あやしの君の恋煩い

ayashi no kimi no koiwazurai

あやしの君の恋煩い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×27
  • 萌10
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
118
評価数
29
平均
4.1 / 5
神率
41.4%
著者
琥狗ハヤテ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
あやしの君の恋煩い
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862633644

あらすじ

とある稲荷神社を守るのは、身分の低い真面目な赤狐・吽可と、血統はいいけど素行不良な白狐・阿宇良。
素直になれない吽可と、いつでも直球勝負な阿宇良の恋やいかに!?
大人気けもみみシリーズのほか、読みきり作品&描き下ろしもたっぷり収録★
出版社より

表題作あやしの君の恋煩い

白狐 阿宇良
赤狐 吽可

同時収録作品露と消ゆ

雷の守 叢雲のクギラ
与四郎 人間

同時収録作品チーピング!

忍 弁当屋店長
陸 モデル

同時収録作品ゆびきり

西幹夫 西組若頭
矢橋カオル 刑事

その他の収録作品

  • あやしの君の恋煩い 番外編 暗夜行路
  • あとがき

レビュー投稿数13

大きいのも小さいのも・・・もふもふ

ケモ耳ファンタジー系の短編集です。オジサン・筋肉好きもようこそです。
作画が丁寧で細かいところまで美しいので、和風・神話風テイストがお好きな方は、画を見ているだけでも幸せになれると思います。やっぱり男はガッチリしてないと、って思っている方向きの絵柄です。吽可はおとなしめの受けちゃんですが、きちんと男をやってます。
お話は全体を通して、やさしさとか思いやりとか暖かくなれる要素がつまっていると思います。

6

ケモノいっぱいのデビュー作

琥狗さんのデビュー作。
ケモノや人外がいっぱいで大変に楽しかったです。うふふ。
表題作シリーズ。お社を守る狐×狐。
高位の白狐×下位の赤狐。
身分違いの恋の切なさとか、お互いを思いやる気持ちにはきゅんきゅんします。
耳と尻尾のもふもふとちびっこ時代のぷに感が素晴らしい。

他にも雷神さま×人間など人外スキーの方に優しい一冊です。
や、現代物もおもしろかったよ。893×刑事の憎めないヤクザのミッキーとか。

さりげなく受もいい身体してるのが個人的には大変ポイント高いです。

6

琥狗さんのモフモフやっぱりいいわ~っ。

稲荷神社にあるお狐のお話です。

小さい頃からみんなに虐められてた赤狐の吽可。
唯一、自分を守ってくれた存在が白狐の阿宇良。
だけど身分からいって白狐は1番上、赤狐は一番下。
小さい頃はいつも一緒にいたのに、いつの間にやら2人の間は広がるばかり…
気持ちは阿宇良に向きつつも、やはり引いてしまっている。

だけどそこは阿宇良の性格とでもいいましょうか
ちょっと(いや、かなり)強引なところはありますが
吽可を手に入れ、大事にしてくれてます。
吽可も阿宇良とそういう関係になってからは結構なツンデレで可愛いヤツです。


この本の半分以降は3つのストーリーが入ってましたが
その中でも、このお狐様と同じような性格のキャラが出てくる「ゆびきり」ってお話が好き。
ヤクザ×刑事(幼なじみ)のストーリーですが
いいヤクザといえばいいのか?人情たっぷりで昔気質のヤクザ。
カオル(刑事)ちゃん大好きなところがとても良いvv
お互いの立場からしたら、あまり良い関係とはいえませんが
ミッキー(ヤクザ)が絶対に守ってくれるでしょう。

6

ケモミミと妖しのダブル効果で激萌え!

