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sekaiichi hatsuko
世界第一初恋 小野寺的场合
何の前情報もなく出演キャストが気になり手を出しましたが、古い作品だと思っていたら、現在も続いており、アニメ化もされた有名作品で尚且つ、
CDドラマだけでは完結しないんですね。
それを事前に知っていたのなら、手を出していなかったかもしれません。特に律編。
毎回BLに関してに限らず恋愛もののストーリーはくっつくまでが楽しいと思っているのですがここまで引っ張られて最後までCDドラマ化されていとなると話は別。
特に律編。
恋に落ちるまでのカウントダウンが1を聞き始めた当初は中盤の2後半辺りでゼロを過ぎるのだと勝手に思ってました。でも違った。
ですのでリアルタイムで作品を追いかけている人には申し訳ない作品の触れかたをしました。
皆さんなかなか進展しない関係にさぞヤキモキしてらしたんだろうなーと。
普通に聞いていてもヤキモキするのに、連載当初から追いかけていたら待ちきれません(笑)
散々勿体ぶらしてファンをヤキモキさせている作品と言うことを知って簡単にオススメはできませんが(笑)
完結したら何らかの形で音声化してほしいと懇願するくらいには名作だなと思いました。
主演のキャストがBL作品から卒業してしまわれないうちに、再アニメ化、またはドラマCD期待してます。
世界一初恋~小野寺律の場合~
少女マンガ編集部・編集長・高野政宗(小西克幸さん)×少女マンガ編集部・新人編集・小野寺律(近藤隆さん)です。
こちらは高校の時に少しの間付き合っていた先輩と10年後に転職先で再会するという話です。(詳しくはコミックスのレビューでどうぞ)
ただ・・・びっくりするくらい原作に忠実でした。本当にコミックスを音源化しただけな感じでしたね(ノ∀`;)
しっかし、ホント声優は豪華です。美濃なんて、あんまり出てない気がしますが、キャストは緑川さんという豪華っぷり・・・
高野の「バカヤロっ!!これは乙女のキュンゴマだっ!!」なんて美声で言われたら、なんか萌えたww
世界一初恋~吉野千秋の場合~
少女マンガ編集部・副編集長・羽鳥芳雪(中村悠一さん)×少女漫画家・吉野千秋(立花慎之介さん)です。こちらは、幼馴染モノの話でした。
この作品も原作に忠実でした。アニメでも彼らは出るみたいですが、やはりアニメ「純情ロマンチカ」と同じ感じになるんですかね??
こちらの内容も小説のレビューからどうぞ。今後、吉野が、どのように変わっていくのかが楽しみですねww
しかしこちらも声優が豪華でした。当て馬の柳瀬のキャストが神谷浩史さんだなんて、ホント贅沢だ・・・
原作未読でCD聴きました。
聴きやすいなーと思いました。
声優陣は豪華で演技力に不安はまったくないし、濡れ場は色っぽい。
二つのカップルのお話が入ってますが、どちらもイケメンの攻めが受けに夢中の、安心感のあるストーリーです。攻めの気持ちは磐石なので、あとは受け次第。強引だけど優しい攻め様です。全体的に少女漫画っぽい。
しかも物語の舞台となるのが少女漫画の編集部で、そこで語られる「売れる少女漫画のセオリー」が、まんまこのカップルの恋愛模様とかぶってたりして、こそばゆい気持ちになりました。
私の趣味からするとちょっと乙女チックすぎるかなと思いましたが、間違いなく面白いです。
原作は最初のほうだけ既読。
声優さんたちが豪華なので聴いてみました。
長いシリーズの一部だけ、2組分、収録されています。
表題の小野寺律編は、出会い(実は再会)から、少しだけ関係が深まるまでのお話。
昔のお話とはいえ、律の子どもっぽさにイライラしながら聴きました。
甘ちゃんの御曹司が社内の陰口でブチギレて転職。文芸がやりたくて別出版社に入ったのに少女漫画編集部に配属されて、文句、抗議。しかもすぐやめるつもりで働き出します。
転職しやすい経歴になるように、などと言ってましたが、 考えが甘すぎて呆れました。
配属先の伝説の編集長に厳しいことを言われ、初日にモデルのためにいきなりキスをされ怒ります。
編集長の高野が非常識なような描かれ方をしていますが、この若造相手では、まあそういう態度になるのも仕方ない、という印象。
しかし、勉強のために自社出版のマンガを片っ端から読む姿勢、真面目でいい子なんだろうと思います。
学生時代の悲しい経験から恋愛に及び腰になっている律に、その学生時代の悲しい思い出の原因(だけど、どうやら勘違いがあったらしい)の高野が、距離を詰めて口説いて行きます。
少女漫画の編集という仕事で、ネームチェックや、落ちそうになった原稿フォローなどのエピソードもありますが、社会人の姿勢と台詞じゃない・・・、と聴いてて頭が痛くなりました。
高校の文化祭前の漫画研究会の部誌発行のお話だったら、そういう言動でもいいけれど、と思いながら聴きました。
吉野千秋編は、売れっ子漫画家先生と中学時代からの友人の編集者、同じく中学時代からの友人のチーフアシとの三角関係のお話。
漫画にしかセンス、感覚が向いていないと思われる、恋愛にはうとすぎる、だいぶぼんやりしている印象のある吉野千秋(受)に、編集とチーフアシがそれぞれ奥手な感じでアプローチするのですが、なかなか伝わらないうえに勘違いされてしまいます。
編集が爆発しちゃって吉野を襲ってしまうのですが、その後の展開はまさに漫画。
吉野がいい人過ぎて、この先、詐欺被害に遭うのではないかと心配になるレベル。
売れっ子漫画家さんは浮世離れしている人が多いそうなので、そこはリアルなのかもしれません。
個人的には編集が吉野を襲ってしまったところ、その後の対応、言動も、かなり胸糞が悪かったです。
性癖で萌える、萌えない、が分かれるところだと思います。
今作の一番、素晴らしいところは、中村悠一さんと神谷浩史さんがライバル関係で、言葉少なく、つんけん会話を交わし、反して、吉野には優しい声をかけているところです。
聴いていてうっとりしました。
BGMと効果音もよかったです。
何度も、おお、となりました。
作中に喫煙しながら仕事の話をするシーンがあります。
時代にそぐわない小道具だけど、かっこいい男を表すのにすごく印象的だなと思いました。
今だと、社内禁煙だろうし、喫煙できる場所でも電子タバコなどでしょうから、紫煙をくゆらせながら仕事の話をする大人の男の色っぽさ、久しぶりに耳から感じることができました。