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yukyu no kanata
シリアスと、ちょっとシリアスと、おバカなコミカルと、うま~くMIXされた素敵な一冊です☆
表題作に頭ガツンと、胸もムギュと掴まれましたヨ!
少しバッドエンド気味ですが、ものすごく好みです☆
主人公達の名前”ユキ””キュウ””カナタ”をつなげて題名になっているのか、題名から登場人物が生まれたのか、この言葉の選び方がストーリーともマッチして世界を広げています。
キュウはカナタが好きだけど、カナタはユキが好きで、ユキはカナタが好き。
昔はカナタもキュウが好きだったのにどうして?
それは昔彼らが小さい頃であった事故に起因します。
カナタは実家へ帰ると実父の暴力を受けるので今は双子達と暮らしているのに、暴力をふるわれる為に家に帰るようです。
そしてカナタがユキを選んだことも、キュウが怪我をして記憶退行した過去の事故が関係しているのか?
キュウにそれをあえて隠そうとするのは、カナタの為?
何も話さないままユキは逝ってしまいます。
そして抜け殻になったカナタ。
心は全てユキのものでいいから抜け殻をくれというキュウ。
三人はカナタとキュウを通していつも一緒です。
ああ、切ない。
自分の心も壊れそうです。
あじあさんの突き抜けたエロも好きですが、こうした闇を抱えた話は大好きです。
そしてその中でもこれは群を抜いて秀作ではないかと思います。
「ユナタマ」
記憶を失って島で保護されたオリオンの面倒を見ているのは人魚姫?
異母弟との禁断愛
「カナリヤ」
幼馴染に好きと言えず、おもちゃにされることで自分の気持ちを代替えていたカナリヤ。
彼は「嫌・好き」って言ってくれるのを待ってたんだよ。
「うめももさくら」
唯一のコメディ作
うめ・もも・さくら は登場人物の名前
童貞・子連れ・未亡人(妻がいない)のパパって!?
「おまけまんが」
カナリヤの描き下ろし編・・・おいしいご飯を作るカナリヤの家政婦は家政夫だった・・・しかもかなりゴツイ!?
ババロアプレイ有
あじあ先生の作品はSMなイメージで読めなかったのですが、この作品は大丈夫でした。
絵柄は、どこぞの外国映画かと思うほど綺麗です。
こちらは、双子に幼なじみという組み合わせにつられて買ったのですが、『うめももさくら』がヒットしました。
他も良かったですが。
若干あがりぎみの男前ブラジャーw
そして、ヒットパーソンは『カナリヤ』の吉野w
お手伝い=オバサンの方程式を悉く覆す、強面w
吉野の小鳥ちゃんこと、カナリヤくんは作中どんどんショタ化して、描き下ろしてはショタです。
特典のペーパーでは、紫雲まで…w
苦手なバットエンド物でしたが・・・
読んでみると止まらなくて
最後まで読み終えると
泣いてしまいました!!
あじあサンの作品は毎度毎度
おバカキャラが多くて今回も
シリアスにコメディー気を入れていて
いい作品です!!
わたなべあじあ先生、シリアスからコメディまで幅広く。物語が壮大すぎて、未だレビュー出来ていない作品もあり、どの作品も深くて、どんどん引き込まれて行きます。
この短編集も、もう少し先が読みたい・・・って、思うほど。良きものでした。
表題作の「ユウキュウノカナタ」は、泣けてしまったよ。何処でどう変わってしまったのか・・・歯車は、戻せない。廻るしかないんだね。カナタとキュウに幸せな未来を祈りました。
「ユナタマ」
オリオンが、クソッタレの王子じゃなくて良かった。遠夜と、お幸せに。
「カナリヤ」
これは、主人公達より〜家政夫が気になったwww面白いわ。
「うめももさくら」
ブラシャー姿がwww
どの作品も、1冊で読みたくなるくらい素敵でした!
