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ashita kara mouichido
道端で拾った成人男性
平凡リーマン隼也（受）がある日道端で拾ったモノ。それは物ではなく者。
なぜか記憶喪失になってる有さん（攻）実は有さんは隼也が勤める会社の若社長だったのです。
いきなり始まった若社長との生活。会社では平社員の隼也ですから、普通だったら接点などなかった二人。奇妙な同居生活が始まります。何も思い出せない有さんは居候の身なので、甲斐甲斐しく料理をして隼也の帰りを待ってます。有さん・・・俺様度マックスな顔して、可愛すぎるっ！
以前から会社で見かける有さんに憧れていた隼也。
記憶喪失の自分を何も言わず居候させてくれた隼也が気になる有さん。
あっという間に恋に落ちてしまう二人の話です。
無事恋人同士になった二人ですが、甘い同棲生活は長く続きません。ある日、有さんは以前の記憶を取り戻し隼也の前から消えしまう。今度は隼也との出会い～同居生活までの記憶を失くして。。。
昔のように若社長と平社員。接点のない生活に戻ってしまった二人。すれ違っても隼也に目も向けない有さん。隼也が可哀想で切ないです。だって、隼也は有さんと過ごした日々を忘れていないんですもの。そりゃ切ないよ～～
二人はもう一度出会い、また恋に落ちる事が出来るのか！？
久々に読んだ果桃さん作品。相変わらず絵は可愛らしいし、良かった。何より表情から俺様オーラ全開の有さんがツボッた。面白かったです。
表題作他、お隣さん同士、先生×生徒、のお話も収録。巻末に有さん×隼也のその後も描かれていて、大満足な1作でした。
Hの展開が合わなかったかな…
結構好きな要素が入っていたのに、今一つ萌えられませんでした。
う～ん、どこが合わなかったんだろうと考えても、はっきりした要素が浮かばず…でもあえて言うなら、Hシーンの展開（あるいはHへの持っていき方）がちょっと唐突で引いちゃったからかなと思います。
表題作は、記憶喪失、可愛くて一途な受け様、受け様の片想い状態の切ない展開という大好きなストーリーだったのですが、攻め様の気持ちの変化がほとんど描かれてなかったので、Hの展開になった時には、えっ？ここでそうくるの？という感じでした。
あと、記憶が戻ってからのHへの持ち込み方もなんだかちょっと無理があるように感じられて、今一つ萌えられませんでした。
同時収録作品の「ないしょのレッスン」がこの単行本の中では一番好きなお話でした（といっても辛うじて萌評価になる位）。
幼馴染で攻め様が３才年上の男前、受け様がゲイで流されやすいタイブ。
この作品も受け様に同級生の彼氏が出来たと聞かされて、初心な受け様にHの練習した方がいいんじゃない？みたいな流れで攻め様が襲っちゃうという展開。
彼氏が出来たばかりなのに、他の人とHの練習しちゃうんかい！ってツッコミが思わずはいっちゃったんですけど（笑）、まぁ、そこは受け様が気づいてなかっただけで、最初から攻め様を好きだったんだよ、と私的には許してしまいました（笑）
もう一つの同時収録作「ひみつの恋人宣言」は残念ながらしゅみじゃない寄りの中立評価というところ。
何がダメだったかというと、攻め様が高校1年生になったばかりの子を、会っていきなり襲っちゃうところ…これ、大人としてどうなの？？＾＾；
攻め様の職業が最初は分からないのですが、分かってからは更に引いてしまいました…
今まで読んだ果桃さんの作品は結構好きだったので、今回はちょっと残念でした。
余談ですが、果桃さんが描かれるチビキャラ、今回もとっても可愛いと思います。＾＾
