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かわいいかわいいって、たくさん愛をそそいで、濡らしてあげます。
nureru irome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このタイトル…イロメ2を大きくしてくれればよかったのに、くっ……書店のレジに持っていきにくかったよ!
しかし、まさかまさか2巻が出るとは夢にも思ってなかったですよ。
いや嬉しや。いったいどのカップルの話の続きですか?と思てたら1組以外全部だった(笑)
特に壬生谷×白川が気になっていたので、この二人の進行形、さらに野田先輩との高校時代のいたいけな白川君を読むことができて幸せでした。
あの可憐で可愛らしい白川君が、どうやってあんな自信満々キャラに変わってしまうのかというのは解説がなかったけど、彼なりに身につけた防御方法で、あんな風になったんでしょう多分。
相変わらずゴチャゴチャと小難しいことを考えてグルグルしてるし、無精ひげを病的なほど嫌ってるし(笑)このあたりのことを描かれたたった2ページの「ミソカ」が好きでした。
「俺ねー先生ヒゲでもできる」とか言っちゃう桃。そこで「は?できる?」ってなってる壬生谷らしい返し(笑)
このイロメシリーズ、日常のささいな一部を切り取ってネタにしているちょこっと漫画が秀逸で、案外こんななのね、なんて覗き見してるような楽しさを味わえてニヤニヤです。
それにしても、ワンコって…ほんっとにいいですね(*´д`*)
意地っ張りやへそ曲がり、プライドの高いツンツンした年上の受けがいてこそ生きるワンコ。
壬生谷は、自分でフリスビー咥え持ってきて、投げてもらうと主人の足元まで持ってきて、そっと丁寧置くようなワンコ。
桃は、投げられたフリスビーを高い位置で美しくジャンプして取ったのに、転がってたよその人の野球ボールに目を奪われて、見て見てこれ~!とうれしげに持ってくるようなワンコ。
二頭ともに別の魅力で、それはそれは可愛いのです。
草間さんのワンコは格別だな~としみじみです。
短編集「イロメ」の続編で、その中の3組のカップルが出てきます。
「イロメ」よりも好きでした!
前回よりも話がより具体的に感じて、物語の中に引き込まれました。
高校生の幼馴染カップル、光彦とナオシは付き合いたての不安定な時期を迎えます。
エッチがうまくいかなくて不安になる光彦(受け)が切なくなり、また説得力がありました。
セックスがうまくいかないって結構深刻ですよね。
でもBL関係なく、よくあることだと思います。
うまくいって解決!めでたしめでたしってわけじゃないけど、お互いが努力しているという所が健気で可愛かったです。
セックスは大事だけどそれが絶対ではなくて、いろんな道を辿って2人の絆って深くなっていくんだなと思いました。
うまくいったら感動的でしょうね。
あとこの2人、子供時代がめちゃくちゃ可愛いです。
教師と元生徒の2組のカップル、桃山×野田(先生)、壬生谷×白川(先生)は過去を含めた4人の関係性が突っ込まれて描かれています。
なにより、草間さんの「短髪眼鏡は人類の叡智」という至言。
短髪眼鏡+剣道って最高かよ…
草間作品はストーリーの面白さに加え、萌えのツボを的確に突かれる気がします。w
今回は、先輩と後輩の間柄でもある野田先生と白川先生の高校時代も描かれています。
この2人は過去に関係があったわけではないんだけど、理解しあってる感じがなんか怪しい…と疑われているのが個人的に美味しかったです。
白川先生は、正直面倒臭い人だなと思ってしまいましたけど(笑)
このお話は全体的に壬生谷君頑張れって感じなんですけど、野田×白川風味が一番萌えました。
「イロメ」の野田先生と「カオス」の白川先生のお話諸々。
「サイン」は野田先生と白川先生の過去話ですが、白川先生が!
