ハッピーエンドなんかいらない。

恋っていうのは

恋っていうのは
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×25
  • 萌13
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
20
得点
109
評価数
34
平均
3.4 / 5
神率
26.5%
著者
タクミユウ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
恋っていうのは
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784877248994

あらすじ

祐仁と千洋は、写真家と写真集の担当編集者として出会った。世界を飛び回り「道」を撮り続ける彷徨の写真家・祐仁に千洋は魅かれ、駆け引きのようなやりとりが続いたある日、祐仁が千洋をベッドに誘った。応じた千洋は祐仁を抱き、その日から――恋に落ちた。彼に話しかける人、触れる人、仕事にさえ嫉妬する。激しい思いをセックスでしか表現できず、言うことといえばかつて面倒だと思った「女」みたいなセリフばかり…。そんな自分に千洋が愕然とする中、祐仁はカメラを持って飛び立ってしまい…。
出版社より

表題作恋っていうのは

編集者
美人で仕事もできる写真家

その他の収録作品

  • 恋っていうのは
  • 恋におちたら
  • はなしたくない
  • 愛でなく愛でなく
  • 恋であるはずがない

レビュー投稿数20

これは神! 文句無しの神!

日頃から適度な萌えは補給していたつもりですが、
ここまで萌えたのは久々かもってくらい良かったです。
人外もショタもSMもいいけれど、
やっぱりこういうリアル系でハマった時は深いですね~。
感動と萌えが同時に襲ってきて満足感が違いました。

もう細かいことは説明したくない! なんだかそんな感じです。
実際に読んでみてほしいです!
でも、もし、なんだったら!
本の1ページ目にあるカラーイラストだけでも見ていただきたいと思います。
(はたしてセロハンで包んでない本屋があるのか?って感じではありますが……)

タクミユウさんの絵は漫画も良いけれどカラーもすっごく素敵!
私はこの1ページ目にある絵を見ただけでズキュンでした。

そして、そして、漫画の中身ももう文句無しに神なのです。
あんまり神神言うと嘘くさいけど(^_^;) これはマジでそのくらい来ました。

例をあげると、鳥人ヒロミさんの「饒舌な試着室」が結構雰囲気近いかもです。

【ネタバレ】
細かいことは書かないつもりでしたが、
萌えたぎる気持ちを抑えられないので、やっぱちょっと書いとくと……、

タクミユウさんて、瞬発力はあまり無いと思うのですよ。
なんか、雑誌に数ページ掲載されてるのを読んでもあまり来ないんです。
でもまとまってから読むとすごい来る!

今雑誌の方では、バーのオーナー完治(このコミックでは脇役)編が出てますが、
まとまるまで読まないでとっとこうかと思うぐらいです(笑)
すごい続きが気になって苦しいという理由もあるし……

ところで、タクミユウさんはいつから完治編を考えていたのか気になります。
完治はこのコミックの中では祐仁と千洋の心の拠り所っていうか、
良き相談相手みたいな立場なんですが、初めて出てきた時からすごい存在感なんです。
『あ~これ絶対、話に絡んでくるぞ~』って感じムンムンなんですね。

だから私的には、
受けの千洋がフラフラついでに完治ともやっちゃって、
さらに祐仁が激情ってパターンかもなぁっていう予想をしていたんですが、
どうやら完治は受けみたいなんですよねぇ。

あぁ、気になりすぎて、色々と待ち遠しいです。

9

間違って2冊かったけどこれなら後悔しない!

