まほろ駅前多田便利軒 1

まほろ駅前多田便利軒 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
12
得点
70
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
30%
作画
山田ユギ 

作家さんの新作発表
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原作
三浦しをん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花とゆめCOMICS
シリーズ
まほろ駅前多田便利軒
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784592198314

あらすじ

東京南西部、最大の街・まほろ市。
庭掃除や引っ越し手伝いなどを請け負う便利屋の多田は、仕事帰りに高校の同級生・行天と出会う。
高校時代は言葉も交わしていない2人だが、行くあてもない行天は、多田の事務所兼自宅に転がり込む…。
突拍子もない言動&行動の行天とともに仕事をこなす多田だが、最近「普通」の依頼のはずが、何かとひとくせあるような…?!

ときに切なく、笑いある…陰を抱える2人の物語。

表題作まほろ駅前多田便利軒 1

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数12

原作読んでなくても楽しめました

原作の小説未読ですけど、充分楽しく読めました。
山田先生の書く、行天と多田の2人がいい味が出てて恰好いいんです。
非BLなんですけど、BLの要素がチラホラ、腐女子としたら、山田先生の色気あるイラスト見てたら、勝手に妄想して萌を感じてしまいました。

お話は、ヒューマンドラマです。とてもストーリー性がありしっとり読み応えがありました。
読む前はシリアスの部分が多いのかなあというイメージだったんですけど、行天と多田のやり取りや、脇役の人達もいい味出してくれていて、コメディタッチの部分も満載だったので面白かったです。

色々、謎めいた部分が残ったまま終わっているので、次巻はその謎も解明されつつ、2人の関係も…ここは進展ないですね(笑)
二巻も出ているみたいなので読みたいですし、原作も、是非読んでみたいと思いました。

0

ユギさんとしをんさんのコラボ

なんて豪華なコラボなんでしょうか!
主役二人がどちらも好きなキャラクターだったので、
はまって何度か読み返した作品でした。
しかしこちらの作品、BLと言っていいのでしょうか?
におい系というジャンルと言ってもいいんじゃないかしら。

0

原作も映画も見ました

やはり絵の力でしょうか、ユギさんのコミック版が一番色っぽい。

原作もコミックも完全に非BLではあるんですけど、多田のくたびれ加減や、行天の崩れた感じが、得も言われぬ、そこはかとない危ないエロスを醸し出していて絶妙です。
原作もおもしろかったけど、ユギさんの絵がより原作の魅力を増強した感じ。

それに引き替え映画版は、、、、。
配役がああなので、かなり期待して見に行ったのですが、BL的な雰囲気をあまりにもあからさまに拒もうとするあまり、かえってアンバランスに感じて、
せっかくのキャスティングがあまり活かされてなかったように感じました。
ただそこにいるだけで、別に何もなくてもエロい魅力が出せるはずの俳優さんなのに、そこまでエロさ封印しなくてもいいのにってちょっと残念だった。

0

豪華コラボ

原作とびっくりするくらい違和感のないコミカライズだと思います。
我らが腐女子リーダー(でも普段はせいぜい匂い系止まりの_月魚をどう判断するかは難しいところだけど)しをんさんと、BLマンガ界のストーリーテラーユギさんのコラボ。
こんな豪華でいいのかしら、こんなに幸せでいいのかしら。

東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田の元に転がり込んできた、かつての同級生行天。かつて誰とも口を聞かなかった行天は不思議な進化を遂げており……突拍子もない言動や行動に振り回される多田の元には、今日も少し変わった依頼がとぎれない。

多田はいい感じにおっさんだし、行天は妙に麗しいし、なんかもうにやにやが止まらないのですが。
作中の小ネタの回収率も素晴らしいです。

これから出てくるキャラクターや続きがなんとも楽しみなシリーズです。

0

非BLなのが残念でなりませんが、私の目にはBLに見えてます。

原作小説未読。

高校時代、ろくに口をきくこともなかった同級生同士が
それぞれの人生を経験し、ふたたび故郷“まほろ市”で出会う。

便利屋をしている多田の元へ転がりこんで同居をはじめる行天。
親友でもなく友達ですらない男ふたりが
互いのことを何も知らないまま暮らしています。

1巻は、便利屋に預けられた1匹のチワワを軸に
いろんなヒューマンドラマが繰り広げられていくのです。

採算度外視の割の合わない便利屋。
多田のやっていることは
誰かに必要とされ誰かの小さな希望になる
そして希望はリレーのように誰かにつながっていく
なにか大きなことが変わるわけじゃないけど
きっとこの希望が読者にもつながっている。

こんな人生を歩んでいる人が“まほろ市”にいてもいいんじゃないかと
そう思えるようなお話でした。

舞台となる“まほろ市”は架空の街だけど
そこかしこに“町田市”の臭いがする。
三浦しおんさんが書き上げたシナリオ、撮影した町田市の写真を見て
山田ユギさんがもうひと織りする。
なんと贅沢な1冊。

非BLなのが残念でなりませんw

2

BLと非BLの中間地点として。

原作も好みだったし、ユギ先生大好きだし、懐も暖かかったので購入。

ヒューマンコメディとして面白くコミカライズされていると思いました。
原作からかけ離れて暴走することもなく、漫画と原作の距離感が丁度良かったです。
(暴走しているのはルルの化粧くらいでしょう)
山田ユギ先生の、人物の表現力があってこそ。
ビジュアルも立ち回りも主役級ではないキャラクターこそ生き生きと描かれていて、これがユギ先生の魅力だよなあと思いました。
「おひっこし?」が好きな人なら楽しめるかと思います。