ショタ属性はないのですが、えらい可愛らしいです。
野田先生が好きだった主将を竹刀で叩くシーンが、本当に切ない。
色々騒動があっても、ハッピーエンドでホッとする作品でした。
「イロメ」の一連の始まりが野田先生の話でしたけど、結局ほとんど白川先生だったような。
自分は白川先生と壬生谷くんが好きなので無問題です。
本当、年下大型犬×年上好きにはたまらない作品でした。
『イロメ』の続編です。前作を読んでからの方がいいと思います。
幼なじみナオシと光彦カップルのその後を描いた『よいこわるいこ』『かたくてやわらかい』
ちょっと臆病な光彦がナオシと両思いになって、もっと強い絆を求めて早く身体の繋がりを持ちたいのだけど…というお話。
自制できる攻めは良いな。
結局最後まで出来てないのですが、2人の絆は結構深いと思う。ナイスカップルでした。
野田と白川の高校時代の話、野田と桃山の小旅行など短編が続き、『フロウ』前後編は白川先生を中心にある事件が起こってしまい…な展開です。
考えすぎな白川、シンプルにただ真っ直ぐな壬生谷、なんやかんやで白川を援護してくれる野田、ワンコ桃山が加わり解決に導いてくれます。
最初から「俺が好きなのは壬生谷だけ」で済んだ話なんだけど、停職より壬生谷と居られなくなるのが嫌だなんて可愛いですよね。
イチャイチャの後にまた一波乱でしたが、壬生谷の深い愛でまるく収まってホッでした。
◾️よい子わるい子/かたくてやわらかい
「イロメ」のレビューで書いた通りやっぱり光彦は策士でしたけど、ワルになりきれない高校生なのが可愛いです。
◾️サイン他
野田と白川ってこういう関係だったんだ〜というお話。好きです。草間先生の作品全部好きなので好きですって言ってなくても好きですけれど。白川のたくましさと、野田の案外と世間知らずでピュアな感じ、好きです。
「ヌレル」ってエッチなタイトルだなと思うのは汚れた大人。狙ってないわけないけどね。野田先生のスイッチは大人なスイッチ。
素手よりゴム被せた指で後ろいじる描写の方がより好きです。
こんなにすばらしい告白シーンは見たことない、シンプルな言葉なんだけどこれを言われて嬉しくない人はいないと思う。白川先生が泣くのをみて私も号泣しちゃいました。イロメのCPの後日談なんだけど、いい話ばかりというか、恋をするいじらしさが淡々(まあ色々はあるが)かつ、情緒たっぷりに描かれていて素晴らしかった。BLで読みたいこと全部描かれている。
絵も素晴らしくて(もちろん)構図とか背景とかこんな瑞々しさを感じる漫画ってなかなかないんじゃないかなと思います。決して暑苦しくないのに心にいろんな想いが湧く、静かに深く感動させられる作品だと思います。
そして匂い立つようなエロス、受けの涙がここまで訴えかける漫画もないと思います。その表情ひとつ一つに上品な官能が表現されている、かつちゃんとエロい。やはり草間さかえ先生は天才だと思いました。(みんな知っている)
『イロメ』の続編。『イロメ』に登場したカプたちのさりげない日常が、ウィットたっぷりに描かれています。
個人的には『イロメ』より断然好き。『イロメ』での各キャラの行動パターンから人物像が見事に切り出されて、新たなエピソードに活かされています。
毎度のことですが、どの作品も全部好きで選べない(>_<)
でも、敢えて言えば「よい子わるい子」「かたくてやわらかい」の幼馴染み高校生カプ・ナオシ×光彦が好きかな。
この作品集の目玉である年下わんこ攻めではないんですけどね(笑)
ナオシの家=寺という設定がストーリーにどう絡んでくるのか、最初は分からなかったのですが、後になってこの設定が生み出す演出効果に気づき、唸らされました。
「うらはら」(『イロメ』収録)冒頭の回想シーンで幼い二人が遊んでいた竹藪は、「かたくてやわらかい」の扉絵を見ると、寺の裏山だったんですね。
高校生になった今も、昔遊んだ竹藪は、2人の通学路。そのほかにも、2人で星を眺めた座敷や、手をつないでのぼった長い石段も全て、今も2人にとっては日常の生活空間です。
ずっと変わらない空間で思い出を紡ぎ続ける2人の姿に、
「用心しないと俺はすぐ「幼馴染みの光彦」に戻ってしまう」
という光彦のモノローグが重なってきます。
ゆるがない、変わらない関係だからこそ不安になってしまう光彦の気持ちが、変わらない空間の中で描かれることによって、一層鮮やかに胸に迫って来るんですよね。
そういう意味で、寺というのはこの幼馴染みカプにピッタリの舞台だと思います。
試行錯誤しながらもいまだに挿入に成功していない2人。マンガみたいに(マンガですがw)そうそうすんなりとはコトが進まない辺りも、幼馴染みらしくかわいくて、せつなくて、思わず涙ぐんでしまいました。