タクミユウ先生・・・・お上手!!
これは良い゚+。:.゚(嬉´Д`嬉)゚.:。+゚
あんまり期待してなかったんですけどww

嫉妬・執着。自分に無い感情。
いつもどこか冷めていて、愛しているという自覚はあってもそれが伝わらない。
離れていく恋人はいつも同じ言葉を残していく。
そんな攻が出会ったのは、自分とすごく似た雰囲気を持つ男。
彼もひとつの場所に執着できないという特性を持っていた。
そんな二人が体を重ねる。それは愛情ではなかったはずなのに・・・!?
これがですね、これまで女に対して「ウザ」といっていた「嫉妬」「ねたみ」「執着」をどんどん深めていく話。ものすごいスピードで好きになって、どうしようもなくて。
つなぎとめられるのは体の関係しかなくて。
一生懸命な攻がすごく可愛い。ま・・・・体の暴力はいただけませんが(笑
逆に受。この人も、髭が受wうほ☆
なんて思っていたのもはじめだけ。終盤に向かうにつれて明らかにされる過去だったりとか気持ちの持っていきようが恐ろしく巧い。
過去・そして現在。
最初に出会ったときとは違う感情をもった二人。でも結局は似たもの同士っていうのも良い。
いつも本気になれなかった。でも、本気になるのが怖かった。
二人が結ばれたとき・・・
最後の最後。
「これしか甘え方をしらない」という受はもう魔性wwww
可愛すぎてどうしてくれようかと(笑
黒髭のおじさんも好きですが、これはこれでハッピーエンド。
なんか感動した。
間違って新刊2冊かっちゃったけどこれなら後悔いたしません。
読めて幸せだw

8

恋愛によって成長していく姿

大好きな作品です!
これだけド直球の愛情表現、読んでるこっちが楽しくなります。
同作者の「無色透明」の後のお話です。
発売日で見ると、こちらの方が先だったんですね。
私は「無色透明」から読んだのですが、
私は「無色透明」→「恋っていえのは」の順番で読む事をおすすめします。
「無色透明」で、隆一に絶対服従の中、
無垢のまま成長していった祐仁のその後が書かれているのですが、
あの祐仁が今、こういう恋愛の向き合い方をしているというのが、
納得いくし、癒されます。
あのままだったら、どうなってったんだろと思ってたので。
まぁ、2人なりの形を作っていって、幸せにもなってたかもしれないけど、
なんかリアリティーがない。

この作品を読んで、
本当祐仁は隆一を愛していたんだと思ったし、
隆一も祐仁を愛していたんだと思ったし、
2人は2人でしか作れなかった関係があり、絆がある。
ひれ伏してでもそばにいたいと思った人。
これを聞いた時は、もぅ泣きそうになりました。
本当大好きで、大切で、すべてだったんですよね。
もぅ過去のことだけど、
その過去には誰も立ち入る事も出来ないし、
なかった事にも、否定も出来ない。
そんな事、千洋にだってよーく解ってる。
でも嫌なんですよね。もぅ〜超解る。

今、祐仁は千洋と一緒にいるのですが、
千洋は祐仁の事が大好きで大好きでしょうがないのに、
いつか指の間から滑り落ちるように
祐仁はどこかに行ってしまうのではないかと、気が気ではない。
だから言葉も行動もストレート。
で、祐仁の方ですが、
別に本人恋愛に臆病になってる訳ではないんですよ。
勿論、結果臆病になってるんですけどね、
そうじゃなくて、千洋ほど貪欲じゃないのよってな感じ。
恋愛にそこまでもぅ求めてないってだけ。
だから、ただ好きだから一緒にいて、なんでだろうとか悩みながらいるんですよね。
別に心のどこかに「いつか離れる」とか決めてる訳じゃない。
好き同士なのになんでこんなに話が難しいのか…
恋って…本当…なんなんでしょです。

やはりずれがどうにもならなくなり、
2人は一緒にいる事が出来なくなった時、
やっと祐仁は気付く…というか、一歩気持ちが先に進みます。
自分は傷つく事を恐れてた事、何もしてこなかった自分に気付き、
でもそんな自分に千洋は傷つく事を恐れず、
まっすぐ、ただまっすぐ自分を愛してくれてたという事に気付いた。
千洋を手離したくないって思うんです。

こういうのって、男女の関係でもよくある事。
ひれ伏してでも一緒にいたかった人がいた事は
全然否定する事でも、後悔する事でもない。
そして、また次の恋愛をして、
その人との関係を築けばいい。
恋愛に定石はない。
ただ好きなんだし、一緒にいたい。