端からBLと期待して読んでしまうとがっかりしてしまう危険性大です。
この作品は確かに、腐女子として名高い(?)しをんさん原作で、しかし非BL、なのに作画は山田ユギ先生、という、ちょっと微妙な位置にある作品です。
しかし、BLに発展させる妄想の余白は用意されいるので、この作品をBLと取ることは不可能ではないですし、勿論、非BLとしてエンタテイメントとして楽しめる内容でもあります。

私の提案としては、BLと非BLの中間地点にある作品として、楽しむのもありなんじゃないかと。腐女子という存在が大分明るみに出て、世間で色々いじってもらえるようになったので、これから、こういう中間地点的な作品がもっと増えると思うんですよね。BL、非BLという括りで捉えないことも、ひとつの括りなのかなと、思いました。


余談ですが、私はまほろのモデルになった都市の近所に住んでいるので、ユギ先生の漫画で、自分の知っている街の景色がそこここに描き込まれているのがすごく嬉しかったです。
同郷の漫画家さんが、地元を舞台に描いていらっしゃる作品は何点か知っているのですが、全く出身地が別の漫画家さんが自分のよく知る町を舞台に漫画を描いてらっしゃるっていうのが、すごく新鮮でした。

5

原作読んでませんよ。

行天が巻いているジャージの色は何色だろう?
気になるわ~。えんじ色ならまだしも、ミドリとかだったらウケるな。
ダッサい二本線のジャージ(ズボン)をマフラー代わりにするって、しかも若干オシャレっぽく斜めに巻いてる。原作でもこうなってるのか、ユギさんのサジ加減なのか。 
行天のキャラが際立ってます。
 
便利屋の多田が、親族に頼まれて息子のフリして施設にいる老婦人のお見舞いに行くとか、行天が指をつめちゃうくだりとか、バスの間引き運転の証拠を集めて欲しいと仕事を頼まれたりetc… ラノベ原作には無いノリだなって思いました。文学?作品っぽいよ

「俺はしたことないんだよね」行天が言ってます。
何を?セックスを?でも子供いるとか言ってたよね?
……こんなやりとり期待しちゃうよ。だって自分、腐女子ですから!!w
でも、これってBLレーベルから出版されてないからBLじゃないんだよね??今後どうなるの?二人の関係は?でも、三浦サンって腐女子なんでしょ?……とか、二人の今後そんな腐的な想像を膨らましてしまうわけなんです。←原作読んでませんから。

1巻では、二人の情報は全然と云っていいほど語られてないです。
行天なんて、いったいどんな人生歩んできたんでしょう。気になるわ~
過去がわからない。
孤独で寂しい二人が今後どうなっていくのか。
早く2巻読みてぇ。

2

2巻が待ち遠しいw

原作は未読なので、比べてどうの~というのがわからない分楽しめたのかなと、ほかのかたがたの感想を読んで思いました。
お話は、高校時代には言葉を交わしたことのないクラスメイトと再会から始まるお話。
無難に大学を卒業し、無難に就職。結婚をするも長続きせず。
今は便利屋を細々とやている。そんな日常から、言葉を発しなかったクラスメイト。しかし強烈な印象をも持っていた相手。久しぶりに再会したらおそろしく雰囲気かわってて~な流れですね。
仕事と相手との生活をメインで描いたお話なので、ほのぼの系?と思ったんですが、個人的には、絵柄とキャラクターがすごく好きでした。
ユギさんの絵柄がすごく好きで、この二人で非BLというのがなにより切ないところだったり。
目覚めないと思っても二人がいつか・・と思ってしまうのは、脳内病んでる証拠でしょうか(笑
チワワの小さな頭を足でグリグリする行天が何気にツボ
それに振り回される攻・・・じゃなかった・・多田さんが何気にツボ
久しぶりに、ユギさんのガッツリBLな漫画が読みたいなぁ

2

ん~…

絵が好みじゃないといったらそれまでですが、ハッキリいって絵が好みじゃありません。
行天も多田も同い年のはずなのにどうみても…たしかに原作でも行天は色男!的な描写はありましたがやり過ぎな感じがあります。
あと悪い意味で原作に忠実すぎる、漫画ならではのオリジナリティみたいなものがあまりない。(風強のせいかもですが)
原作が三浦しをんじゃなきゃ買わなかったであろう作家さんです。出来がいまいちすぎ…。
原作ファンでも続巻買うのは躊躇いそう。

1

期待しすぎて・・・

原作の三浦さんは、私がよく小説を読んでいた頃にはまだデビューをされていなかったので、読んだことがありませんでした。
人気があるし、BL好きというのは有名なので、機会があれば読んでみたいと思っていたんです。
今回のコミックスが面白かったら、何か読んでみようと考えていたのですが・・・。

原作小説を読めばまた感じ方が違うかもしれませんが、正直なところ「こんなものか。」というのが感想です。


便利屋を営む多田は、偶然高校時代の同級生・行天と再会する。
行くあてのない行天を事務所に住まわせてやり、一緒に仕事の依頼を受けることになるが・・・。

二人が再会した第1話は良かったです。
度を越して無口だった行天は、よくしゃべるちゃっかりした男へ。
そして意外と人の良い多田。
何かが起こりそうな、始まりそうないい雰囲気です。
なのでその後の展開を大いに期待して読み進めてしまいました。
直木賞受賞作であるということに、ものすごーく期待を寄せていたことも否定できません。

まだ大きな事件は起こっていないし、二人の境遇もはっきりしていないし、今後面白くなっていくかもしれませんが、今の段階では好みから外れます。
ユギさんなので続きも買うつもりではいますが。

2

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