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作家さんの新作発表
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名作すぎて、今更私がレビューを書く必要はないかとも思いましたが、でも是非書きたいと思ったので書きます。
私は実写映画を先に見てから、この作品を読みました。
映画では、主演の○宮くんや阿部サ○ヲさんの演技や、劇中に流れている音楽等に感動を覚えた私ですが、漫画では音楽もないし勿論○宮くんの切ない声等が聞けないけれども、どうなのだろうか?と少し不安でした。
しかしそんな不安は無駄でした。
実写映画とはまた違った切なさや悲しさがありました。
「教えて姐さん」のページで、映画と漫画の違い等について質問を出させていただいたところ、皆様懇切丁寧に教えてくださいました。
その節はありがとうございました。
そこで皆様が教えてくださらなければ、この作品は読まずに、映画だけを観て満足して終わりでした。
上手く“ここがいい!”ということが伝えられないので、「とにかく読んで!」としか言えないかもしれません…。
でも、あくまで私の意見ですが、映画を先に観たほうが切なさが大きいような気がします。
水野という一人の男の理不尽な境遇、周りの汚い人間達、笑えるシーンは少ないですが、ホレたハレた浮気したという内容があまり好きでない方にぴったりの、読みごたえのあるしっかりした作品だと思いました。
それと、私はまだ1巻目しか読んでいませんが、現時点であまりBLではない気がします。
水野に憧れてる少年の想いの部分だけかなと思います。
1巻の最後は、次巻がとても気になる内容でした。
上手く言えなくてすみません、本当に買って読んでよかったと思いました。
一人でも多くの人に読んでもらいたい、そんな作品でした。
もしかしてだけど~もしかしてだけど~
お江戸の将軍は女性だったんじゃないの~
よしながふみ様の力量がハンパねぇ。
歴史をひっくり返す強引な力技で勝負されまくっても、それが度肝を抜く圧巻の面白さ。
圧倒される漫画とはこの漫画で決まりでしょう。
女性らしさとは。
男性らしさとは。
人間らしさとは。
私たちは生きるために貪欲になってしまう生き物だと改めてこの作品に思う。
男女逆転の世界、登場人物全員が必死で生きている。おすすめです。
著名な作品なのに、なんとなく敬遠して今まで目を通していなかった。
讀んだら、忽ち惹きこまれてしまいました。今日から1巻ずつ読むことにします。
倹約で財政を立て直した吉宗の話。
可哀そうな男前の水野。
「未婚の将軍のお相手をするものを「ご内証の方」といい、夜伽のあと10日以内に自害をすることに定められている」・・これはホントのような嘘。
男女逆転世界だから、そうなってしまうギャグ。これを真に受けたら歴史のテストは赤点、大笑い。
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「御内証の方」:
「内証」の丁寧語・尊敬語
将軍は主に「将軍付き御中﨟」の中から側室を選んだ。将軍付き御中﨟は最初からみな側室候補生。
お手つきとなった御中﨟は「御内証の方」と呼ばれたが、陰では、将軍のお手がついた御中﨟を「汚れた者」、そうでない者を「お清の者」と呼ぶ、嫉妬の表れによると思われる習慣があった。
将軍の子を産んだ側室(お部屋様、お腹様)は二の丸や三の丸に移ったが、子を産まなかったお手つき中﨟は、桜田御用屋敷に送られ、将軍の菩提を弔う生活を一生涯強いられ、実家に帰ることは許されなかった。実家に戻れたのは、「お清」の中﨟だけだった。