あやしの君の恋模様

ayashi no kimi no koimoyou

妖神们的恋爱故事

あやしの君の恋模様
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×211
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
71
評価数
18
平均
4 / 5
神率
22.2%
著者
琥狗ハヤテ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
あやしの君の恋煩い
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784862639295

あらすじ

孤独な狼族・ロウランに使えることになった妖狐族のシュロ。狐に世話などされたくないと突っぱねるロウランに、シュロは持ち前の健気さで料理をふるまい、時には自分の体を差し出したり!?ドタバタ押しかけ女房生活v始まり!
(出版社より)

表題作あやしの君の恋模様

ロウラン 最後の一匹の狼族
シュロ 妖狐,阿宇良と吽可の子

同時収録作品あやしの君の恋夫婦

阿宇良 白狐
吽可 赤狐

同時収録作品情熱のカーラアシュワ

トルテガ・メディック 栄養ドリンクの精
浅田一馬 サラリーマン,28歳

同時収録作品ミリオンダラー・フレーバー

葉川ヒロ 大学生
フランク・A・メティス 紅茶の精

その他の収録作品

  • あやしの君の育児日誌。(描き下ろし)
  • あとがき
  • 作品解説

レビュー投稿数8

子まで成したか!!

前作で恋人同士になった阿宇良と吽可になんと子供がーっ!!

まぁ、普通はできない事なのでしょうが
妖狐の頭首にしか使えない術があるらしく、その名も「魂練成の術」!!
どうしても吽可との子が欲しくて(でもオス同士、普通には作れないわけで…)
そのために頭首にまで上り詰めた阿宇良すばらしい。
そうしてできた子(シュロ)が今回の主人公とでも言いましょうか。

なんでも最後の1匹となった狼ロウラン。
その世話役として側につくシュロ。
だけど、最初は側によるのも嫌がられるくらいに避けられて…
でも根の優しいシュロの行動にだんだんとロウランも惹かれはじめ
結ばれる事となりました(めでたし、めでたし)

それを寂しく思う親バカの阿宇良。
はいもう1匹頑張りましたよ!!
だけど2匹目の子はかなりの策士で
父親vs息子の母親を巡っての争いです(笑)
でも1番強いのはなんと言っても吽可という事で一件落着。

6

ふたたびモフモフ&ちみっこモフモフ最高!

妖狐の頭首・阿宇良と副党首で恋人の吽可の間に生まれた子供・シュロと、たった一頭の生き残りになってしまった為、神様に妖狼にされた孤独なロウランのお話です。
異種混合マッチwww
このシュロが、吽可似のイイ子なんだ~v
優しくて、健気で、親の愛情をたっぷり受けて育ったっていう感じ。
阿宇良は親ばか丸出しになっていましたから(爆!)
余談ながら、男同志だからお父さん&お母さんじゃなくて、両方とも父上なんですよねv
このロウラン、望んで妖狼になったわけでないから俺にかまうなって、すごくツンケンしている。
狐なんかの世話にならないと、突っ張ってみせるんだけど、シュロの料理に胃袋を持って行かれたのかな?
何があっても健気に尽くすシュロに対して葛藤する心の苦しさでしたが、ほだされちゃったのねww
もうっ!どんだけ年月かかるのよっ!
ちょっと天然のシュロがとっても、とってもかわいかったデスv
ところで、狼と狐の差をどういう風につけるんだろう?と思っていたのですが、ロウランを黒髪にしているからなのか、狼に見えました。
シュロを吽可似にしたから、狐という刷り込みが自分の頭に出来ていて差別化できているのかもしれませんね。
そして、吽可が強い!やはり予想した通り阿宇良は尻に敷かれ気味というのが、アットホームな雰囲気出ていて良かったんですよねv

