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cello mellow
帯『田倉トヲル、待望の初コミックス!!表題作40P描き下ろし!!』
↑帯コピー的には物足りないですが一応データ的な物として書いときました~。
田倉さんは透明感ある綺麗な挿絵を描く方だなあと思ってたんですが漫画も良かったー!
絵柄の雰囲気に似た透明感で青春で自転車2人乗りとかしちゃってきゅん!!って感じ。
自転車は作中で何度か登場しますよ、ザ・青春アイテム!!
デジタル系一辺倒の処理じゃなくて線の良さも生かしてるとこもいいです、デジタルでのっぺり綺麗綺麗にし過ぎちゃうよりこの位の味を残しておいて欲しいのですね、絵的に。
キスまで止まりっていうのも今時珍しくてむしろ新鮮!!
まだ少し不安定感のあるコマ割等もかえって初々しく見えるマジック。
どの話も統一されたカラーですうっと喉を通っていく天然水みたいな短編集でした。
青春系でもこれはサイダーじゃなくて天然水なのです。
期待も込めて神で、ちとオマケ気味。
エッチシーンはなし。
チュウ止まりなのに、エロい物を見てしまった感。
ベロってこんなにエロいもんだったんですね。
んふー。
っと、鼻息も荒くなってしまいます。
なぜこんなにもエロいのでしょうかー。
それは、一重にウマいから!
“チュウ”が、ではなくて
“観せ方”が!
(いやここは、チュウがウマいと言っといた方がテンションあがるのか..)
皆様のレビューに共通する「キュンキュンくる」
それは激しくそうなのですが
「キュン」という表現では
まだまだどこか、もの足りない...。
で、読んでて感じたままを言いますと
「こっ恥ずかしい(≧ω≦)!」
です。
学生時代の甘酸っぱい恋
がテーマにあるとして
それを描こうとしたら
それが絶妙すぎて
キュンを通り越して、腐り切ったアテシには
とても、こっ恥ずかしい。。
という結果に。
こっ恥ずかしさ爆裂なのは、『荷台の彼女』
ベロがエロいのは『セロ・メロウ』
どっちも味わえるのが『放課後のイチゴ味』
この作者さんがエッチシーン描いたらどーなるんだ!?
またしても鼻息が荒くなりそうです。
考え抜いた結果、以上のレビューになりましたが
考え抜かないで書評すると
さらっと読めるカワイイお話です。
どこまでも恋愛未満な話が多かったんですが、むしろそれがいい
何で今までスルーしてきたのか分からない…
イラストは綺麗で、あんまり苦手な人はいないんじゃないかな
個人的には表題作よりも「よつば」「放課後のイチゴ味」がすき
表題作のセロ・メロウは、かっこいいけどダメな男・真幌くん×下宿先のジャズバーの息子・宗介くんのカップリングです。
年上×年下っていいですよね。年下×年上ももちろん好きなのですが、年下の受けが肉体的にも精神的にも大人な攻めに翻弄されたり、攻めは攻めで、無自覚に煽ってくる受けにモヤモヤしていたり、、。
真幌くんのチェロを弾く姿は色っぽくて、エロいこと、、!楽器って書くの難しいですよね。ちゃんとエローく見えるのが本当に最高でした。
同時収録作品の、荷台の彼女、兄弟ごっこ、放課後のイチゴ味、FINGER、よつばも、どれも本当に面白くて抱きしめて寝たい!それくらいの素晴らしいお話の数々でした。
「拝啓、兄さん様」を読んで、感動したので、一連の作品を読んでます。
この作品も、綺麗な内容の短編集。せろ・メロウ以外はキスすら無いものもある。
絵も内容も、詩のようなリズムがある。
数冊作品を読んで感じたのは、
濡れ場シーンを描かなくても、心情の揺れ描写からエロスを感じさせる技術を持ってる作家。
恋する気持ちを、濡れ場無しで描ける人。
そして、二人はきっとこれからもっと幸せになっていくんじゃないのかなー、という未来を予感させる終わり方。
エロい絡み無しで恋情を描ける作家なので、この著者の作品なら、BL嫌いでも楽しめるのじゃないのかな。と、思いました。
同作家さんの「ラムネのシャララ」がとても繊細なキラキラ青春系で良かったのでこちらも入手しました。