野田×桃山の「サイン」も好き。
「イロメ」(『イロメ』収録)で授業中自分を見る野田の目に何かを感じ取った桃山。
学校始まって以来のアホの割には、カンが鋭い。
「サイン」では、そんな桃山の「他の人には分からない信号が受信できる」才能が描かれています。
不器用で、自分自身の本質さえ見過ごしてきた野田には、彼のサインを本能で嗅ぎ取ってくれる桃山みたいな直観派こそがベストパートナーなんでしょうね。
野田が桃山に電話したくて携帯をいじってると、絶妙のタイミングで桃山からの着信が!というラストにも、この2人の関係性が明快に描写されています。
ある意味理屈っぽすぎるほど整然と組み立てられた作品ですが、こういう明快さも草間作品の好きな部分です。
草間さんは、さりげない日常のワンシーンの中に、カプ2人の気持ちが通じ合う瞬間を描き出すのが抜群に上手い作家さんだな~と思います。
マンネリと無縁なのも、大枠のストーリーではなくワンシーンごとのエピソードで勝負してるからかもしれませんね。
実は大きな事件やイベントは何もないんだけど、さりげないエピソードが重なっていくごとに、2人の関係が深化していくような気にさせられる・・・これぞ草間マジックでしょうか。
野田先生かわいいです。
だから早く合体したところを拝ませてください(〃∇〃 )ハァハァ
というか、ヴィジュアル的なものもあると思うのだが、この野田先生・・・この人が涙流しながら感じてるとか、年下の生徒にときめいてるとか、恋で憤ってるとか、なんかこの・・・ニュアンスって言うんでしょうかね。
自分の中の受のイメージ像にいまいち入り込まないので不協和音的に胸にざわつきます。もちろんイイ意味で。
前回イロメのときのしょっぱなフェ・・でもそうでしたが、無駄なトキメキがありました。ありがとうございます
>>よいこわるいこ
幼馴染~な2人のその後、
爺ちゃん赤飯って・・・・息子が穴奪われたときにお願いします。
え?逆?
結局合体ならず!でしたが、この2人は案外これでいい気がします。
攻が真面目でまっすぐっていうのが好印象。
最近の子っていうのはあんまり誠実なかんじがしなry・・
>>サイン
若かりしころの野田先生がかわいいです。
というか、やっぱり「顔に似合わず」っていうと失礼なのだが、似合わず~な設定だと凄く萌えるwwカワイイとおもってしまう。
なんだかなぁ。
大人で、好きな人以外のまえだと案外不遜なイメージなのだが
うんうん。
白川先生も可愛かった。
好きな人のために必死になるってすばらしい。
一生懸命な子。ワタシは好きです。
そしてその一生懸命に触れたからこその今回ハッピーエンド
よく出来たお話だなと最後思いました。
うんうん。
ただ、ちょっといい話すぎる気がしなくもないのだ
最後のオチを期待してしまう自分がにくい
前作「イロメ」のその後話集。
卒業生と先生。幼なじみ。登場キャラ達は皆、既に決まった相手と愛し合っている前提なので、どの話もラブが溢れているというか、限りなく甘い雰囲気です。
特に、いろいろ小理屈こねて逃げ回っていた大人組の二人。
それぞれの年下わんこに、甘やかされて、デレデレにされて、セックスでも自分だけが全裸に剥かれて、ベッドにすらたどり着けないところでドロドロにされちゃっているところとか。
普段はずっと大人で落ち着いている年上の人が、年下にセックスで翻弄されて、可愛くなっちゃってる。
そのエチシーンも、読み手にも充分浸れるだけの分量がありつつ、適度な抑制具合で、安心して見ていられる。
体つきの好みもあるけど、この位の表現が、一番色っぽくて萌える。好き。
幸せで甘い作品ばかりのお薦めの本です。。
急に草間さかえ祭りが来て(笑)ひっぱり出してきました。
とにかく、先生の本はどれも絵、台詞が絶妙な雰囲気を作り出していて好きですが、
特にこれはグッとくる台詞が……!
私は壬生谷×白川が断トツに好きですが、そのストーリーの後半、壬生谷が白川先生に言う「僕が先生を好きになったのは……」からの台詞、特に最高でした。
そして、基本なんだかんだで黒髪受けが好きな私ですが、草間先生の本を読むとそんなこだわりなど吹き飛んで萌えてしまうのが凄い(笑)
ワンコ攻めが好きな人にはもちろんおすすめですが、短編なのできっとどれかはハマってしまう話があると思います。
めちゃくちゃ萌えた―!! 的にパッションが滾りまくるということはありません……が、その分、その世界にいつまでも浸っていられるような雰囲気のある作品です。
草間さかえ先生が初めて、という人におすすめ。
ただ、続き物なので1巻の「イロメ」とあわせて読んでみてください。