『あやしの君の恋夫婦』はアンソロで既読、そこにレビュしているので割愛しますが、見どころはどうやって出産するのか?
それと、ちみっこモフモフ~赤ちゃんシュロの可愛さですーーー!!
親としての愛情なんかもあって、実にいいお話なんですよ。
それに描き下ろしで『あやしの君の育児日誌』、本編終了後二人目が生まれて、その子育て日記がまた爆笑です。
今度は阿宇良似らしいですが、目付が悪いんですよーw

あと、疲れている人間への神様の贈り物が2編。
一本は、ドリンク剤、もう一本は紅茶。
ドリンク剤は絶倫そうです(爆!)何だか”ラブ注入♪♪”みたいなシーンに思わずニヤニヤ。
二人とも男っぽいガタイよしの組み合わせなんですが、疲れ果てて弱音を吐いて泣く人間が、何かかわいかったデス。
片や、紅茶はいつも乾燥剤を抱えた神経質(デリケートとも言う)そうなひきこもりみたいな奴。
この紅茶の服装が萌えます。
ストッキングにブーツですよー!
それに紅茶は蒸らすといい匂いがするそうなんでww

今回はファンタジーまるまる一冊。
琥狗さんのいいところが全部出ていた本でした。
まだまだこの「あやしの君の~」は何らかの形で読みたいなと思ってしまうくらい好きなシリーズです。

4

もふもふにさらに「けなげ」を追加

まずこのシリーズの世界設定が好き。
守り神、という設定は単なる擬人化を一歩越えてます。

そして位は高いけど神にさせられたのが遅いため、よその世界の事はわからない、永遠の命だってどうでもいい、おまけに野性そのままの憎しみまで抱え込んじゃってるひねた子供のような狼の神様ロウラン。
それにたいしてただ単に恐怖に感じる狐たちの中でシュロは父親たちの愛情にガッツリ抱え込まれて育ったよい子なので、孤独さを察し自分たちも分かってもらおうと懐いていくんですね。
父親たちはどっちも軽くツンだったわけですが、今回はどちらも本当はワンコなのかも。

そんなロウランが心を開き、シュロに逞しい肉体を見せるシーンにゾクッときました。
「お前を守るためにある」
というすざましいまでの包容力を保証できる分厚さがセクシーです・・・。
シュロの努力によって位は高いけど駄々っ子のよーな若さが目立つロウランが大人になった感じがしたのです。
それに対して抱かれてるシュロも結構いいカラダなんですよね。エロい。

そして続くのはそんなシュロがどうやって育ったのかを前作から繋ぐ子育て話。
うーむ。シュロのエロさは確実にウンカ譲りだな・・・。

そこまでの完成度のあるあやしのストーリーに付け合せ、な感じのする精霊話があまりにも安直な設定に感じた上に世界的に近くないのでそこでザクザクっと萎えて残念。
二人目爆誕四コマ漫画は好きなんだけどそこまでにもう一本、なにか欲しかったか、順番かえてほしかったかも・・・。

3

ちびっこモフモフ最高!!

琥狗ハヤテさんの描くちみっことモフモフが大好きです。前作の「恋煩い」の阿宇良と吽可の子供が出てくると知り、ワクワクしながら読み始めました。

2人の子供のシュロちゃん、吽可に似ているからか阿宇良の親ばかっぷりが半端なくてキュンキュンしました。そして、シュロちゃんの無自覚な色気!無防備に寝ている姿に私も鼻血が出そうになりました…。おまけに健気!!そりゃあ、ロウランも好きにならないわけがないと!!欲を言えば、続きがもっと読みたかったです。
でも何と言っても、ちみっこ達のキュートさにクラクラしました。二人目と言わず、何人でも作って欲しいです(笑)