(=´Д`=) イイ!
稲荷神社に置いてある2体の狐の石像が
人型になって愛し合ってるというお話なんですけど・・・

妖狐の眷属の狐さんが配属されているんですよね。
まあ、警察で言えば交番勤務みたいな?
白狐の阿宇良は、良家の狐で
赤狐の吽可は、平狐ということで身分違いの恋v

体つきはどっからどうみても♂×♂なのに
受けの吽可の色気がたまらんのですっ!
チビキャラもかわいくてかわいくて
はうはう(=´Д`=) しますv

他、短編集がつまってまして・・・

神様と人間の恋。

弁当屋とモデルの恋。

ヤクザと警官の恋。

が入ってました。どれもきゅきゅーんとくるものばかり。

神様と人間の恋のお話は、短編ならでは!
美しくまとまってましたねぇ。
神様に恋をした人間は、どこへいってしまうだろう・・・。
なんだかちょっと怖いようなせつないお話でしたが
短編が終わるたびにミニキャラと作品についてのコメントがあり
ミニキャラがとっても幸せそうだったので、よかったです。

5

もふもふ感がサイコー!

ケモミミ萌えを知った初めての作品。
琥狗さんの絵は線が力強く、一見固そうなのに実にしなやかな描写にすぐれているような気がします。
それがケモミミ尻尾のモフモフに実に有効に生かされて、絵を見ているだけなのに実際に触って感じているような、毛皮の柔らかなな手触りが蘇ってくるから不思議なんですよv
またそのしなやかさは、描かれる人物が皆ガタイの良い身体なんですが、筋肉にも感じ取られます。
質感の描写の優れた作家さんなんだな~と思った最初の印象です。

お話は妖狐の身分違いの恋ですが、そのガタイに反して実にかわいらしいんです。
家柄のよい白狐の阿宇良と、一番身分の低い赤狐の吽可。
阿宇良はやんちゃで狐じゃなくて狼みたいのエロ魔人でw、でも吽可が子供の頃から大好きで。
吽可身分違いとちょっと遠慮するところがあって、奥ゆかしい部分もありますが、阿宇良が大好きで。
吽可が一見すごく色気のある女性とみまごう感じの男子なのかと思いきや、身体はしっかりガタイのよい男だし、顔だって中性的ではあるけれどちゃんと男子してるし。
そのマッチョ感をカバーしているが前述した筆のしなやかさなんでしょうね♪♪本当にそそられます!
また、チビ阿宇良もチビ吽可も滅茶苦茶かわいいんですよー!!
猛絶対オススメです!
この二人のその後とか、まだ作品になってますから一冊にまとまった折を期待してますw

もう一編、雷神と人間の切ない話もとっても素敵です!
本当に琥狗さんは人外モノを描かせたらピカイチだと思います~!
まさか、これが初コミックとは驚愕だったのですが・・・

あと他に2本、
お弁当屋さん×モデル、ヤクザ×刑事の幼馴染モノ が載っていますが、これもライトで、でもみょうちきりんでなくしっかりまとめられていて好感持てます。
このヤクザがヤンチャでワンコで狼でwいい味出してました♪

5

身分の差なんてなんのその

いつか読もう!と積んでたもの。
なんで積んでてんっ!自分・(*-ω人)
身分違いとか、片思いとか、気の強い受を愛しすぎちゃっとる攻とか。
いろいろツボをついてくれる作品でした。
というか、狛犬ってのがまた妙に萌えますね。
あれ?狛犬じゃなくてキツネ!?

みんなに敬われる白い狐。そして下等とされる赤い狐。
二人の出会いから今、身分違いの恋。
許される関係ではない:::けれど~・・・とかいいながらわりと楽しくあかる天真な二人が好きです。
というか、ワイルドなんだか、一本気なんだかアホなんだかよくわからん攻がけっこう好きでした。
なんでもあって、みんなにも認められてて。そんなヤンチャなところから~な転進も良かったですね。
受も受けで、なんだかんだで口が悪かったりなんやかんや~な部分をもちつつやっぱり愛しちゃってるわけなので、引け目を感じつつも。
良かったです。よかったといえば、あんなに可愛くて乙女顔だった幼少時代から、ちゃんとガッツリ男の子に育ってるっていうのはミソですね。
ハヤテさんの漫画の受ってまぁ可愛い系じゃないんですが今回も変わらず。
ガッツリ雄同士に見えるのがなによりでございます。
「好きになってごめんなさい」
可愛すぎて危うくうっかり(◎'Å`)キュン

■露と消ゆ
雷神さま×人間ですね。
ハヤテさんのファンタジー。好きです
森に迷い込んだ人、そこで待っていたのはあきらかに異様のもの。
逆らえない魅力に抗うことができず重ねた身体は甘い。
夢から覚めたそこで本当に求めていたものを・・・
短いお話ですが、雷神様が男前なのでしたww
幻想的といえば幻想的 かな

