帰ってきた幼なじみが鬼畜に!?

ファイナル・インプレッション

final impression

ファイナル・インプレッション
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
46
評価数
14
平均
3.4 / 5
神率
14.3%
著者
藤本ハルキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
松文館
レーベル
ダイヤモンドコミックス
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784790122531

あらすじ

僕がまだ何も知らなかった頃、大好きだったヒロくん。
幼い想いを伝えたまま、彼は遠くへ引っ越してしまった──。

──あれから時は過ぎ、
再びこの町に戻ってきたかつての想い人・林田は、
すっかり変わってしまっていて──!?

表題となる著者初の連載作品に
「飼い犬の言い分」
「こころにもないこと」の2作品を併録。
藤本ハルキの新たな魅力の、虜に。

出版社より

表題作ファイナル・インプレッション

俺様男・林田紘人
昔林田にフラれた中込

同時収録作品飼い犬の言い分

間野カオル 元ホストのヒモ
古市浩政 サラリーマン

同時収録作品こころにもないこと

古平 バーテンダー
荘司 サラリーマン

その他の収録作品

  • そのぬくもりに用がある
  • あとがきマンガ

レビュー投稿数11

初☆藤本ハルキ

とっても良かったです!!どのお話も美味かったです♪
そして絵も丁寧だし、けっこう好みだったのでかハマっちゃいました!!!!

<ファイナル・インプレッション>は他の方も書かれていますが
鬼畜という程の性格の林田くんでは、ありません!!
気になるから、どう接していいのかわからずついついイジワルになっちゃう。。。www
そして初恋の人に対して、“今は好きじゃないけど、気になる”って感じの中込くんのキモチも上手く表現出来ていて、素敵な物語でした!
永遠って感じではナイような気はしますが(笑)
続の<そのぬくもりに用がある>は意外でなるほど☆

<飼い犬の言い分>は付き合ってた人が結婚するコトになって、気まぐれに近所に落ちていたヒモを拾って・・・そんな些細なキッカケから二人が前向きに生きて行くのがとても清清しかったです☆


< こころにもないこと >・・・この作品のマスターだけが惜しい!!
でもそれこそ、私には絶対に行けない領域ならではなのでしょうか?!?!

1

絶妙なさじ加減

鬼畜とか別に好きじゃないしw しかも同級生で幼なじみなのに鬼畜ってどーよ?と思ってしまったけど、藤本ハルキさんだからそんな心配もどこへやら。確かにイジワルなところはあるけど、なんかほのぼのしてる。鬼畜ではないですよ。攻めの林田くん、むしろ可愛い。好きな子をついイジメちゃうような素直になりきれないって感じかな。

そして、受けの中込くんのキャラもこれまた良いのです。ちょっと地味めな普通の男の子なのですが、とても魅力的。

私、BLで普通の男の子が鬼畜なことされてるのを見るのは今まであまり好きじゃなかったんです。女の子風のキャラとか人外がレイプされてたりするのは別にOKなんですけど、普通の子同士の話だと細部まで好みがうるさくなってしまって、大体どっかにナエ~なポイントを見出してしまってました。一歩間違うとなんだかどうしても『かわいそうな人』に見えてしまったり、都合の良さを感じてしまってましたり……。だけど、この作品の場合は、普通の男の子が受けなのに、かわいそうだなんてちっとも思わなかったし、すごく自然な感じがしました。

中込くんは、攻めの林田くんのことが昔から大好きで、再会後もまた惚れて、結構ヒドイこともされてますが、どっか一歩引いたところがあって冷静に見えます。うるさくない感じなのです。ある意味かけ引き上手! 地味だけど大人になったらすごくモテそうな感じさえします。林田くんも林田くんで、優しいとこあるし! とてもステキなカップルです。

0

終わりよければ

すべてよし。

にしちゃっていいの?
ホントに、その結末でイイのーッ?