とっても萌え萌えだった前作と今作だったので、続きが出ないかな~と楽しみにしたいと思います。

3

この肉体に、もふ耳

なにげに、ケモ耳物には弱いんですが、琥狗さんのモフモフは、格別です。
とにかく、この胸板のしっかりした肉体美。
デコラティブ、かつ微妙に露出の多い装束。
アクセサリー類や履き物までがいちいち行き届いていて、
これらをこのまま崩すことなく縦横に動かす画力!!
更に、間に挟まるチビキャラも、ファンシーなキャラクターとしての完成度が高いこと!
お話も、夫婦と親子と、そして愛し合う伴侶を得るまでと、とっても良かった。
ただ惜しむらくは、ケモ耳は前半で、後半は違うシリーズのお話が入っていること。
この、ドリンクの妖精とお茶缶の妖精のお話、このお話自体は、これはこれでおもしろいし、どっちの妖精も、なかなか好きなキャラクターだし、まあ、広い意味でファンタジーなのは一緒なんだけど、、、
コミックス1冊分に作品がたまるタイミングが、同じシリーズでまとめられるタイミングとずれちゃうのは仕方ないとして、せっかくの作品が、こんな風にバラバラに本になっちゃうのがなんとももったいない。
この妖狐シリーズだけを1冊にまとめて、カバーもBBCの標準デザインじゃなくもっときれいな紙を使って新装版とか出してくれたら、文句なく「神」にするのになぁ。

2

「恋煩い」続編

2011年発表。
「あやしの君の恋煩い」の続編が表題作となっている短編集です。

「あやしの君の恋模様」
前作「恋煩い」では辺鄙な稲荷神社で社守修行をしていた阿宇良(あうら)と吽可(うんか)の2人ですが、本作では2人は伴侶であり妖孤族の頭首と副頭首になっており、なんと子供もいる!
一人息子のシュロ(吽可似)はすでに20才前後です(←実年齢は不明。何せ阿宇良たちは千歳越え!)
物語は、このシュロの恋物語。

お相手は、この世でたった一匹になった最後の狼・ロウラン殿。
はじめロウランはシュロを遠ざけていたけれど、献身的で素直なシュロを愛するように。
…すると、狐って耳がいいんですかね?寝ている阿宇良が飛び起きて『シュロの悩ましい声が聞こえる〜〜‼︎がぁぁぁっ!』
まあまあ、といなす吽可。そして素肌をチラ見せして言うには。
『お前の愛は ロウラン殿に負けるのか?』
今の吽可は一枚も二枚もうわて…
弱気だった前作からグッと強さの出た吽可です。そしてシュロの素直さがいい!

「あやしの君の恋夫婦」
遡って、シュロの誕生秘話。
阿宇良が遂に妖孤族の頭首に。
しかし挨拶回りもそこそこに、吽可を捕まえて頭首にならないと使えない妖術・魂練成の術により、吽可との間に子を成そうとする阿宇良。
2人の尻尾の妖力で新たな生命を作り出す…この一回のHで即、吽可の尻尾から赤ちゃんが爆誕!それがシュロです。
赤ちゃんシュロがまあ〜〜可愛いのなんのって。
さて、ロウランと結ばれたシュロはお嫁入り?父2人は寂しい…
2人目作ろっか…?と吽可が誘います。

「情熱のカーラアシュア」
擬人化もの。
本作は何が擬人化されているかというと、何と「栄養ドリンク」。
言う事聞かない後輩のお世話に疲れ切ったリーマンが買った栄養ドリンクから、ランプの精みたいな美アラブが出てきた!そしてリーマンを抱いて栄養と愛情を注入してくれます。

「ミリオンダラー・フレーバー」
こちらも擬人化もの。
缶入りのノンカフェイン紅茶、の精・フランです。
ジャケットを着込んだ金髪男性で、湿気や日光がダメで夜しか出てこない。
卒論に煮詰まって努力がツラくなってきた真面目な大学生・ヒロに努力の大切さを必死に説くフランです。
今になって考えてみると、「擬人化BL」を初めて読んだのがこの2編だったかも。
2編とも描き込みがしっかりしているし、キスシーンがいい。

「あやしの君の育児日誌。」
ちみっこ絵の4コマ漫画3本での構成。
第2子が爆誕しました!今度は阿宇良似の赤ちゃんですが吽可に抱かれて悪い顔でニヤリ。阿宇良は本気で赤ちゃんと吽可を取りっこ。
そこで雷を落とす吽可。結局吽可が一番怖い存在なのです。


1

再び!

