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「敷島が蘭堂を殺そうとしたが童貞(しかもED・・・)である事につけ込んで契約を結ぶ」
というシリアスで重いエロやってるかと思えば、
蘭堂さんの作るお料理を敷島がウマーしてる顔は子供っぽいくらい可愛くほのぼのだし
蘭堂が吸血鬼になったきっかけになった始祖に対するバイオレンス「ギャグ」なシーンの鬼畜顔は尋常ない・・・となかなかほんの1冊ながら芸が細かく、飽きない本です。
そしてストーリーの最後はしっかり沙夜の出生の秘密と絡めた固い絆を感じさせるラブで まとめているのも素晴らしい。
これはゆくゆくはCDドラマで聴いてみたいですね。
攻めでおっさんでヘタレで男前で蘭堂を、ぜひ声で聞いてみたい。
・・・とそこまでなら神なのですが、ついでにつけたとしか思えない付け合せの短編がどうにもこうにも。そこで流れがぶっちぎれてしまうのです。
書き下ろしの後日談まですっと一本で読めればあーよかった。でいけたのでそこで頭をリセットする必要あったのかなぁと。
あんなに短い短編では結局いまいち意味が飲めなかったし、
悪い言い方をすると「このページだけ破り捨てて読みたい」本。
そこが「神」になりきれなかった理由だったり・・・。
童貞吸血鬼×ドSエクソシストのお話。
設定だけでもおいしくいただけそうです。
攻めの蘭堂は一見すると全然童貞には見えないのですが(見た目おじさん?なのに)
その実、あるトラウマのせいでEDになった童貞。
・・・最高の設定ですよね。童貞でEDって。
素敵な響きです。
受けの沙耶も、これまた私好みのドS受け。
ひと肌のぬくもりを知らずに死ぬことを嘆き泣きだす蘭堂を逆レイプしてしまうようなドS神父、沙耶。
最高です。
登場人物が非常に萌えるお話でした。
買う予定作品じゃなかったんですが、「ドS神父」設定に思わずフラフラ~♪
確かにドSだったのですが、その特徴が顕著に出ていて愉快だったのは、導入部の表題。
あとは女王様・俺様・傲慢で、吸血鬼がワンコ化するという化けっぷりに自分としてはコメディの位置づけを。
でも、さもワケアリにシリアスには進むんですよw
エクソシストの沙夜が執拗に追っている吸血鬼の蘭堂。
彼はナイスミドルでそこそこイケてる外見なんですが、いざ捕まえて退治!となると、「ひと肌のぬくもりも知らずに死ぬのか」と未練たっぷりな様子。
何と!!おっさんなのに、あるトラウマで童貞のまま生きてきてしまったと言うへっぽこ吸血鬼だった!!
もう爆笑でしたwwww
結局、沙夜に契約の証のしるしを焼きつけられて、ワンコ吸血になる蘭堂。
二人の前に、魔王だの(その正体に爆!)、蘭堂を吸血鬼にした始祖(380歳なのにメイド服w)だの、障害が現れますが、蘭堂の愛の力(?)と沙夜のドSで撃退いたしますv
沙夜のドSはジャイアンでしたw
淫乱で奔放な沙夜にどっぷりはまる蘭堂のヘタレ時々男前ワンコが、従来の吸血鬼にない味を出していて面白いデス♪
そして沙夜に試練が訪れます。
それは彼の秘められた秘密!
この部分、すごくご都合でえええーー!?とか思っちゃうんですが、ま、ラブバカップルだからいいか、とかって許せちゃう。
ここでも驚愕の・・・白峰様(沙夜の上司)は沙夜の父親だったということと、沙夜は蘭堂より年寄り!?ということ。
これにもトンチキながら爆笑せざるをえない。
以外にシリアスな面を見せながら、毎回毎回、落としているところがたのしいお話でした。
もう一本は、ちょいホラーめいた学生モノ。
この作家さん、前から気になってはいたのですが、初読み。
結構勢いで、矛盾や理不尽をねじ伏せてしまう力がある。
ヘタレヴァンパイヤという設定はあまたあるが、オヤジっていうのがミソで面白かったのですw
吸血鬼・蘭堂茂樹×ドSのエクソシスト・敷島沙夜です。
個人的には申し訳ないですが、普通でした←ホントごめんなさい・・・
ドS受けは非常によかったんですけど、あとは特に・・・って感じでした・・・。
個人的にシリアスならシリアスで通してほしかったかなぁって思います。
コメディはイラナイ・・・。
そしてサタンの退治のしかたが下品で引いた・・・
[忘れた頃に。]
ド短編でした。なので、話もよくわからなかったですし、なんかただ単に昔、可愛がってた子がバスで痴漢してただけな話でした。
むしろ、これ載せなくてもいいんじゃないの?っていうくらい。
はっきり言って、「趣味じゃない」にしてもいいくらいだったんですが、
沙夜のドS受けに免じて「中立」にしました。
私には合いませんでした・・・ホントごめんなさいm(_ _)m