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suberrumonotachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
みなさん、レティウスが攻めってそんなに想定外!?
ワタクシはありありだと思ってたんですけどw
アヤースには小僧扱いされてはいるものの、カナーレが決断しづらい時にはちゃんと決断を下しているわけですし(ナフェルがプレヴェーサにかくまってもらえたのはレティのおかげ)、しじゅうカナーレを追いかけまわしているアヤースにも、ちくちく文句たれていたり、日々、大人っぽくなっていて、きっとその成長ぶりは眩しいものがあるんだろうなー、と思っていました。
カナーレやアヤースがどちらかというと内向的な性格なのに比べ、レティはストレートすぎるほどストレート、素直で楽天的。
一方、金の鳥篭に入れられたような病弱な青年、セラディス。
でも…あれ?この二人って、どことなく付き合い始めた頃のアヤースとカナーレの関係のようではありませんか。
限りなく直球で力強くカナーレをつなぎとめるアヤース、と
自分の存在に懐疑的なカナーレ。
いつかレティもセラの全てを受け止めるほど、強くなろうとするのでしょうか。
それゆえか、カナーレとセラディスが船尾で語り合うシーンはなんとなく…
嫁同士のようでもあり、デキた姑と嫁の会話のようでもあるw
しかしながら、レティとセラの関係ってアヤース×カナーレのように激しくはないんだなー。
恋愛というよりも、兄弟のそれに近いような。
なんだか、この二人、もっと大人になったときに友情に近いものに戻って、
照れくさそうに「若気の至りだったなー」とか言いそうな気がする…。
青春の1ページ、といった趣。
「レティーは攻めです」と予告があったにもかかわらず、どう見ても可愛らしい受けにしか見えないのは、なんとも可哀相というか。
でも、読み終わったらしっかりと男らしい攻めでございました。
年下攻めなんだけど、甘えたりはしてないんですよねぇ。
さすが、海賊の統領だけのことはあります。
プレヴェーサの統領となったのが、レティわずか15歳。
セラがレティを実際見ていたのは、13歳くらいまでだから、私も含め、レティってまだまだ子どもだって思いこんでました。
それに、いくら18歳だと言っても、イマドキの18歳ってやっぱりまだまだ子どもだし。
でも、伊達や酔狂で海賊たちの統領を名乗っているわけではなかったようです。
しっかりと物事を考えられるし、それを実行出来るし、何をさておいても、セラを抱くときはちゃんと一人前の男でございました、レティ。
しかも、次期国王としての立場も考え、国王に別荘地をねだれとセラに言い、「会いに行くから」って、い~や~、格好良すぎ!
男として、めっちゃ余裕かましちゃってますよ。
でもね、年下としての可愛らしさも。
「俺も次までにはもうちょっと勉強しとくし」
コルセーアシリーズの番外編です。
あとがきで水壬さんが書かれているとおり、私も最初レティが攻と聞いてかなり「ええっ!?」と驚いてしまったくちですが、読んでみると男前で非常にかっこよろしかったです。
きっとCDのキャストが岸尾さんだからってのもあったんだろうなぁ…。
今回のお話の主人公はプレヴェーサの若き統領・レティ。
その昔、まだプレヴェーサがカラブリアに属していた頃に出会った王太子・セラディスとの再会の物語。
…なんかセラの性格が結構好みでしたv
レティより6歳も年上で、レティのことを上から見るというかからかっているようなところもあったり、挑発してみたり。
でも、本心は出せない感じで誤魔化してみたり。
レティに距離を詰められるとたじろいでしまうかわいく素直なところがあったり。
年上なのはなんとなく感じるのだが、最終的な印象としては「わりとかわいい」ということになってしまうような。
そんなセラに対するレティはやはりセラに比べると若さを感じるというか。
時に感情が暴走するような面も見られるし。
でも、すごく男前。
レティがこんなに男前だったなんて知らなかったよ(笑)
それとも、セラに対してだから男前なのかしら?
年下なのに海の男で、しかも統領やってるせいなのか、どこか大きいところがあって。
世界の海を飛び回る彼そのままの自由な発想とかあって。
最後に話してた「2人の今後のやりとりについて」とか、なんかスゴイなぁと感心してしまいました(笑)
ついつい、これもCD化されればいいのに…とか考えてしまいますね(難しいですね…)
あと。
あとがきで水壬さんが機会があれば短編集を!と書かれていますが、是非書いて欲しいです。
あとがきそのままにジルのお話やピサール組のその後がとても読みたい!
ピサール組(というか実はヤーニ)好きなんですよねぇ。
そして、ジルのお話を書く際には是非、どこぞの悪知恵の働きそうなオヤジとくっつけて欲しい!(笑)←ジル受希望。