ハヤテさんのファンタジー作品集+.(・∀・)゚+.
よもや続編が出るなんて思ってなかったので嬉しかったっ
というか、これの前のやつこの間読んだんだよね
タイミング的にはピッタンコだったんじゃなかろうか
私のことだから、きっとこれ発売当時に読んでたら記憶からスッパリ飛んでたに違いない。この鳥頭っ
お話は、前回の漫画でメインカップルだった狐さん2人の子供と、孤独な狼~なお話。
というか、子供!?え?!いつの間に!?
と思っていたら、わりとミラクルな方法で誕生してましたねw
なんか、好きにしてください状態
だけどもやっぱりお子様はカワユイのであります。
母(?)にしか懐かない子供、ヤキモチを焼く父の図が好きでした。
さて、メインの二人。
孤独の狼、絶滅した狼の中で唯一残った1匹。
その狼の面倒を、世話を焼くようにと言いつけられた狐。
その役を買って出たのが、二人の息子であるシュロ。
はてさて、たどりつくところは~なわけなのです。
ハヤテさんおきまりの、ガッチリ体系の可愛い系受なわけです。
毎度この、不用意に顔と合致しない性格というかキャラクターはどぉよとちょっと思ってしまったりするのだが、これがまずいいのかもしれない。
強がって、反発して、誰も近づけないオーラをまといながらも、仲間のぬくもり、愛を求める狼さんはちょっと可愛かったです。
シュロにハァハァしてる姿萌え。犬の習性とか・・・可愛いじゃないか。
「シュロの淫らな声が聞こえる」
最後のこのコマが好きでしたwwww息子の・・・モエ

>>情熱の~
栄養ドリンクの擬人化ww
エロがちょっと薄めなのが難なのですが、「注入」の地点で合点がいってしまいました。栄養補給にイッポン!!否、一発!というヤツでございます。
ちゅぅか、コレって注入しすぎてカラッポになったりはしないんでしょうか

>>ミリオンダラー
紅茶の擬人化w
ぷーな感じが可愛かったです。
乾燥剤を抱いてたりとか、蒸らしの法則とか
妙にツボをついてくる作品。
プレイちゅうに匂いたつ・・・とかちょっと萌える

巻末の4コマも可愛かったですね。
この目つきの悪い次男くんがもう少し大きくなったら
もう1冊でないかしらwとちょっと淡い期待を抱いてしまった

2

意外とあっさりなんですね…

既刊の『あやしの君の恋煩い』が好きで、その続編ということでウキウキしながら読みました~w
あの二人の間にベイビィができてたことに驚き…!!!そして感激しました…!
ゲイカップルの出産(っぽい展開)とか子育てとかちょーツボなので、そこんとこをもっとガッツり描いてほしかったのですが…子育てシーンは意外と短かったのが残念でした。。(´-`)ショボン
で、本編の二人の息子と狼との恋愛ですが…
うーん…な感じ。。。最後の一匹という狼族のロウランが、思いの外威厳がなくて頼りなく、案外とすぐに心を開いてしまったのがどうにも解せない感じでした。
もっと気高く、博識で冷酷な孤独を愛す孤高の狼を想像していたので、「アレ…???」と気が抜けてしまいました。
あまあま・ほのぼの寄りのストーリー展開よりは、シリアスでせつないものを期待していたので、少々……いや、ずいぶんとガッカリしてしまったというか…。
自分の先入観に問題があった気もするので、これから読む方は私のような先入観を持たずに読むことをオススメします。
全体的にコミカルな明るいストーリーが多い1冊です★

《個人的 好感度》
★★・・・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★・・・ :構成

1

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