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連載再開予定とのことで久々に再読。
(現時点では、Web配信で1巻の続きが29ページほど出ています。)
メインキャラ4人とも文句なしにカッコよく、トラック野郎とラーメン屋という男臭さ全開の世界観に惚れ惚れ。
このままドラマ化できそうなほどキャラが立っており、続きが大変楽しみなシリーズです。
元伝説の暴走族で、今はマリエ(故人)の遺したラーメン屋を一人で切り盛りする一輝(表紙左)。
不器用ながら男気溢れる彼に想いを寄せる(?)のが、マリエの兄で食品会社社長の実篤(表紙上部)。
ラーメン屋を潰すだの何だの理由をつけて度々店に乗り込んできますが、いきなりキスしてきたり、ラーメン作りの手本を見せてくれたりと、傲慢そうな見た目を裏切るツンデレぶりが可愛いすぎる人物です。
マリエの遺した子どもたちへのデレ具合や、部下たちとのコントじみた会話など、言動がいちいち面白くてかなりの良キャラ♪
もう一人、一輝に想いを寄せるのが、トラック屋でラーメン通の翔。
暴走族時代から一輝に憧れる翔ですが、彼のお相手は一輝でなく後輩君になりそう?
運転手見習い(実は社長子息で、一見冴えないメガネですがよく見るとイケメン!)の力也がひそかに翔を狙っており、このゆる〜い三角関係も楽しみどころの一つです。
こんな男前たちが狭い店内でラーメン作り(&試食)にアツくなる姿にこちらも滾ってくるストーリー展開が秀逸。
不器用な一輝が今後ラーメン屋としてどこまで成長していくのかに注目です。
ラブ展開としてはまだ序盤も序盤といった雰囲気ですが、掴みはバッチリな第1巻。
次回の掲載は力也と翔の話(1巻ラストシーンの続き)からスタートするとのことで、大変楽しみです。
主要人物は4人+1人(故人)の男たち。
(1) 春野グループの末息子にして才能ある料理人だった真理衛=マリィ(故人)
(2) 男殺しの伝説のトラック野郎にして、不器用で味オンチの一輝
(3) マリィの父親代わりで13歳年上の兄、春野フーズ社長・実篤
(4) 一輝に心酔するトラック野郎にしてラーメン通・翔
(5) 翔に惚れている後輩トラック野郎・力也
家族を裏切ったとまで言われる形で一人、ボロッちいラーメン屋を構え
赤ん坊2人を育てていたマリィ。
一輝は、雨の中、落ち込んで酔い潰れていたところをマリィに救われ、
食事の面倒をみてもらうことになった。
マリィ亡き後は、なんとかラーメン屋を残そうと翔の助けも借りつつ育児と店に奮闘中だった。
が、店を処分しようとする春野家の面々。
弟が家に戻らなかったのは一輝のせいだと責めながらも、マリィの味が再現できたら許してやると1ヶ月の猶予を宣告する実篤は、実は遺言で店の権利とラーメンのレシピを託されていた・・・。
石原氏さんの好きなものが詰まってる といった感じの群像劇。
ラブというより絆・・・
連載ペースからいって、まだまだ先は長そうな気はしますが、楽しみなお話です。