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ookamishounen no amagami
内田さんの単行本を読むのはこれが3冊目です。
この作品が初コミックスだとは知らずに読んだのですが、余りそういう感じはしなかったです。
2008~2009年に雑誌に掲載された作品集なのですが、表題作は2009年に発表された「きんぎょばちから掬われて」と同じカップルの描き下ろし作品です。
高校生や大学生が主人公になっている作品がほとんどなのですが、私がこの作品集で特に好きだったのは、「恋したケモノ」と「さんぽ道で恋をして」。
「恋したケモノ」はキツネの化け物が主人公のファンタジー。
最近個人的にケモ耳モノに萌える傾向があるというのも関係してるかもしれませんが、この作品が一番萌え度が高かったです。
健気で可愛いキツネちゃんがいいです。切なさも適度にあるのがまた好みでした。
「さんぽ道で恋をして」はファンタジーではないのですが、ちょっとファンタジー要素のあるお話。
こちらも受け様が健気で可愛いです。
他には「ワレモコウ」が年の差カップルで切ない系。
短編でなく、もう少し長めのお話で読んでみたいお話でした。
全体にショタ風味というか、
「可愛い少年を描きたい!!」
っていう作品満載でした。
子どもの躰から、青年の躰になる直前の、ほんのちょっとの間の少年。
むか~し、むかしの、まだBLって言葉が生まれていない、JUNE創刊の頃の[少年愛」から[耽美」を引いて生ペニスつっこみましたッ!って風。
男の子達の潤んだ黒目がちの瞳、小さくてやわらかそうな唇。
薄っぺらいお腹や小さいお尻。
絵柄全体や雰囲気はすごく可愛い。
でも、その小さいお尻に、結構いきなり無体されちゃうわけですよ。
えげつない程ぶっといのでorz
新人さんの短編集の宿命っていえば宿命なんですが、[かわいそう」って気持ちが先に立っちゃって、せっかくの萌萌した気分が、、、、
せっかく可愛い絵なんだから、このカバー絵みたいな雰囲気で、もっとゆっくりしたお話で読んでみたいかな。
ついでに、[ワレモコウ]に関しては-評価です。
服を着てると、そうでもないのにね。
ちょっとでもはだけるとエロイっスよぅ。
“少年”って腰なんだよ。
繊細で色気がある、腰からフェロモーン、イェイ。
って事で各レビュー始めます。
《さんぽ道で恋をして》
大学生×事故った犬の心が乗り移ったらしい高校生。
どっかで必ず出くわすこの設定。
でも、ちゃんとオチあるし。
壁に押し付けられてキスされて、ズルズル下がって床に膝を付いてもキスされて。
その腰!お尻!割れ目!
これは確かに手を這わせたい。
《夜ごはんをきみたちと》
三角関係で嫁?
小さい頃から3人で夕ご飯を食べる習慣の高校生。
「ハラ減ったー」って家に上がって来るの。
エプロンでご飯作ってるし。
嫁だよ!嫁!
ヤンチャ系と優等生が嫁の取り合い。
結果は最初から決まってますけどね。
優等生くんがかなりのむっつりです。
で、ふと気付いたけど、アテクシ“むっつり”って要素、好きやったんやわ。
新発見です。
茶道部の茶室!靴下を片方だけ脱がす!
脱げたんじゃないよ、脱がしたんだよ、片方だけ!
《夏に溶ける雪》
ものすごーーく展開の早いワンコ?×ツンデレ。
学校の茂みって秘密の花園ですね。
《恋したケモノ》
ケモミミですけど元はキツネ。
ってことは、獣姦ですね。
完全にキツネに戻るシーンはないので、設定とか不完全燃焼。
《ワレモコウ》
タイトルに座布団1枚!
小説家のお話なので、文学的。
「我も恋う 我も請う 我も幸う」
遠く離れていてもきみへの想いでいっぱいです。
《半月のこころ》
高校の卒業旅行で、男ばっかで温泉旅行。
え?高校生だったの?
色っぽかったからリーマンの社旅やと思ってた。
ヤッてるコマをゆっくり眺め回しちゃったよ、アテクシ。。
《シェア》
いじわる年下いとこ君とルームシェア。
いじわるは大好き、大好きの裏返し。
言ってること、やってることがドSなのに完全にドSになりきれない。
ツンツンツンデレくらいかな。
このデレのせいで受けさまには、きっとかないません。
《きんぎょ鉢から掬われて・オオカミ少年の甘噛み》
極度のブラコン受けくん(顕)が兄ちゃんの友達(将也)の事が気になり始め、
将也は顕のことを、いつかは自分のものにしたいって世話を焼いてます。
顕の口が悪くてあまのじゃくなキャラがいいです。
ツンデレとは違うんですよねー。
勃ってるのも顕に言わせりゃ、
「ズボンの中で、小人がテント張ってキャンプしてるだけ!!」(笑)
思ってる事と逆の事を言ってしまって
自分の言葉に傷ついてる所がササるんですよねー。
顕は、おサルみたいにギュッて抱きつくのがクセなんで、
そんな習慣があるなら、なぜ駅弁をしない?!
