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これホント読んでみてください。(1巻もあわせて)
めちゃくちゃいい話です。
あとがきにも書いていましたが
この漫画でBL誌からと青年誌からのお誘いがきたらしぃです。
ほんとに国枝様はめっちゃ大好きな漫画家さんです。
てか多分年齢的にすごく近い人だと思われ・・・www
この方の描くシリアスって本当にずっしりしたものがあります。
納得のできる骨組みがあるんです。
ギャグっぽくかかれても、それはシリアスあってのギャグだろうし
すごく好感の持てる絵柄と内容です。
本人も言っておられましたが この主人公がすごく気に入ってるらしいので
愛着をかんじれます。
無節操この上ないオヤジなんですけどね。
実際BLとしてはでてないんですよ。
レディース系でだされたものです。でも内容はしっかり「BLありき」でしたね。
ここに国枝様のルーツありです。
国枝様の作品が好きな人なら読むべき作品です。
(今まで知らなくてすみませんでした・・・(*- -)(*_ _)ペコリ)
めっさオススメしたいと思ぃ神評価にしました。
「花盛りの庭」2巻目。
BLとして登録されてますが、この2巻は正直非BLですね。
というのも、1巻から登場の雅樹の娘・春佳が主人公となって、ずっと春佳の成長を追ってのストーリーとなっている。
春佳、中学1年。春佳、中学3年。春佳、17才。春佳、19才。
オヤジの雅樹の情事を知り、女友達の悪意を浴び、初体験をし。
自分の思い通りになるのは自分だけなのだと身をもって知っていく。
そして春佳、20才。
本気の恋をしているらしい。だけどその彼の顔はあの「信夫さん」に似てるの。
彼の過去までじいさんと信夫さんの状況に似てるの。(←ここはドラマチック過剰だと思った)
雅樹は信夫さんとのあれこれがフラッシュバックしてくらっと倒れちゃう。
だから、雅樹は烈火のごとく怒って、春佳の恋を認めない。
でも自分の過去の真相の事を言うわけじゃないから、春佳はただ娘を嫁にやりたくない父親の一般的な反対だと思っているわけ。
でも、彼は信夫さんじゃないし、春佳は自分の人生を選ぶのね。
そしてその事で結局は雅樹も救われるんだと思うのね。
雅樹の背負ってきた過去は多分消えずに、いつまでも古い傷として残るんだろうけどね…
この2巻は雅樹の少年時代からあの事件をへて、何とか家族を作り、そして伴侶を失い、もがきながら子供を育て…
その子供の方も親(雅樹)とぶつかり、怒り、拗ねたり、それでも自分のつかみたいものを自分で掴んでやっていく、そして今自立していく…
彼女の場合「結婚」という形だけど、春佳の自立の完成よね。
羨ましいような気持ちで読了しました。