fiona0109
「~はて」の最後の本。
正にシリーズ最後を飾るのに相応しい内容かと。
設定がとっても好きです。
どんな設定なのかを言ってしまうとネタバレになっちゃうので言えないのですが。
明るい雰囲気で始まるのですが、次第にシリアスになってきます。
サクラコさんが「戦国無双」シリーズで描かれてきた主だった武将達が出演。
中でもやはり左近と三成にとても心打たれる(また泣いてしまいました)。
やっぱり主従関係というのは、こうでなくちゃ!
切ないけど、晴れ晴れとした気分にもさせる。
歴史って、やっぱり男のロマンだと思います。
「このはて」からの続編。
三成が左近を探して地面を掘っているシーン。
左近・・左近・・・
切なかったつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
必死に地面を掘る三成を抱き上げ
もういい。もいい。
すばらしい主に出会えて楽しかった。
とても誇らしい。
そういう左近に啼きながら顔を埋める三成に涙こぼれ。
「このはて」で離れ離れになってしまった二人。
ついに今生の別れと思っていた二人が、あの世でまた一緒になれたことで救われた気がします。
表紙の二人があまりに幸せそうなのが良いですね。
そのほかの武将も次々と死~なお話なので、
明るいネタではないにしろ、作品としてのデキはかなり上質。
なんかもうこのカップル良い!