■チーピング
大好きなお弁当屋さんにペロリと食べられてしまうというお話
可愛いんだよ受がww

■ゆびきり
警察とヤクザ。相容れることが許されないところにある二人。
昔の幼馴染。同じ目的をもっていたはずなのに・・・!?
けっこうオヤジ~な攻が好きだったりします。
いいチンピラってのもあるもんですが
こういうのはリアルにはどうなんでしょ?
あんまりリアルに知り合わない(や、しりあいたくない)のでよくわからんのですけど
攻守が逆でもかなり萌えたかなと思う作品でした
一言、幼馴染っていいよね!

5

もふもふ最高!!

琥狗ハヤテさんの描く男らしい筋肉とそれなのにセクシーな身体が好きです。おまけにケモミミも。

稲荷神社を守るというお役目があるのにしょっちゅう抜け出し、愛を深める2人(夜な夜ないなくなるのでまじないで台座に縛り付けられる場面では吹き出しました)。身分の差を気にする吽可に変わらない態度で愛情を信じさせる阿宇良にキュンキュンしました。また、子供時代のちびっこ二人にホッコリ癒されました。
他のお話も短いながらキュンキュンできて、萌え萌えの評価です。
次巻ではまさかの子供も誕生してるらしいので、ワクワクしながら読みたいと思います。

6

デビューコミックス

大大大好きな琥狗ハヤテ先生の、2008年発表のデビューコミックス。
琥狗ハヤテ先生らしさ全開のケモミミものの表題作、プラス短編3作収録の短編集。

「あやしの君の恋煩い」
『ここはとある稲荷神社』…と始まる本作。
あまり人の来ない辺鄙なお稲荷さん、そこの一対のお狐さまが、実は「妖狐」で、片や上流階級の白狐・阿宇良(あうら)、片や平狐である赤狐の吽可(うんか)での「守り狐」。
2人は小さな頃からの幼馴染。そしてその頃から阿宇良は吽可が大好きで…
とはいえ、阿宇良は上位の狐なのでいくらでも女が寄ってきてモテモテ。一方下位の吽可は自分なんかが阿宇良と親しくてはいけない…
身分差BLでもあります。
琥狗ハヤテ先生の絵柄がまたいいんですよね〜!
阿宇良は男前。吽可は褐色で美人、しとやかな雰囲気なんだけれどしっかり「男」であり、筋肉も美しい。
そして、2人の子供時代のエピソードでは、ハヤテ先生のちみっ子絵が最高です!
ぷにっとしたほっぺにおっきなお目目、ふっさふさのしっぽ…
いじめられっ子で泣き虫の吽可を守りたい阿宇良。
でも今は吽可の方がすぐいちゃつこうとする阿宇良を正すしっかり者になっています。

「露と消ゆ」
時代物でありファンタジーであり、神話的なお話。
いつも登っている山で迷ってしまった与四朗。見た事のない沼のほとりで鬼が釣りをしていた…
鬼は雷の守。触れられると抗えず抱かれる与四朗だが…
ハヤテ先生って本当にこういう神話的な世界観を絡めた人外ものがうまいと思う。

「チーピング!」
イケメンお弁当屋さんx人気若手モデル。
モデルくんは足を骨折してしまい、元々憧れてたお弁当屋さんのデリバリーを受ける。嬉しいんだけど天邪鬼で生意気な事ばかり言ってしまう…
でもお弁当屋さんの方もモデルくんを可愛いと思ってましたよ、というお話。

「ゆびきり」
地域のヤクザ・幹夫と刑事である矢橋の幼馴染BLであり、再会BLです。
職業的には敵の2人だけど、コミカルなテイストの話です。

2

ケモ耳とふさふさ尻尾に飢えると読みたくなる作品。

阿宇良は由緒正しい家柄の白狐、吽可は赤狐というヒエラルキーでも下層の平狐。
赤い狐は妖力が少なく無能とバカにされる。
吽可も落ちこぼれと言われて…、けれど阿宇良はそんな吽可をいじめっ子から守ってくれて一緒に過ごしてくれる幼なじみ。