やはりこちらの本も期待を裏切ることなく、6話どれもきゅんきゅん出来て外れナシの良質短編集。
恋が始まりそうなドキドキ感、恋が始まったばかり甘酸っぱさ、かと思えば高校生なのにプロポーズまでしちゃってる若さゆえのストレートさ、若いっていいねって素直に思えるお話ばかりでした。
最後に掲載されている表題作【セロ メロウ】だけ、それまでの爽やか路線ではなく、色気を含んだお話でした。
チェロを体に見立てて弾くというのが何ともエロティック。
田倉トヲル先生のデビュー作です。
もう12年も前の作品なのですが、全く古さは感じませんでした。
ファンタジーとかdom/subとかは別として、BLの甘酸っぱいストーリーって案外流行と無関係ななのかもしれませんね。
短編集なんですが、それぞれ胸に秘めた想いとか「好きです」っていう告白とか、両片思いとか、もう青春BLの良いとこどりでキュンとしちゃいますよ〜。
表題作「セロ・メロウ」だけほんのちょっとエッチです。
「女の子みたいに鳴かせたい」って思いながらチェロを弾く攻め…良き♡
ただ、人物の描き分けがあまり出来てない時期だったのかなぁ、と言う点だけ残念でしたかね。
先生の「のみ×しば」も大好きで読ませてもらってるんですが、そちらではそれぞれのキャラを描き分けておられるので、努力されたんだなぁと思いました。
ノンケで同級生な青春で私の大好物でした。
男同士ということの葛藤もあり、本当に素敵な作品でした。
こういう作品はキャラのことを応援したくなるし、
恋が成就すると自分のことのように嬉しくなってしまいます。
どれも面白かったのですが、
特に荷台の彼女、放課後のイチゴ味、よつばが面白かったです。
荷台の彼女
綾がコータに自転車でぎゅっとしたところが最高でした。
これから綾が幸せになれるんだろうな..と思える終わり方も好きでした。
放課後のイチゴ味
つづるの純情さがすごく好印象でした。
圭吾とのやり取りを楽しみにしているところや
心情の変化がわかりやすくて、すごく読みやすかったです。
よつば
この本の中で一番好きな話です。
この切なくて暖かい感じは本当に綺麗の一言です。
設定も少女マンガのようでわかりやすく単純だけど、
男であるからこその悩みのようなものもしっかりあり、
これこそBLである価値がもっともある本だと思いました。
イラストも少女マンガのようで、好きになれない人もいると思うのですが、
すごく繊細な話の内容にもあっていると思うし、
つまらないと思う話はなかったので、
BL初心者の方とかにはすごく読みやすいと思います。
小説の挿絵で綺麗な絵を描く作家さんだな~とは思っていましたが、お話もキレイだった!!
短編集で6本も入っていれば、どれかはずれたり、カラーが違ったりするものがあったりするものだけど、どれも間違いなくキュゥゥゥ~ンとさせるものばかり。
やばい、胸がドキドキしちゃいましたよ♪
表題はチェロを専攻する音大生が拾われた先の少年に欲情を覚えてという、
チェロの形のエロさもさることながら、その表現がまた憎い色っぽさを含んでいて。
告白の言葉に撃沈しました。。。
あと、『荷台の彼女』もよかったな♪
高校生の幼なじみ(?)ものですが、自転車の荷台の特別席。
この設定って、青春そのもの、男の同士でもあてはめるとこんなにピュアなんだ、とドキドキしちゃいました!
『放課後のイチゴ味』もまたキュンキュン♪
机に入っていたキャンディーを通して、全日の高校生と定時制の学生との繋がり。
キャンディーと短い文章のやりとりで、どんどんと近づいていく二人がまぶしかった!
『よつば』は病弱でいつも体育は見学して四つ葉のクローバーを探している行元と、彼が気になる吉田。
でも本当は、行元が吉田を気になっていて、ずっと話してみたいって思っていたっていう、その流れと二人の会話とモノローグが胸を打つ。
エチなんかなくてもいい、ってほどに、キレイな男の子達がキレイな心を見せてくれるその姿がとても満足なのです。
何だか初心に帰った感じにさせてくれました。