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yami no kodou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
壮大なミステリックホラー物語の19巻です。
淳に、額の忌石を狙われた葉月。でも、その石を奪うことは葉月の命に関わると知って…。
忌石は諦めるけど、晃一に認められるように頑張ると、前向きになった淳が良かったです。
今回は、塔谷家の仕事を、葉月もするようになって、晃一や塔谷に追いつこうとするのもキュンとなります。
そして、晃一たちも、神隠しの事件に首を突っ込んだ時に知り合った能力者の城戸の存在や、謎のマント姿の2人組の存在が気になるところで、20巻に続きます。
19巻はかつて親友だった神生葉月と、天野淳(晃一の弟)の話です。
淳は兄・晃一への執着と依存心が強いブラコン。
晃一にとって、神霊が宿ってる一臣と葉月は特別な存在で、淳はその輪の中に入っていけないことが悔しい。
でも葉月に憑いている神霊タルパは、元は”呀雷”=蓮のものだから、蓮の器になるはずだった淳は正当な後継者でもあり、子供のワガママのように葉月の額の霊玉を欲しがる。
ただ神霊が憑くということがどんなに大事で、脳に癒着している霊玉を取られたら葉月がどうなるかを聞いて、アッサリ神霊を諦める。
18巻のレビューでも書きましたが、淳は物語の重要人物でありながら、すべてにおいて中途半端…
こんなに兄に執着してるくせに、晃一が一臣との関係に悩んでいた時に「セックスしてるって言っても驚かない」と背中を押して、ブラコン設定はどこへ?と思ってしまいました。
それと最終決戦前に蓮が忍び寄り、器だった淳になにか災厄が起こるかもしれないと思わせていたのも、神魔将を夢に見るようになっただけで、蓮が最後の悪あがきで何をしたかったのかもわからない…
物語が長く続くといろいろありますね。
黒髪美人の晃一とかわいい顔の淳、並ぶと麗しい兄弟なんですが…