るのではないだろうか?
…という事で、本作は発表当時よりも今、オメガバース全盛の今に読むのが面白いかな、と感じました。
「ブルー オン ブルー」
大人っぽい高校生x高校数学教師。
生徒の桃井の方が駆け引き、翻弄。教師の飴屋の方が怯え、絡め取られて。
でも結局桃井は若い切実な情熱を持って飴屋に接する…
かなり短い短編なので、この2人がその後どうなるのか?甘く優しい恋人にはならなそう。
飴屋は短髪メガネ。けっこうタイプ。
「恋せよ遺伝子 番外編」
遺伝子の命じる恋に従うようになった快示は、すっかり年相応の男の子になって千秋と付き合っているが、すぐそこに千春(例の双子の兄)も乱入して邪魔をする…というエピソード。
遺伝子で運命の相手を決める世の中の設定で、自力で相手を探すのが困難なのに、
偶然すれ違った相手が遺伝子的に運命の相手だと、一目ぼれ状態なのですが、
相手が男だったなんて設定のストーリーでした。
高校生の快示は自分の両親が遺伝子の運命の相手なのに今ではギスギスした関係で
そんな両親を見ていて、運命の相手や恋なんて幻想にすぎないと否定的。
しかし、そんな中で遺伝子が惹かれあう相手と出会い一瞬のうちに恋におちる。
しかし、その相手は男で、快示はそのうち忘れると相手から話しかけられて逃げ出す。
遺伝子が惹かれあうって、確かにあるだろうな~なんてぼんやり思うけれど、
それも遺伝子が惹かれあうと言うのは次の世代に自分の遺伝子を残すための
本能的なもので、子供に引き継がれれば百年の恋を冷めてしまう気がする。
しかし、それが同性相手ならいったいどうなるのか?
なかなか興味深いストーリーでしたね。
それに惹かれた相手が一卵性の双子だったら、遺伝子上は同じな訳だから
これもまた不思議な現象ですよね。
攻めである千秋は双子で、前に好きになった相手も二人同時、でも相手は片方を選ぶ。
双子同士の他人には解らないシンパシー的な部分も描き、過去のこだわりも
のせながら描かれる遺伝子の恋。
タクミさんは萌えポイントが自分とすごく合ってる、好きなテイストの作家さん。でも何だろ、もう一味何かが足りない、ちょっと薄っぺらい感じ(ごめんなさい)。すごい惜しいのでもうちょっと完成度があがるとすごく面白くなりそうなのになぁと常々思っていんたんですが、この作品読んでかなり腕が上がってきた印象を受けました。結構面白かった。出版社が今までと違うので編集さんとの相性とか新しく学ぶところもあるのかも知れないですが、確実に良くなってますね。「ネバーレットゴー 」も未読だったのでさっそく買ってみようと思います。今後、期待大の作家さん。
タクミユウ先生の作品という事で作者買い。でしたが自分的には65点と言った感じ……。
運命の相手に出会い電撃が走った様に一目惚れに落ちてしまう主人公。相手が男で道徳や理性で拒んで見るも強引な攻めに振り回され、触れられれば抗えずに体が相手を求めてしまう……。
タクミユウ先生の主線が太いけどサラッとしていて繊細な絵が大好きだったのですがなにやら絵柄が変わってきてしまったやも……??表紙の雰囲気が一番好きでした。
話に関しても私の読解力が足り無いのか感情の矢印がイマイチ読み切れずにちょっと物足り無い感じで終わってしまいました…。出会いが一目惚れだからかキャラの密度がなんだか浅く遺伝子工学に拘る割に薄い感じ…。
ライトに楽しむには良いかもしれませんが私はもうちょっともったいつけて欲しかったです。
でも、結局…遺伝子は常に書き換えられ新しい情報を求めてるという事は一度結ばれてもまたよりよい相手を求めてしまうという事では……??うーん。
ただ、攻めが非常にかっこ可愛い大人タイプでいい男…。番外編の小さい嫉妬とか無理に背伸びをするなと諭す辺りかなりポイント高かったです…細かい機微も見て無い様でしっかり見て居る年上の色気むんむんです。其の分受けがかすみ気味←
全体的にもったいない…….。
続きがあるならぜひ読みたいと言ったものたりなさ。
恋せよ遺伝子本編よりも読み切りのブルーインブルーの方がタクミユウ先生っぽくて面白かった気がします。
表紙とタイトルが凄くきれいだったので購入したんだと思うんですが・・・
どちらかというと自分には地雷系のストーリーでした。
遺伝子があっていればそれは逃れられない恋人なんだ相手が男であろうが堂であろうが逃れようがないんだ
・・・だからその運命の相手を科学的に調べられる世の中とか、それじゃぁつまんないよねぇ。
それなら双子なら同じ相手になるのか?実際同じ相手になるみたいですが、それなら環境とかそういうものの影響って何。
という感じで設定がゴール見え過ぎでつまらなくても絵がキレイならその間の展開とか楽しめるのですが、
表面の美麗さに比べると白黒の本文は「全体的に白い」「表情に乏しい」「背景がみつからない」という感じでどうにも・・・
初めての単行本っぽいので、今後もっと力がついて目力とかが出てくるようになるんでしょうか?
作者よけはしないようにしつつ、この本に関しては「残念」という評価にとどめます・・・。
エロスが足りないよヽ(`Д´#)ノピャ
って、まぁレーベル的に仕方ないのかなと思ってみたりはするのですけど。。
お話は、タイトルにある「遺伝子」~をネタにした運命の相手とは!?
なお話。
人間だれしも、よい子孫を残すために、惹かれあう遺伝子というものがある。
それは運命とも呼ぶれべるの話。
そんな遺伝子のイタズラで、恋に落ちた。
だけど、男同士だったらどーしたもんよ!?ってのが今回なわけであります。
男同士なんて、たとえ遺伝子が伴っても子孫云々は残せない。
受け入れがたい心とウラハラに、惹かれる気持ちは強くなり~というつくりが面白かった。
街で偶然雷に打たれたような痺れ、相手も同じ気持ちで。
向こうはどんどんアプローチしかけてくるし。
触れられれば抵抗できなくなってしまう。
そこからの葛藤を描いたお話。設定も、ストーリーも面白かったので、もうすこしなにかインパクト的なものが挟まってればよかったかなと思うシーンがいくつか。
「ほしいものは欲しいという」
妥協はしない、我慢しない。強引にでも奪いに行く。
過去、失ったものがあるからこそ~な攻の行動力乙w
私もそこは見習わなければあならないなと思うわけです。
しかも、双子の兄弟がいて、向こうのほうが要領も愛嬌もいい。
そして、共有したがる~・・・・っていうか、双子で合体シーンがみたかっty(殴
ひとまず。なんにせよですが、最後の最後
「俺が誘ってるの気づけよ」「抱かれるために」
ここのシーンが好きでした。直接的に言葉にしない、その雰囲気がグッド
>>ブルーオンブルー
先生と生徒、これって生徒が攻?
メガネをはずしたときの先生の目元のシワが好きです