あじあ先生の耽美な雰囲気のカタカナタイトルの3編と、可愛らしいひらがなタイトルの1篇が収録された短編集です。
・『ユウキュウノカナタ』
悠紀(ユキ)と久國(キュウ)の双子と幼馴染の彼方。3人の名前を並べるとユウキュウノカナタ=悠久の彼方。それはずっと一緒にいられるおまじない。そんな詩的なモノローグで始まる物悲しいお話でした。
笑えるようなシーンもコマも皆無のシリアスな物語で、徹底して美しく繊細に描かれています。絵柄も『ROMEO』とはかなり違っていますが、素晴らしく綺麗です!先生はお話によって絵柄が変わるので、ストーリーがハマれば、絵柄の綺麗さは言わずもがななので好きな作品の一つになると思います。
JUNEな雰囲気たっぷりの表題作、私は好きです。並んだ3つの名前が、最後には重なって一つになる。それぞれが何かを失って、それでも欲しい何かを得る。そんな物語です。死ネタがありますのでお気を付けて…。
・『ユナタマ』
アンデルセンの人魚姫がベースになった、美少年遠夜と記憶を失ったオリオン(フランス人)のお話。
ベッドシーンが鉛筆線画のようになっています。わざとそうしたとは思えません。これは加筆修正の痕跡なのかな?と感じました。オリオンを誘う遠夜がショタっぽくてものすごく可愛いくてエロいです。
この二人は実は腹ちがいの兄弟なのですが、遠夜の方は初めから知っていました。幼いころから写真で見ていたオリオンに恋をしていて、どうしても彼が欲しかったのです。人魚姫は遠夜。姫を捨てた王子は…?オリオンがくそったれ王子様じゃなくてよかったです。
・『カナリヤ』
幼馴染のカナリヤと紫雲。大きくて格好良い紫雲と小さくて可愛いカナリヤ。この二人のカラーイラストが本の1ページ目にあるのですが、中性的なカナリヤがすっぽんぽんにハイソ&靴下留めって…(//∇//)。その可愛さ犯罪級です。そして紫雲曰くカナリヤはとても「タチの悪い子」です。可愛い顔して誘いっぷりが魔性ちゃんです。
私のBLとしての好みからは中性ショタ過ぎるのですが、描き下ろしに出てくるカナリヤのお世話役の吉野と紫雲が好み過ぎました( ´艸`)クフ
・『うめももさくら』
とっても可愛いお話。女装、女性下着、可愛いちびっこ、ガタイのいいイケメンと盛り沢山で、なぜか所々とても修正がうすーい!!この適当さは時代でしょうか。あじあ先生は攻めと受けでかなり違う描き方をするのですが、この攻めはすごいよ。ビッグマグナムΣ(゚д゚;)
あじあ先生の繊細で美しい絵が楽しめる作品集でした。先生のコミックスの中で一番JUNEかもしれません。
あじあさんの絵って、イロっぽエロっぽくてイイですよねッヾ(≧∇≦*)ゝ
表題作は、JUNE好きの私にはかなりツボなお話♪
ハッピーエンド?と首をひねりたくなるけど、そこがいいですネッ!
痛くて重くて、でも切なくて胸がジンとするような・・・・。
後味がいいとは決して言えないケド、痛みを抱えたいつか笑い合えるように、と願わずにはいられないお話でした。
その他はあじあさんらしく、ラブで可愛くてキュンなお話が多いかな♪
ユナタマのトーヤ、良かったなー♪♪♪
カナリヤのカナはちょっと頭ヨワすぎて、うーん・・(^_^;)
あじあさんらしくてイイと言えばイイんですけどね。
初めにいつもながらすごく絵が綺麗!!
細かいし、トーンがすごく綺麗で細かくて。。。
あじあさんはストーリーによって少し画風が違うので
今回の漫画の中では『うめももさくら。』が一番良かったかなと思います。
一番メインの双子の兄弟と幼なじみの話は
骨格や首の描き方があまり好みではなかったし、ハッピーエンドというには少し悲しい終わり方だったためあまり好きではありませんでした。。。
その他のストーリーはコメディやほのぼの系が多く、画風も凄く良かったです!