心残りです。
表題作の他、内容盛りだくさんの短編集です。
ですので、1話が短め、「展開早っ!」ってのが多いです。
全体的に、可愛い系の受けです。
表題作「オオカミ少年の甘噛み」シリーズは、
極度のブラコン顕(受け)とその兄貴の同級生将也(攻め)のお話。
とにかく、顕が可愛いwほんと、ツンデレw
でも、将也が「ハイハイ、ツンデレツンデレ」って感じで受け流してるから、可愛く見えるだけで、相手が将也じゃなかったら、イラって来るかも。
でも、度を過ぎると将也も切れるわけで…。そして、それを見て焦る顕。
お兄ちゃんに諭されて、反省して、素直になって、デレて、仲直りw
いちいち反応が小学生なんだよなーw
「ばーか、ばーか、おまえのカーちゃんでべそー。」的なツン。
挿入前に、「痛くしたら、全力でしっぺするからな!」ってなんだw
(よく将也は萎えなかったと感心します。)
「夜ご飯はきみたちと」は、眼鏡少年と二人の幼なじみのお話。
設定おいしいのに…三角関係、3Pを期待したのに…
「恋したケモノ」は、題の通り人間に恋をした狐耳の少年の話。
狐少年可愛いwそして、ケモノ耳エッチおいしいw
「さんぽ道で恋をして」
愛犬タロが事故に遭い、数日後そのタロだと名乗る少年が現れる。
…あれ?この設定、どこかで読んだことがあるんですが、
どうしても思い出せません。
既読感があるんですが、これはこれで、とっても可愛いお話でしたw
タロと名乗る少年がホントけなげわんこで、そりゃあ、ほだされますよねw
本当に最初のお話が可愛くて、ドキドキで大満足!
受けの一途さが健気で萌えました~。
あのHシーンの展開は神評価をあげたいくらい!
ですが…。
後のお話が…もうひとつ盛り上がりに欠けてしまった印象です。
似てる描写が多いのもちょっと残念でしたね。
次回作に期待です。
こんにちは!ミドリと申します。
azooさんのレビュ見て、同じ気持ちの人がいたんだ~と嬉しくなってついついコメしてしましましたw
1話目は神ですよね~
私も最初は、これキタんじゃね??って思ったんですが、そのあとが失速で…(苦笑)
あれだけなら神評価つけようかと思ったくらいですが、萌評価にとどめておきました。
全部があの話くらい描けるようになってほしいですよね!
「可愛い!」と思う作品と、「う~ん…」な作品が混在している作品集。
お気に入り作品から紹介したいと思います。
『さんぽ道で恋をして』
愛犬が事故に遭った由宇。ある日自分がその愛犬“タロ”だと名乗る男の子が現れて…!?
この作品が巻頭なんですよ。これがめーーーーっちゃ可愛くて!!
小椋ムク『センチメンタル・ガーデンラバー』を読んだあとのような気持ちになりました。
キュンとするし、可愛くて悶えるし。
どうもこーゆーのに弱いようですね。
受が年下だから敬語受も可愛かった~!
余裕かましてる攻のアレを、「仕返しです」とジーンズの上から“さすさす”する受とか!!
むは~っっ!!かわゆい!!
むは~~っっ!!萌ゆる!!
ストーリー的には「そんなことあるかい!」とツッコミを入れたいかんじだったんですが、可愛いのでよしとします♪
『きんぎょばちから掬われて』『オオカミ少年の甘噛み』
表題作シリーズ。
超ブラコンで超ツンデレの顕は、兄の友人である将也にいつもバカにされつつも、やさしい部分に徐々に惹かれていた。
キスされ、さわりあいっこをし、恋人のような関係に。
でも顕はツンデレだから、わりと酷いこと言っちゃったりするんですよ。
これはいくらツンデレでもダメだろーとか思いつつ、でもそのデレの部分が、タイトルの“甘噛み”なんですよ。
これにちょっと持って行かれました~><
すねた時、甘える時は将也の腕をあぐあぐ、あむあむと甘噛み…
可愛い~っっ!!
うはーやられた~!!
最終的には顕がデレてエッチして仲直りでした♪
勃起してることを「ズボンの中で小人がテント張ってキャンプしてるだけ!」と意地を張る顕に、
萌えるというよりは笑いましたwwなんだそれww
ほかの作品は、エッチする必要があったのかどうかも微妙だし、エッチまでが早すぎるんですよねー
なんでちょっと微妙だったり…
でもケモ耳があったりと、萌えは十分です!(なんといってもケモ耳エッチはオイシイw)
この作家さんには可愛いエロ路線でいってほしいですね~