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ここは高級遊廓「蓉香楼」。一夜の夢が、激しき純愛となって花開く――!!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
スイマセン立ち読みしました。
真っ赤な背表紙とタイトルに惹かれて読みました。
遊廓モノにしては絵の美しさに欠けるのが難点。
おのこでも、美しく着飾らせるのが常識じゃないでしょうか。
安そうな見世ではなかったので(というか高級ってありますな…)、こうも着飾って頂けないと、遊郭モノを読んでる気分に浸れないのです。
『愚者の楽園』
遊廓の店主が、引き取って大事に育ててきた美しい給仕の少年を水揚げされそうになる。拒否しない少年に店主は腹を立て、嫉妬心にかられて処女を奪った挙句、初めてのフリをさせる。
ここで問題。後孔を血まみれにしておきながら、その直後に客に引き渡して、なおかつ気付かれないって、どんだけっすか…?最終的にはハッピーエンド。
『花魁抄』
通りを練り歩く美しい花魁に一目惚れした呉服屋の息子が、またその姿を見ようとひたすらその花魁のいる見世に通うのだが…
ええと、毎日小さな子供があんなとこ通って親御さんに叱られないのでしょうか…そして、まさかの展開。ザ・ショタコンって感じでした。私あんなちっちゃい子相手すんのやだな…
『ラストダンスは私に』
かつて使用人だった男に買われた没落華族の麗しき青年。
その青年を手に入れるため懸命に働いてきた…そうだが…
ん?どうやって成り上がったのだ??
よほどのことがなければそこまでの地位を築くことはできないと思うのだが。
納得のゆく説明がほしかったです。
サド趣味のオッサンに跡残されてて可哀想でした。
想い通じ合って、一緒にダンスを踊るシーンは美しい。
『空の果て』
おいおい髪の毛おかしいだろおおぉと思わずツッコんだ。戦争行くんですよ、丸刈りにしませんか?違いますか?将校さま。ものっそい邪魔ですよ。何年切ってないんだよ。
そして相手の男娼についてですが、一応遊郭なんですから、着飾りませんか…?これが一番気になりました。
足の悪いそのツンデレ男娼に優しく接し、杖を預けて戦地へ発つ将校さま。
最後は感動的なシーン…なのですが…ええと、どうやってここまでいらっしったんですか?棒切れでも拾って来いやと思いました。
最後に『空の果て』を収録されたのは、本当に素晴らしいと思いました。これを最後に読めるのは非常に気分が良いです。ああ、これ読んで良かったと読者に思わせることのできる終わり方だと思います。拍手。
全部で4話、それぞれが遊郭絡みの独立したお話になっています。
第1話を読んでいた時は、んーーー?といった感じだったのですが、第3話・第4話で評価がアップいたしました。
第1話「愚者の楽園」:
遊女候補を見繕っていたときに気に入ってしまった少年・紫馬を育て上げ、心まで奪われてしまった遊郭のオーナー・征典のお話。
花いちもんめの歌の使い方が絶妙です。しかし、私にはどうしても紫馬の存在感が薄くて・・・
第2話「花魁抄」:
花魁に恋した呉服屋の三男坊のお話。実はその花魁は・・・すったもんだで両思い?なんですが、この先どっちがどっちになるんでしょうか?受攻がはっきりしませんね。
それにしても霧見太夫は綺麗だ。
第3話「ラストダンスは私に」:
元華族の娼夫を身請けした成り上がりの男のお話。
過去の関係と、今の状況、身分の差が逆転して・・・
片方は手を汚し、片方は身体を汚してはいても、お互いを思う気持ちは変わらなかったということで、二人が正直になったとき、胸を打たれるものがありました。
第4話「空の果て」:
足の悪い男娼・春琴と戦地に赴く将校・加賀見のお話。
春琴が嬲られいたぶられることを良しとせず、妓楼の外の世界を見せ、男としてのプライドを取り戻させ、杖をあずけて出征していった加賀見と、彼を待つ春琴。
伏線もいい感じに効いていて、涙誘われるお話になりました。
難を言えば、加賀見が長髪だというところなんですが、それまでも伏線になっていますので、そこんところはファンタジーということで、甘んじるしかないかなと。
『愚者の楽園』のみ初出が2000年、他三作は描き下ろしとの事。
現在の作画はアメリカの版元にてYAOI作家として経験した時間を
経た後のものでありますから、些か往時とは違和感を感じる方も
おいでなのでしょう。評者は敢えて往時の作画を収めて欲しかったと
愚考しますが。
映画の様に展開する流れは、洋行経験の賜物なのでございましょうか。
海外に改めて輸出し、Botan Yamadaの晴れ姿再び、と展開するも
また一興かと。
花魁・遊郭系が好きなのでカバーと帯の言葉に引かれて購入しました。
まず読んでの第一印象は、受け子の顔が好みではないこと。
ツンデレや気の強いタイプの子はそうでもないですが、典型的な可愛らしい系の受けは絵自体が私はあまり好きになれませんでした。
しかし花魁時の髪の毛や視線での色気は凄く魅力的だなと感じました。
全体の線はとても綺麗です。
私が一番好みだったのは表題作ではなく、『空の果て』です。
元々切ないものが好みなので、受け子の想いが痛くていじらしくて好きでした。
置いていかれる側の辛さと、置いていく側の辛さ、両方がとても切なく、それが上手くエロシーンに繋がったのではないかと思います。
そしてセリフの一つ一つに重みがありました。
時代設定も戦時中あたりなので軍服、遊郭好きな方には良いのではないかと。
ただ、エロシーンは薄め、好みの作品が短編4作中2作だったことを踏まえ、この評価とさせて頂きました。
わたしは最近、わりと爽やかでエロシーンがきつくないのを多く読んでたので、なおさらその反動でこれはキマシタ
要所要所ツボに入りましたエロくて良いです
といっても今のジュネとかみたいな汁飛び散り系のエロではないのですがね。そのためペラペラーっとめくった時にはそのエロさに気がつかなかった。しかし読んでみるとそこはかとなくエロスです
SMチックな雰囲気に萌える方には向くと思います(笑)
「愚者の楽園」
遊郭ものは攻めが優しいかサドかでも大きく二つに分かれると思うのですが、これはサドな楼主でしたよ。久しぶりに!ムチに萌えます主従は良いよ。やっぱ。
他、収録されているお話は、時代などは一緒ですが繋がってはいません。しかしどれも刺激があって好きでした。な~んか、どうもSM心を擽ります(笑)
「花魁抄」
これはこの本の中では一番さらっとしてます。ちょっと珍しい展開でフムフムでした。
「ラストダンスは私に」
下克上ですだ足を舐めたり、ペットの印とか、ムッハーエロいっすでも攻めは最後受けに素直な思いを伝えてて切ない気持にもなります。
「空の果て」
遊郭(男娼)もので軍人ものというW萌え。この男娼は足が悪いです。ちょっと!こういう障害とか好きなんですが!そんなところに萌えてすみませんと思いました。が、萌えは理性とは関係ないので仕方ない(^_^;)
わたしは全部好きでした大満足!難を言うなら絵は好みがあるだろうなBLっぽくはあんまない。ファンタジー系のゲームとかのタイプの絵に感じました。