表題作は、スキなコほど無意識でいじめたくなっちゃう子供の恋のお話。
この手の話はねぇ、、、
私としては地雷系というか、萎えキャラというか、、、、

「飼い犬の~」は、公園に捨てられてたワンコ(キャバ嬢の元ヒモ)を拾って帰ったゲイリーマンのお話。
ありがちな展開の短編だけど、登場キャラ達のサラッと具合が、性格付けも、絵の薄さも程よくて、これは結構好き。

そして「こころにもないこと」
この乙女っぽい荘司くんに、ついクラッと。
絵柄としてはすごく普通っぽい、むしろぽーっとした兄さんなのに、エロカワイイのツボに入ってしまった。
へのへのもへじレベルのあっさり顔が、脱いで、エロいことするとなると、だんだん細部になればなるほどリアル(そう、そのシワの縮こまり具合とか)

中立+萌+萌2で、最後にカバーしたの4コマが萌1.5
トータルちょっとオマケで、萌×2

1

ほのぼの切ない

友人が譲ってくれた1冊です

表題作の「ファイナル・インプレッション」しょっぱなから笑ってしまいました。いくら小学生とはいえ、あのこっぴどい振られ方は苦い思い出になるでしょうね。

高校生になった中込の目の前に現れたのは、あの時自分を振った見事に性格が歪みやさぐれてしまった林田だった。

意地悪でオレ様な林田に毎回振り回される中込ですが、どんどん惹かれて行くのに戸惑いを感じながら暮らします。また、林田も本当の自分の気持ちがわからないまま中込と過ごす日常の中で答えを模索していきます。

とにかく不器用すぎる林田の愛情がくすぐったいものでしたw
非常に萌えましたよ!!互いに意地をはり、押したり引いたりの2人の会話も妙にツボリ楽しく読むことができました^^

0

素直になれないところも可愛い

表題作は俺様×ドMの幼馴染再会モノ。
以前「愛があるから」は趣味じゃない評価をしたのですが、この作品はよかったかな。
藤本ハルキさんの描かれるキャラもなかなか癖がある奴ばかりですね。
地味なくせに…(笑)
この方のここまでSの俺様攻は初めてみたかも。新鮮でした。
Sというか、【受のことが好きで好きで仕方ないけど虚勢を張ってます】というかんじ。
頑張って隠してるけど、だだ漏れだよ!!みたいな(笑)
受ちゃんもお人好しというか、仮にも昔好きだった相手だから拒めずに受け入れてそのままほだされて…という展開です。
素直じゃないくせに「オレがキスしたかった」とか言ったり、
「好きなのかはわからない」と言いつつも「他の奴なんかいらない お前がいい」って言ったり。
どっちやねん!と思いつつも、素直じゃないところにちょっとキュンとしました。
だって素直じゃないくせに顔では「好き」って言ってるようなもんなんですもん~♪
結局は攻も受のことが昔から好きだったんだよね。
ラストは三年後の二人が見られます。意外にも攻のほうが受のほうを好きですよね。
そんな二人の関係が微笑ましい。

他収録作品は
「飼い犬の言い分」
年下攻め。近所のキャバ嬢のヒモを拾っちゃうリーマン。
恋人が他の女と結婚することになって傷ついた受は、攻(ヒモ)を拾って慰めてもらおうとするのですが…。
一見自由に生きてきたのかと思われるヒモの心の葛藤とフラれちゃったリーマンの傷の舐め合いから発展する恋。
可愛らしいお話です。

「こころにもないこと」
イケメンマスターと彼に憧れる、恋人にフラれたばかりのヘタレちゃん。
ゲイであるマスターと他の男とのキスシーンを見て、自分に置き換えて妄想しまくる受。
マスターに関係を迫るが…!?
マスターがねぇ…ちょっと何を考えてるのかわからないキャラでした。
もともと気になってたんだよね、お互い?
身体から始まる恋もある、という典型的な話。

藤本ハルキさんの素朴だけどどこか可愛らしい絵柄と、相反するわりと生々しいH描写。
汁だくでもないし、そこまでリアルでもないんだけど、絵柄とのギャップがなんともいやらしい。
意外に汁だくで描かれるよりもあっさりと淡々と描かれるほうがエロく感じるのかもしれないなー

2

再来した初恋の妙味

◆ファイナル・インプレッション
僕(中込)がまだあどけない小学生のころ、大好きだったヒロくん(林田)。僕の幼い想いを粉々にして、彼は遠くへ引っ越してしまった――
 「お別れにチューさせて!!」
 「えっ? やだよ」
別れの印象は最悪…

時は流れ、高校生になった中込と同じクラスに、林田が編入してくる。林田は俺様で口が悪くて、仮にも幼なじみだというのに、「オレから用ある時以外 話しかけんなよ」と言ったり、やはり印象は最悪。

でもなにか様子がヘン。「口止めにキスしてやるよ」とか…
ぞんざいな言葉とは裏腹に、行動はやさしかったり…
素直になれない、ツンデレ50%、みたいな。

ジブリの「耳をすませば」で、「ヤな奴×3」と言っていた雫が、聖司とだんだん距離を縮めていくのを思い出しました。

◆飼い犬の言い分
登場人物の外見が、ひとつ前の話とうりふたつで見分けがつきませんが、別の話です。
公園でキャバ嬢に捨てられたヒモ男を拾っちゃった会社員の話。

◆こころにもないこと
行きつけの店の男前バーテンダーのことが気になって気になって毎晩夢に見ちゃう客が、衝動に駆られて一歩ふみだす話。

カバーをはずすと、各話の後日談を描いた4コマ漫画があります。

2

最後に抱いた感情??

