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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
相関図がほしい…。
小説を読んでいない方は、何度かそう思ったことでしょう。
ええ、わたしもです。
地中海に浮かぶエクラタンという国の次期国王・礁(しょう/本名はリムニオ)。
親交の深い日本へ留学に来た彼の真の目的は、親が決めた婚約者に会うことだった。
一方、両親亡き後面倒を見てくれた学校の寮母のおばさんの手術費のために、家政婦(原文ママ)の仕事をすることになった海里が、迎えの車に乗って連れて行かれた先は…。
いやはや、胸をずっと雑巾絞りされているような心境でした。
読者には両サイドの情報が与えられた状態で、登場人物たちのインフォメーションギャップで生じる切なさを味わう展開なので、もどかしいわ、切ないわ。
家政婦の仕事で屋敷に連れて来られたと思い込んでいる海里は、釈明の余地もなく「銭ゲバ」扱い。
それもそのはず。
寮母さんの入院・手術費のために給料を前払いでもらっていたつもりが、それが結納金だったわけで。
ただ一国の次期国王に嫁ぐための結納金と、家政婦の給料の額って相当差があるように思ってしまうけれど、そういう違和感はしまっておきましょう。
学校での第一印象とかけ離れた「銭ゲバ」の方を海里の本性だと思い込んだ礁が、海里に酷く当たるのがつらい…。
両片思いならぬ、両一目惚れっぽい感じだっただけに、勘違いが切ないです。
メイン2人はとことん切なく、とことん誤解し合い、とことん傷付け/傷付けられるの展開で胸が常時雑巾絞りの結果、しあわせに。
佳門さんの美しい作画で描かれたそちらは大変良かったのですが、わたしが引っかかってしまったのは、礁の異母兄の汐梨や叔父の航介の存在でした。
ミドルネームに友好国・日本の名前をつけるという風習のため、日本名で呼び合う彼ら。
みんな日本語ペラペラなので、国籍がよくわかりません。
礁の父は現国王で書記官の美舟(日本人)と恋仲だけど、先代の決めた相手と結婚。
汐梨は礁の兄だけど、正妻の子ではないので、王位継承権1位は礁という設定。
叔父の航介がガイド役として海里と読者に教えてくれるものの、国王は汐梨と年が変わらないくらい若いし、航介は国王の弟なんだろうけど、見た目が日本人にしか見えないし、いろいろ混乱してしまいました。
小説を読め、の一言で終わる話かもしれませんが、文字でえろすを読むことに抵抗があるせいで、どうしても小説に手が伸びないわたしのような人間には、悩ましい複雑さでありました。
脇目をふらず、メイン2人だけに集中して読めば、作画の美しさも相俟って萌え倒せることと思います。
いろんなことがあってすれ違いまくる二人がもう最高に切なくて胸がギュンギュンしました
すれ違ってすれ違って切ないストーリーが大好きで、しかも金髪イケメン俺様攻めと健気な黒髪受けがだいっっっっっっすきなので本当に最高でした。
受けの子がね、本当に健気なんです。とっても可愛い。
たしかに男らしくはないですけど、女々しくもないです。
私は可愛すぎる男の子だったらNLでいいじゃん、BLが読みたいのに!となりますが、この子は全くならなかったです。いやでも可愛い。
もっとイチャコラしてるところが見たいよ〜完結だなんて寂しいこと言わないで〜
立ち読みしてこの二人のビジュアル好き!と思った方!読まれて損はないと思います。
コミカライズなんですね。
思いっきり王道のシンデレラストーリー♡
うん。嫌いじゃなかった。
どこからどう見ても完璧な王子様……なのに、受けには冷たい礁。
そんな礁と結婚することになった海里。
かなり唐突な展開^^;
でも、海里は礁のために選ばれた、心優しい青年。
選んだ前王も、ちゃんと海里の資質を見極めてたんだと思うな。
勘違いすれ違いから、傷付けられる海里も傷付ける礁も切ないのですが、ラストは思いが通じてハッピーエンドです。
本当に絵に描いたような王道作品。
小説はエロエロのようですが、コミックスでは少な目。
でも、エロにページ数を割かなかった所が良かったと思います。
まず声を大にして言いたいのが、佳門先生の絵柄と王族が相性良すぎでしょ。
気品があって華やかで、王子様が本当に王子様らしいヴィジュアルでした。
衣装のディテールにもうっとり。
さて、ストーリーですが、本編は全5話です。
(各話につけられたフランス語のタイトルが表紙絵の雰囲気とマッチしていて好き♡)
最初の出会いは、まだお互いが婚約者だと知らない時。
会ったこともない決められた相手と結婚するのだと言う礁に、海里は「あなたのような人にはきっと素敵な相手が選ばれる」と元気づけます。
海里の純粋な優しさが胸に沁みる礁。
顔をほころばせた礁の笑顔に、海里も心を掴まれるのでした。
そんなふたりが、今度は結婚相手として再び出会います。
再会を喜ぶ海里。一方、礁は海里のことをお金目当てだと誤解しているため別人のように冷たく...。
もちろん可哀想なのは海里ですが、礁のほうも、あの優しい言葉は誑かすための嘘だったのかとがっかりした様子で痛々しいです。
礁から笑顔が消えてしまったのは自分のせいだと思っている海里。
誰かを不幸にするような愛し方はしたくないのに、どうしても優しくできない礁。
お互いが自分を責め、本当は相手のことを想っているのに…という状況がじれったい!
