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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
同じ職場で働く男達。
想いはそれぞれ複雑だけど。
橘の想いも。
小野の想いも。
二人の接点と交差の調和が抜群の面白さだ。
美味しそうな描写にお腹が空きます。
よしながふみ作品には、ほろ苦い恋が詰まっている。おすすめです。
テレビ東京のプロデューサーがラジオでこの作品好きとおっしゃってて、40代男性もよしながふみ先生の作品を好んで読むんだなぁと嬉しくなりました。この作品に限らずお好きだそうで、対談されてましたね。
この巻の最後に収録されてる話が好きです。捻くれていて、優秀で、やると決めたらやる男というのはカッコいいものよ。最後の描き下ろし見るとカッコ悪〜〜ってなるのがやっぱり橘でまた良い。
1巻の登場人物が伏線になってるあたりしっかりしてるな先生。
ケーキ屋を舞台に繰り広げられる様々な人間模様が、非情に面白く読み応えのある作品でした。まず、何種類ものケーキが本当に美味しそう。つい、近所のケーキ屋に行きたくなってしまいます。非BL作品となっていますが、天才パティシエの小野がゲイなのでまったくBL要素がないわけでもなく、腐女子もそうでない人もどちらも楽しめる作品だと思います。
店員3人のやりとりも見ていてとても楽しいです。小野を警戒する超ノンケの橘、地味な見た目なのに好みだと思った男は皆落としてしまう小野、小野を崇拝する大のケーキ好きエイジ。皆まったくタイプの違う人種で、彼らが話しているだけで微笑ましい気持ちになります。お客さんの話では、元刑事とその奥さんの話が好きでした。笑顔が可愛くないと評されていたけれど、私は堅物な彼がケーキを食べて見せた笑顔、とっても素敵だと思いました。