裏表紙の小学生姿の林田と中込が可愛かったです。(´▽`*)転んで泣きながら林田に引っ張られて歩く中込とその手をしっかりとつかんで励ましてる林田。

主人公の中込(受け)は、いつからか分からないですが同性が好きと自覚がある。小学生の頃、ヒーローのように思って憧れていたヒロくん。ヒロくん(攻め)が引越しの時に寂しくて「好き!チューさせて!」と思わず言ってしまうのですが、ばっさり「え?嫌だよ(笑顔で)」とそりゃもう清々しく断わられます(笑)つ・・・つらいw

そして高校生になった中込(受け)の前に転校生として現れるヒロくん。離婚で戻ってきたというヒロくん(林田)に会えて嬉しい中込(受け)は色々と昔の友人の話などすると「オレから用ある時以外 話しかけんなよ」と・・・ばっさりーーー!!一体彼に何があったというのか。自分の憧れ・ヒーローだったのに・・・と落ち込む中、お前ホモなんだよな?と言い、クチで処理することを強要されます。

林田(攻め)の行為だけを書くと結構酷いんですけど(笑)キツイ言葉を投げかけるのに、中込(受け)を離そうとしない林田の態度が段々俺様ツンデレなのか?と思えたり。他の方のレビューの通り、絵柄がさっぱりした雰囲気で、中込も思ったことをしっかり言うタイプのせいか、鬱々としていないので苦しくなることはなかったです。

林田は、いじわる攻めなのかな。好きなやつはいるのか?と探ったり、中込が委員長のことを好きっぽいと知るとイラっとして、きつく当たったり。でも誰かを好きって気持ちも大切にしたいって感情がよく分からない。なので先に中込(受け)が、自分が林田を好きって自覚をすると辛くなって離れようとする。それが許せず、林田は・・・。という感じでした。

林田は人に対しても、物に対しても何かに執着したいと思わなかった。でも引越した後もふと思い出すヤツがいる。泣きながらお別れをいった中込の存在がずっといた。中込の気持ちは勿論、林田のグルグルした感情の描かれ方が素敵でした。

タイトル【ファイナル・インプレッション】の意味が気になりました。カバー下の4コマからもよく第一印象をfirst impressionと聞きますが、反対のfinal impressionとは?(=_=;)勝手な感想ですが、「最終的に相手に感じるこの気持ちは?」ということでしょうか。
中込はヒーローではないけど好きだと思う林田に対する感情。林田は中込に対する好きって気持ちかなぁ~と。

同時収録作【飼い犬の言い分】【こころにもないこと】は大人のリーマン受けの話ですが、それぞれ系統が全然違って面白かったです。「こころにもないこと」の優しいマスターが大人の余裕があり過ぎて、いまいちつかみきれなかった感じがしますが・・・(笑)

初めて藤本ハルキ先生の本を読みましたが、さっぱりした絵柄の中に丁寧さがあって読みやすかった気がします。

2

鬼畜というよりは、俺様なだけ

高校生の甘酸っぱい恋愛がメインの話です。
上履きに学生服に、授業をさぼってのシチュに萌える方にもお勧めです。

ファイナル・インプレッション
林田紘人(ヒロくん)俺様ツンデレ攻め×中込キヨくん(流され素直受け)
引越しのお別れの時に、ヒロくんにチューしようと迫ったキヨは、あっけなく拒絶されて、初恋は悲しくも終了した。
そんなエピソードから初恋がやぶれて、高校生になって帰って来た幼馴染は鬼畜でという話。