成長したふたりはいっしょに御社を守る駒狐として、山奥の稲荷神社で修業しておりましたとさ。

ちょっと身勝手で性欲過多で、事あるごとに迫ってくる阿宇良に真面目な吽可はいつも抵抗するのだけれど、吽可も阿宇良のことを好きなので、流されてしまう。
ふたりは両想いだけれど、身分の差がどうしても気になってしまう吽可。
自分のような赤狐に関わっていたら、阿宇良の出世や名前に傷がついてしまうのでは?
でも、やっぱり好きだから一緒にいたい…。
でも、一緒にいたら…。
一見ふたりの気持ちの比重は阿宇良の方が大きく吽可好き好きーって感じですが、好き度からしたら吽可も負けてません。
それどころか、吽可のほうが阿宇良を想う気落ちは大きいような気がしてならないんです。
自分が身を引いた方が良いと思っても、やっぱり引き切れずに相手のことを求めてるって感じが良かった。

ところどころに挿入されるふたりの子供時代が萌えです。
ちび阿宇良とちび吽可がかわゆい!
変化練習で、上手く変化出来ず地面にべしゃっとなる吽可の「きゃんっ!!」に身もだえました。
なんというドジっ子!なんというぷにっとほっぺ!
ぷにぷにたまらん!と取り乱すぐらい萌えます。
ああ、可愛い。

成長した姿との落差にもかなり萌えます。
こんなぷにっとした子たちがこんなに男らしくカッコよく、男らしく美人さんに育つのねー

ケモ耳とふっさふさ尻尾が素敵なふたりの話がもっと読みたかったです。
カラー口絵で阿宇良はちびっ子吽可を、吽可はちびっ子阿宇良と絡んでるのですが、ちびっ子吽可を見つめる阿宇良の視線がなんだか、イタイケな子供をどうかしちゃいたそうなイケナイ大人に見えて仕方がないのです。

『露と消えゆ』雷神(でよいのでしょうか?)×村の青年
シリアスで切ない系、むかし噺のようなテイストのお話。
こういう話大好きです!
いけない、駄目だと思っても想いが抑えられず、良かれと思ってしたことが逆に相手を苦しめてしまう。
苦しんでいる様を見て、ああ自分の行いは相手を苦しめてしまったのか…と迎えに行ってハッピーエンド。

『チーピング!』『ゆびきり』も軽いコメディのりで可愛くて読みやすい短編でした。
男性は男性らしく、と線が細い作家さんではないので、ひょっとしたら線が太いと感じるかもしれませんが、それも魅力の一つなので男らしい、男の子らしい受けが好きな人にはおすすめです。

各話の終わりにぷにキャラと制作裏話的なあとがきがあるので、それも読む上での楽しみのひとつ。

6

ケモミミに萌えました

小さな神社を守るお狐さま2匹。でも、このふたり(二匹?)には、飛び越せない身分差が横たわっています。
身分の高い白狐・阿宇良は、もてまくりで喰いまくり。でも、小さな頃から身分の低い赤狐・吽可のことが気になっています。いじめっ子から守り、友達のいなかった吽可といつも遊んでいたんです。
身分は低くても、成長した吽可は妖力が強く、阿宇良おそれを認めているんですが、妖狐の中でも最下層である赤狐では釣り合わないと思っています。

そんなところへ、ライバルの白狐登場! 逃げ出す吽可。その吽可を迎えに来てくれる阿宇良。
「ああ、俺のモノにしたい!」と誘い受けの吽可。
いや~ん、色っぽ~い! 吽可も「綺麗だ」と、ちゃんと口説いてくれるしねぇ。ってか、ベタ惚れなんですよ、実は。

もふもふとかケモミミとか、こんなに萌えるんだ~と嬉しかったです。
絵柄がちょっとくせがあるんですけど、そのくせがケモミミとかもふもふのシッポにすごく合ってて、ツボでした~。

全部が全部ケモミミだらけじゃないんですけど、どれも面白くて、サクサクッと読み終えられました。ファンタジーとか、絵柄とかが苦手じゃなければ、オススメしたい1冊です。

4

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