けど少しづつ心の距離を縮めてゆく様子にきゅんとする!
それも、まだ心がすれ違ってるのに身体は繋げてしまうというスパイス入りです(照)
冷たい攻め様のために尽くそうとする海里は見事な健気受けですが、ハイスペなくせに優しくするのが苦手だったり、独占欲が強かったり、礁にもなでなでしてあげたくなる健気な一面があります。
数々のすれ違いを乗り越え、その木の下で愛を誓えば永遠に幸せになれるという言い伝えがあるぶどうの木の下で、ついに礁が本心を語るシーンはベタだけどロマンチック...♡
俺についてこい、とか、俺が守る、とかじゃないのがよかった。
普段の礁からはイメージできない、弱さとか深い寂しさとか...そういうものが感じられる告白に胸がきゅーっとなった。
おとぎ話と言うには、すこし甘さに欠ける王子様だけど、お姫様はとても幸せそうでした。
いつまでもいつまでも、幸せに暮らしますように。
身寄りのない海里は、寮母のおばさんを手伝いながら自力で高校へ通う健気な子。
半ば騙されて、王子様の婚約者となり、本国へ連れ去られてしまう…
オメガバースでも何でもないのに、婚約者の性別は関係ないと言う…王国のお世継ぎはどうなるの⁈という、ツッコミどころ満載です‼︎
それはさておき。王子様である、礁の華やかな美しさには度々言及されてはいるが。おそらく海里もものすごく美少年なのでは⁈と思うのね。実際に絵はそうだし。海里の健気さ、優しさにばかり焦点が当てられるけれども。
男女もののロマンスの定石をそのままBLに落とし込んだだけ!と言ってしまえばそれまでなんですけど。いいじゃない!王道‼︎と言ってしまえるほど、私は好きです♡
甘々描き下ろし、その他もツッコミどころ満載です♡
ーーー幸せ過ぎるって、こういう事。
皆さんのレビュー通り王道だなと思いました。佳門先生の作品は何作品かは読んでますが、絵柄が好みです。展開も少し読めました。でも、たまにはこういう王道作品を読むのもいいなと思いました。
実はけっこう気になっていたのですが、正直そこまで萌られず…中立にするほどでもなかったので、萌評価にしました。こちらは原作ありで小説の方が王子のお兄さんとのお話とのことですが、別に読まなくてもいいかなと思いました。(ファンの方すみません…)
自分の大好物な設定だったもので・・・
受け様が貧乏で天涯孤独。
そしての健気で一生懸命とくれば飛びついてしまいます(;^ω^)
そして攻め様は王子様で、受け様の事を誤解で最初は嫌っていて
酷い仕打ちをしてくれますw
今回の作品を先に読んで小説の方も読ませていただきました
もうなんだかやっぱり受け様の健気で
攻め様に嫌われていてもそれでも攻め様の為になるならと
頑張っています
自己犠牲といえばそれはそれなのですが
その気持ちが凄く切なくて苦しくて
その苦しみの先に甘い一時が待っているのがまた感動的でした!
こちらの漫画帆の方を先読みしたので、他のに出てくる方々が気になって・・・
こちらを読まれたら小説を読むことをお勧めします
あすま理彩さん原作のコミカライズです。このお話の主人公、礁のお兄さんの小説も既読です。どちらのお話も、切なくて萌えれて好きです。
一人のおじいさんを助けたことから始まる、この物語。
思い切りシンデレラストーリーだけど、結ばれるまで、なかなか素直にならない王子様(礁)に、胸が苦しくなります。
一生懸命で健気な海里が可哀想で。自分が大変な目に合ってるのに、礁の境遇を思って礁に寄り添おうとします。本当にイイコですね。
王位継承の掟とか、伝説の木の話とか、これでもかというやり過ぎ感があるんだけど、疲れた時に読みたくなる不思議な魅力がある1冊です。礁の叔父さんや書記官の美船も、イイ人で好きです。
あまりBL玉の輿的な本は読まないので、言い切れはしないのですが、王道だと思います。
貧乏な受と金持ちの攻が出会い、いつしか互いに惹かれあっていく…しかし、それに立ちはだかる困難、そして生まれる愛…。王道です。
そこかーらーの-、「今日は何もしない さっさと寝ろ」で、後ろから抱きしめて就寝とか。もう完全に攻の心は受のものですよ!!
そして、最後に敵を倒し、真実の愛を告げる攻…!!良かった、2人の想いが重なって、本当に良かった…!!
うん、面白かった!!
ある老人を助けたことから王子の婚約者になるストーリー。
初めは王子である礁は最初は冷たい態度だったけれど、だんだん海里に惹かれていくストーリー。
せつない感じがしてよかったです。
この本はずっと前に買ったのですが、本棚を整理していたところもう一回読み直しました。
最初は政略結婚なので、二人はすれ違ってましたが、徐々に惹かれあっているところはいい感じでした。
最初は礁は海里がお金目的で婚約者になったと思い込んでいたので、海里に辛く当っていましたが、食事を残しているのを見つけたら心配したり、礁の叔父が海里と一緒の所を見たら嫉妬したりしちゃってます。