小学生の男同士で、お別れにチューを断られちゃうのは当たり前かも(笑)
そんなこと言っちゃうキヨが可愛いんですけどね。
鬼畜攻めというよりも、ツンデレ気味な俺様です。
編入して会うなり、好きな奴はいるのか?とか、自分のことをキヨがまだ好きなのか確かめたかったみたいな探り方といい、ヒロくんの考えている事は結構わかりやすいし、カワイイ奴です。
キヨから他の男を好きそうな素振りを感じると、冷めたりと結構正直者です。
自分から好きだとは言わないけど、キヨに対しては自分をどう思っているかを言わせたがりで、その所為で泣かしたりしています。
このイジワルが絶妙で、ツボに入りました。
普段弱々しくて言いなりになりそうな大人しめなタイプなのに、キレるとぽんぽんとなんでも言っちゃう所とか、キヨのギャップもよかったです。
数年後のエピソードではすっかり林田が可愛い奴で、続いている二人の幸せな未来像がよかったです。
線が細くてソフトな絵なのに、下の毛とか性器の描写は隠しが入れられたリアルなもので、ギャップに驚きました。
肉々しい絵柄じゃないからか、上品なエロスです。

飼い犬の言い分
元ヒモ・間野カオル×会社員・古市浩政
恋人が女と結婚するので先に自分から別れを告げて、捨てられていたカオルを拾ってという話なんですが、話も好きでしたが、体位チェンジが何回もあるのが珍しいなと思いました。
行為の度に何度も変わっているので、ついつい注目してしまいました。
それなのに、エロエロという感じでもなく、さらりとしていて。
作者の独特の持ち味を、そこから感じます。

こころにもないこと
オーナー(敬語攻め)×失恋したばかりの会社員(妄想受け)
優しいオーナーに好奇心から抱いてもらうことになるのですが、この二人に幸せな未来が見えないというか、オーナーの性格が謎すぎました。

そのぬくもりに用がある
ファイナル・インプレッションの事前エピソードで、引っ越し前にキヨくんのことを思いだしているヒロにニヤニヤしてしまいます。
これを読んでからもう一度最初から読み返すと、すごくヒロくんのわかりやすさに気づくので、読み返しをお勧めです。

表題作のファーストインプレッションが、一番よかったです。
可愛げのある俺様が好きな方に、お勧めです。

1

ファイナル・インプレッションレビュー。

幼馴染が鬼畜に成長!
…と、いうよりは好きな子はイジメたくなってしまう俺様って感じの攻だった。藤本さんの初の連載作品です。

幼馴染で再会モノです。鬼畜で俺様といっても、藤本さんの絵柄と作風なので超ほのぼの。そんなに読んでいて痛いって感じの話じゃないです。というか、ただひたすらにじれったい。
S攻くんは、受が大好きで大好きで大好きだけど口には出さないでイジメてしまう。でも、周りから見たら好きなのバレバレで可愛い。
受も、意地悪されても昔好きだった相手だから拒めずに受け入れてしまうドMちゃんだった。

「オレがキスしたかった」とか「他の奴なんかいらない お前がいい」とか、相変わらずときめく台詞がいっぱいで藤本さんらしい1冊になっています。
前の生徒×先生の時の作品も、口説き文句が凄く良かったけど今回も台詞のやり取りが甘くて良かったです。

1

鬼畜という言葉に食いついちゃいました(^v^)

[ファイナル・インプレッション]
林田×中込の幼なじみ高校生ものです。ちなみに再会モノです。
親の都合で小学生の時に引っ越ししちゃった林田が、高校生になって戻ってきたら林田の性格がびっくりするくらいに悪くなっていたんですけど、私的には鬼畜というか俺様止まりな感じもしました。(私の鬼畜のイメージが、もっとひどい事をすると思っていたので・・・)
でも不意打ちで顔射するのはひどいかも(笑)しかし中込くんは健気ですねぇ
健気受け好きですww
[飼い犬の言い分]
間野カオル(元キャバ嬢のヒモ)×古市浩政(リーマン)です。
とりあえず思ったのは福田サイテーっ!!自分の事しか考えてねぇじゃねーか
結婚しても関係を続けたいって・・・。奥さんにも失礼だし、古市にも失礼だ・・・こんな奴別れて正解です。そりゃ浩政も疲れるよ・・・。なんか福田には本気でムカつきました・・・。
しかし最後の最後でカオルが年下攻めって事を知った時の私のテンション半端なかったです(笑)←私のテンションなんてどうでもいい(爆)
[こころにもないこと]
バーテン・古平×ショップ店員・荘司の社会人CPです。
ていうかこの話が一番萌えましたヽ(^o^)丿
だ っ て 黒 髪 受 け な ん だ も の 
ていうかノンケ受けというのにも萌えた(*^_^*)ただ・・・どうしても古平が某世界擬人化アニメのフ○ンス兄ちゃんにしか見えませんでした(笑)

最後のあとがきのアシスタントの方の萌え属性GJ!!でも私は受け派なんだっ(笑)

1

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