そんなにエロシーンはないです。
それより、2人が関係を築いていく姿、
恋愛によって、それぞれが成長していく姿がいい。

超おすすめです。
出来れば「無色透明」とセットで読んで欲しいです。






5

うまくいく恋なんて

私がタクミユウさんの大ファンになったきっかけの作品。
本作の関連作が「無色透明」ですが、こちらの方が先に描かれています。
(本作の主人公・高槻祐仁の過去が「無色透明」となっています。)
私は実は「無色透明」の方から読みまして、その後しばらくして関連作と全く気付かずに本作を読み、途中で「あれ?これ……」となって。
傍に「無色透明」を置いてループ読みして、この2作の深さに参った…

本作は、出版社の編集者・千洋が世界中を放浪する風景フォトグラファー・高槻祐仁と出会って、つなぎとめておけない祐仁との恋にもがくさまを描く。
自身の独占欲に苦しむ千洋と、過去『おまえは誰も愛せない』と言われた言葉に縛られる祐仁の、実に難しい恋物語。
年下の千洋が激しくのめり込んでいくさま、しつこい相手が苦手なはずの飄々とした祐仁、そんな祐仁を形作ってきたらしい過去の男との辛い関係性…
読み応え抜群。
私の中で「神」作品のひとつです。

「無色透明」とのループ読みをお勧めします。

4

登場人物の言動に共感できた

恋に振り回される男達の話です。

祐仁(受け)とつきあって、千洋(攻め)は仕事に支障をきたしてしまうくらい、恋に溺れます。途中、祐仁の元彼&師匠である手塚の登場もあり、紆余曲折ありますが、最後はハッピーエンド。

と、書くとよくある話ですが、登場人物の言動がとても自然なのは特筆すべきことだと思いました。

なんか、普通なんですよね。
千洋は、嫉妬するし、手荒く抱くこともある。でもDVはないし、Sやヤンデレという立ったキャラじゃない。ずっとあなたを愛している、信じているという、理想的だけどある意味嘘くさいキャラでもない。
祐仁を信じて「待つ」と言ったすぐ後から、いなくなってしまうのではと不安で追いかけてしまう。そんな心の揺らぎが、リアリティがありました。

手塚の、余裕のある男を装いつつ、実は…というのは王道ですが、「おまえを愛している」とベタ惚れを告白することもなく、暴力や権力に訴えるようなこともなく、最後に二人を祝福する偽善者でもなく、ごく真っ当でした。

千洋と手塚の二人を振り回す祐仁だって、天然キャラでも、小悪魔でもなく、美丈夫でもなく、流されているだけでもなく、普通に悩んで相談して考えて動いてました。自己陶酔もありませんでしたし。

BLで、というか、漫画の中でのやりすぎ感を感じなかったんですよね。それがすごいと思いました。よく説明しきれているかは分かりませんが。

手塚と祐仁の話が「無色透明」で発売されていますが、私はそちらは読む気になれません。それほど、この作品での千洋と祐仁のCPが好きです。
その代わり、祐仁の友達であるカンと男前な彼との「恋を終わりにしたければ」は読んでみようと思っています。

3

地味に魔性な男と軽い執着攻めってやつ

ずーっと気になっていたスピンオフ、『無色透明』のタイトルと表紙に惹かれていたので、こちらが本家ということで先に読みました。ストーリーの展開としてはグイグイ読ませてくれたので、そのふつー過ぎな進め方に気付かず、神作品に近い印象を持ちました。

写真家・祐仁と、彼の担当編集者・千洋の恋を描いた物語。祐仁の魔性性があざとくなく描かれていたところと、彼に惹かれる千洋の心情が、恋をしたことがある人間なら性別を問わず、なんとなく共感できる部分を表現してくれていたところに反応。男が嫉妬に狂う様は、現代劇だとどう見せるか難しいところですが、千洋の祐仁への執着は女の目で読んでもわかるし、男だって同じなんだろうな…って思わせてくれました。