あじあさんは受けが女性的というか、きれい系なのでそういうのが好きな方にはオススメです!
いつも「カナリヤ」がどの本に収録されていたのか忘れてしまうのでレビューする事にしました。
初めて読んだ時から妙に記憶に残り、定期的に思い出してはどの本に収録されていたか探し回る程に大好きです。
紫雲のカナリヤが大好きな癖に素直に慣れなくて意地悪してしまうところも、カナリヤが友達が構いたくて言った言葉を本気にしてしまって卑屈になってしまういじらしさとかが、とても萌える幼馴染のお話なんです。このお話で何時間も妄想出来る程です。笑
特に泣いたカナリヤがほっとけ無くて、連れてきた女子を忘れて鍵を閉めた紫雲に萌えました。
そしてカナリヤのお世話係の吉野がまた素敵です。このお話だけで一冊の本にして欲しいとずっと思っていました。
麗人フェア記念小冊子・麗人festa side-Aに「カナリヤ」の番外編の短編が載っているらしいですが持っていません。泣
ぜひ電子化を希望します!
これはハッピー…エンド…なのか?う~ん…。しかし素晴らしい作品でした。麗人では初コミックスのわたなべあじあさんです。
表題作は悠紀(双子兄・攻)×彼方(受)×久國(双子弟・攻)の不思議な三角関係のお話。別に3Pとかじゃないんです。肉体を越えて精神的に繋がっていると言った方がいいかもしれません。とてもシリアスな話で、最後は…ハッピーエンド…なのか…どうなのか。しかし描写精緻でたいへん素晴らしい内容です。
『ユナタマ』は…これは近親相姦ものかな?人魚姫の子孫である女性の子・遠夜(受)と異母弟の遠夜を探しに来る途中、海に投げ出され一時的に記憶を失ったオリオン(攻)のお話。
人魚姫がモチーフなので悲しい終わり方なのかと思いきや、ハッピーエンドでよかったです。
『カナリヤ』は幼なじみもの。傲慢な王様タイプの紫雲×紫雲大好きっ子のカナリヤが主人公。
カナリヤは紫雲が好きで、紫雲になら遊ばれてもいいってくらい健気な子です。紫雲も紫雲でカナリヤが好きだけど、好きな子ほどイジメてしまうと言うあれです(笑)カナリヤは天然な魔性。描き下ろしではカナリヤにババロアをつけて食べてました。ラブラブでたいへんよろしいです。
『うめももさくら』ではコンビニ店長・小梅×バツイチ子持ちの童貞・桃太郎が登場。これはコメディチックで楽しく読めました。これに出てくる子供がちっちゃくて可愛かった…(´∀`)
全体的にエロスもしっかりとあり、ちょうどいい度合いです。なによりストーリーが素晴らしい。収録されている作品の順番も良いので、とても読み応えがあり読後感がいい1冊でした。
あじあさんと言えば私の中ではエロカワでポップな作品てイメージの方が強いんですが今回の表題は表紙の雰囲気からも分かりますがシリアスですね。
悠紀と久國の双子と幼なじみの彼方の三角関係のお話。
彼方と久國は両思いなんですが、昔、久國が事故にあったことに責任を感じた彼方は久國に近づくのが怖くなります。
そんな彼方に悠紀は自分を久國のかわりにしろと言い二人は付き合う。
久國の代わりでもいいから彼方が欲しかった悠紀の気持ち。
彼方が好きだけど二人を見守る久國。
悠紀を好きになったつもりなのに久國への思いが消せない彼方。
それぞれの気持ちが切なくて苦しい…って感じでしたね。
4編の作品が収録されています。
個人的にはカナリヤが1番好きですね。幼なじみモノ好きです。
最後のうめももさくらはシングルファーザーとコンビニ店長のお話なんですが、これが1番あじあさんぽい感じな気がします。
絵の艶がすごすぎる。うっとりしちゃくくらいキレイです。エロ美しいw