真冬のパンツまつり(合同誌)

mafuyu no pants matsuri

真冬のパンツまつり(合同誌)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
水壬楓子 鈴木あみ 
媒体
小説
サークル
Third Place <サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
コルセーア
発売日
価格
ISBN

あらすじ

水壬楓子&鈴木あみの合同誌・「パンツ」第二弾。
鈴木あみ「花降楼シリーズ」(上杉×玉芙蓉編&諏訪×藤野編)と「妖精男子」より。
水壬楓子「コルセーア」(セサーム様たち)と「リスク」より。。

表題作真冬のパンツまつり(合同誌)

同時収録作品鈴木あみ『花降楼』シリーズ番外編「ヒョウとゾウ」

諏訪芳彦,政治家
諏訪芳彦,元娼妓

同時収録作品鈴木あみ『花降楼』シリーズ番外編「ヒョウとゾウ」

上杉,弁護士
玉芙蓉,元娼妓

同時収録作品鈴木あみ『妖精男子』番外編「おっぱいとコンビニ」

須田恭一,弁護士,25歳
白木千春,25歳

同時収録作品水壬楓子『コルセーア』シリーズ番外編「ある休暇。」

ヤーニ・イブラヒム,宰相
セサーム・ザイヤーン,司法長官

同時収録作品水壬楓子『スキャンダル』シリーズ番外編「勝負!」

久賀清匡,代議士,53歳
城島高由,刑事,35歳

レビュー投稿数2

世の中には色々なパンツがあるのですね。

水壬さん・鈴木あみさんの合同パンツ本・第二弾です。
表表紙も裏表紙も、気軽に置いておけないパンツが前面に出ている仕上がりの同人誌です。
鈴木あみさんが自分で購入して撮影したそうです。
これは読む場所に気を使いますね。

まずは『ヒョウとゾウ』
これ、花降楼シリーズの上杉先生と玉芙蓉のお話なんです!
後半に諏訪さんと藤野も出てきます。
私、このシリーズで上杉先生と玉芙蓉のお話が一番好きで、身請け後のお話が読みたい!読みたい!と思っていたのですごい嬉しかったのです。
会いたかったよ~という感じでした。

内容もいいですよ。
玉芙蓉が上杉先生の事務所で働いているのですが、そこに届いたお歳暮にこの本の表紙にも出てくるようなパンツの詰め合わせが届いて、玉芙蓉が上杉先生に可愛いいたずらをし、上杉先生がお返し(仕返し!?)にお仕置きをするという、何とも幸せに満ち溢れた作品でした。
二人がお互いのことをとても思っているのが伝わり、もっと読みたくなってしまいます。

『おっぱいとコンビニ』
『妖精男子』のお二人です。
私、原作未読なのですがこれだけ読んでも結構良かったと思います。
千春が、「俺だって女の子と付き合いたかった、おっぱい揉みたかったし、パンツめくったりしたかった」と言ったので、須田は千春が女の子に奔るのは我慢ならないけど、何とかその思いを叶えてあげたいと、「豊胸してもいい」と言うのです。
そういう献身いいですよね。
しかしお話は全く違う方向に進んでいくのですが。

『ある休暇』
これは水壬さんの『コルセ―ア』のヤー二くんとセサーム様のお話です。
以前、鈴木あみさんと水壬さんが『ふわみみっ』という合同誌を出したのですが、その続きになってますね。
カンカンのセサーム様を何とか懐柔しようとヤー二くんが温泉に誘うのです。
セサーム様はもうとっくに許していて、もっと強気で攻めてくればいいのにと思っているけど…、ということで温泉で仲直りでした。
ヤー二くん、仕事もしっかりこなして、気遣いもバッチリで、子供とも無邪気に遊び、すごいカッコいいのに、ヘタレです…。

『勝負!』
『リスク』の久賀先生と城島さんのお話です。
現実世界で選挙もあって水壬さんだから選挙ネタ放おっておかないだろうと思っていたのですが、ここで来ました!
すごい嬉しいです。
久賀先生は野党から与党になっていました。
今回はそんな久賀先生にスキャンダルのネタが…。
色々あって最後、先生は城島さんに「次に来る時は勝負パンツで来なさい」と要求します。
きっと普通のパンツでは納得しないのだろうと思う城島さん。
続きがどこかでありそうで楽しみです。

3

花降楼シリーズ番外編の感想のみ 2

【J.GARDEN 34】でのお買い物・その2。
パンツをテーマに置いた鈴木あみ・水壬楓子合同同人誌第二弾です。4作品の商業誌番外編を収録した短編集で、「ヒョウとゾウ」(花降楼シリーズ)・「おっぱいとコンビニ」(妖精男子)は鈴木あみ筆、「ある休暇。」(コルセーアシリーズ)・「勝負!」(リスク)は水壬楓子筆となっています。
前作『真夏のパンツまつり』と同じく花降楼シリーズのみ本編既読なので、「ヒョウとゾウ」だけ読みました(正直に書くと鈴木あみ先生の本は花降楼しか読んでいないし、水壬楓子に至っては1冊も読んだことがありません)。

登場するカップルは2組。シリーズ第6巻『媚笑の閨に侍る夜』上杉×玉芙蓉と第10巻『恋煩う夜降ちの手遊び』の諏訪芳彦×藤野です。「ヒョウとゾウ」全19ページの内17ページは上杉と玉芙蓉のお話なので、諏訪と藤野はおまけショートショートといったところでしょうか。諏訪×藤野目当ての方は要注意です。まあその分、玉芙蓉たちのお話は面白いし読み応えがあるんですけどね。

上杉に身請けされて2年。玉芙蓉は上杉の弁護士事務所で働いています。ある日、玉芙蓉は事務所に届いたお歳暮の中に変な物が入っているのを発見しました。それは何とひもパンや象形のパンツ!。送り主は以前上杉の尻を撫でまわしていた男でした。上杉は狙われているのでは?と思った玉芙蓉は上杉に気を付けるよう訴えますが、取り合ってくれません。次の日、玉芙蓉は眠っている上杉に悪戯をしかけて……。

藤野と諏訪のお話も身請け後を描いています。馬鹿騒ぎしてパンツを被った諏訪を藤野が叱るという他愛無い日常の物語です。

みんな幸せそう。
花降楼シリーズはどのカップルも好きなんですが(キャラ単体では鷹村が好き)、特に上杉と玉芙蓉、諏訪と藤野は好きな組み合わせでした。後日談が読めて嬉しかったです。

2

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