祐仁の魔性性もちゃんと理由づけされていて、スピンオフを併せて読むと際立ちます。この祐仁の掴みどころのないふわふわとしたところと、千洋のウザキャラをのみ込めるか否かで好みが分かれるかもしれません。千洋が本当に好きになった人と出会ったことによって、思いがけず噴出した自分の感情と向き合っているところがさりげなく描かれていたように思いますし、その真っ直ぐさに祐仁が惹かれている姿も読み取ることができたので、ただの危なっかしい奴らじゃないのかも、と個人的には感じました。

あとは、男性カップルの葛藤。ただ会ってセックスするだけの関係じゃない、人生を共に過ごしたい。でも先が見えない。どこに着地するのが正解なのかわからないけど、それぞれが模索している姿が描かれていたのもよかったです。

特に奇を衒った演出もないですし、設定も特殊なものではないのですが、タクミユウさんのすれ違いや嫉妬の描き方が好み。作風は淡々としていながら雰囲気があって、恋愛心理の描写で掴まれてしまいました。本作とスピンオフを読んでから既出の作品を読み進め、結果好きな作家さんの一人となってしまいました。

5

恋焦がれ、恋乞われ。

恋はがむしゃら!
なんて軽いノリの話ではありません。

新進のカメラマン:祐仁への恋心に身を焦がす年下の編集者:千洋のがむしゃらが過ぎます。
千洋は初めて恋愛にハマるという経験にとまどい、振り回され何度も何度も泣きそうな顔で怒りながら祐仁に全身でぶつかります。

『かけがえのない』存在になりたい、好きな人には自分を一番必要としてほしい、という想いは誰にでもある気がします。
だから千洋は自分に同じように想い返してくれず、イマイチ反応の薄い祐仁に不安になり傷つき嫉妬でぐちゃぐちゃになりながら足掻いてしまうんでしょうね。

一方の祐仁は心酔していた写真の師匠:手塚との苦い過去から恋愛(相手)に踏み込まないスタンスをとっています。
それは意識してのことではなく、失った時の喪失感を再体現するのを恐れてのこと。
世界を放浪する祐仁が縛られている唯一が手塚の『おまえにまともな恋愛ができるわけない』という言葉。
祐仁が昔の手塚に対する想いや別れた時の心境を語る場面があるのですが、とてもパンチの効いた言葉です。
例え過去のことだと言われても、それほどまでに愛した人がいたと聞かされ嫉妬に駆られる千洋がちょっと気の毒(泣)

お互いに好きなのに。

好きだからといって嫉妬や独占欲に猜疑心という負の感情オールスターズを総動員し祐仁に当り、時に乱暴に犯す千洋の姿は客観的にイタい。
でも往々にして事態を動かすのはイタい人だったりするんですよね。
千洋は何度も泣きそうな怒ったような顔を無防備にさらしながら『好きだ』と言い、その突きつけられた恋情が心に届いた時、やっと怯えのない祐仁の笑顔が描かれます。

千洋が愛を乞う度にズレを認識するような微妙な祐仁の表情にこちらの胸が痛みました。

帯の「ハッピーエンドなんかいらない」が読みおわった後に沁みます。

手塚も苦しい恋だったんだと思います。
自分より年下の男に自分をさらす勇気がなかったんですよね…写真家としてのプライドもあったろうし最初から上だった立場がジャマをしたのかもしれない。
不遜な自信家が不安に押しつぶされそうになって逃げたんですよね…。

でもさ、自分のために往生際の悪い姿を見せてくれる相手は、やっぱり愛しいと思うんです(笑)

いろいろ波風たてた脇役さんでしたが憎めなかったな←ヒゲ好きww

‐‐‐‐‐

最初の方にある、ちょっと軽いテイストの話も好きですが、まるまる一冊読みごたえのある作品でした!
ヒゲ受けlove!!
心に残る台詞もたくさんあります。
今、自主的にタクミユウさん強化週間開催中なんですが(笑)この頃の絵が一番好きかな~。


4

二作どちらから読んでも深く面白い

あの人はひれ伏してでもそばにいたいと思った人
食べたり寝たり息したり全部意味がなくなった

「無色透明」から読んだので、あの2人が別れた先なんて…と思いましたがこちらも凄く良かった。祐仁には飄々とした中にあるだらし無さや魔性のようなものが、手塚先生には隠れた焦りや執着が垣間見え、三角関係と其々の成長がより深く読めました。そうでなければ手塚に対してブーブー(退場しろ!)としか思わなかったはず。祐仁の変わらない透明感やまだ手塚に絡めとられるところも読んでいて理解出来るし、読者として嬉しく思った。なのでこの二作品どちらを先に読んでも面白く、話の違和感の無さに凄いと思いました。

千洋は今まで彼女に言われてきた女々しい台詞の数々を、祐仁に恋して身をもって知り、ぶつけていくのが凄く人間的で面白かったです。激しい嫉妬!でも彼は女役でなく攻めなのがまた良いです。

1

執着!

女子の「仕事と私、どっちが大事なの?」
が理解できなかったのに、
そっちになるとは…と思いながらの執着!執着!!

女子だとイラッっとする台詞も
普段はバリバリ仕事してる男が言ってるのはキリキリする~
地の果てまで追いそうな感じが鬼気迫ってる。
クールな男の我武者羅っぷり!!

修羅場の連続でホント凄まじかった。
表現やキャラがちょっとでもずれてたら、ん???ってなりそうなのとこ。
諦めの悪さ、絶対に手放すもんか!って気負いが良かったです。

当て馬(師匠)との過去話の「無色透明」も何とも言えない読了感なのでセットで読んで唸らされました。

時系列は「無色透明」「恋っていうのは」だけど、
「無色透明」はあくが強すぎて、後日談(本作)を読んでたから読み切れた感があるので
こちらを先に読んでおいて良かったなと個人的には思ってます。
結局ループすることにはなったんですが。

0

エンジンがかかるのに時間が・・・

放浪の写真家・祐仁と編集者・千洋のお話。

似たもの同士の恋愛なのかと思いきや、裏には深い事情があって・・・
大人同士の恋愛なのかと思いきや、主人公たち思いっきりお子様だし・・・
正直申し上げて、第1話目の表題作だけ読んだ状態では、熱く燃える何かを感じないまま終わってしまったのです。
なぜなら、祐仁は飄々としたオジサンで、糸の切れた凧のような人なものだから、熱を感じない。誘ったのが祐仁の方の割に、エッチもさらりとしているし。
千洋は千洋で、一目惚れしちゃったらしいんだけど、そこのシーンがあっさり流されちゃっているので、なぜ祐仁にそんなにこだわり、ガツガツしているのか理解できませんでした。(これまでの恋愛は女性専門だったのにですよ?)

読み進めるうちに、千洋が結局“今までで本当に好きになったのは祐仁だけ”ということが分かり、祐仁は祐仁でこういう人物になる過程があったことが分かったので、それなりに納得できましたが。(ここらへんで、私もエンジンがかかってまいりました。)

行きつけのバーのマスターカンちゃんがいなければ、この二人どうなっちゃってたんでしょうね。
カンちゃん曰く「おまえ(祐仁)はフラフラし過ぎ。ヤロウ(千洋)はおまえにハマり過ぎ。」!!そのとおり!!
カンちゃん、「自分より歳くったガキ持った覚えねーよ」だそうですが、あなたは十分お母さんタイプ。祐仁は大きなお子様ですよ。ついでに、千洋も思いっきりお子様ですね。

で、自分の恋心に気付くのが遅い祐仁が、やっと気付いたのですが・・・この二人の恋愛に大きく関係してくるのが、祐仁の写真の師匠・手塚です。
私としては、千洋×祐仁のエッチシーンを描くのにページを割くのではなく、手塚の背景にもう少しページを使って欲しかったです。
(やっとエンジンがかかったと思ったら、手塚関係は意外とあっさり流れてしまったので。)

5

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