涙も遠く -青鈍の眠り-

namida mo tooku

涙も遠く -青鈍の眠り-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
7
得点
39
評価数
14
平均
3 / 5
神率
14.3%
著者
本庄りえ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862635716

あらすじ

売れっ子男娼の紫鬼は、客と逃げた過去の不始末以来、全てを諦めて生きていた。しかしエリート医師・鴻との出会いが全てを変えて…!? お互いを想うがゆえに傷つけあう剥き出しの愛は、残酷な結末へと二人を誘う。せつなすぎて胸が痛い身分差愛・遊郭ストーリーを大枚加筆&その他読みきり2編も収録!
出版社より

表題作涙も遠く -青鈍の眠り-

エリート医師 鴻
売れっ子男娼 紫鬼

同時収録作品ほどける心音

鷲崎絢一 翻訳家
苑田忍 消化器内科医師

同時収録作品ときめく王子様

ザイド 交換留学生
智章 高校生

レビュー投稿数7

心の対処がわからない

とても後味の悪い感想しか持てませんでした、
本庄さんのスルーとしたイラスト嫌いじゃないのですが。
今回の作品は、そんな生き方しかできない時代だったから・・
では納得がいきたくない
悲しいお話でした

男相手に自分を売る。
そのやり方でしか生きていけない。

真面目な医師と出会う。
医師には婚約者がいる。
男に溺れるわけないと思いつつも
溺れてしまう。

2人は愛し合っていたはず。
互いに一緒に生きる事をきめる。

しかし、現実そうはいかない。

医師は精神を病んでしまう
男はまた同じ生活に戻る

そんなお話でした。

思い出したくない作品はになりました。

ごめんなさい。

1

悲恋すぎて…

男娼とエリート医師のLOVEものでしたが…

本庄せんせい大好きなんですが…
今までいろんなBL読んできたなかで1・2を争う悲恋っぷり…

涙ボロボロ…。

婚約者がいるのに男娼を身請けして駆け落ちしようとする医師。
医師の友達はよかれと思って先回りして二人を止めにきます…
何が何でもつかんだ腕を放すまいとする医師に対して、以前にも同じような目にあった男娼は二人の関係を終わらせるために持っていたナイフで自分の腕を…

私的には最後結ばれないのは仕方ないとしても…
相手の精神面が壊れてしまって…普通の暮らしすらもできない…ってゆう終わり方は好きじゃないです。
終わり方をみて呆然…
なんとも後味の悪い…と思う悲恋ものでした。

1

緋襦袢ハァハァ・・・です

おいらの中では「ラブラブハッピーエンド」が基本だと思ってたので
あの終わり方は どうにも切ないですねぇ
半年間の紫鬼の様子が気になります

同時掲載の2編は 明るい話で程よく中和してくれます
アラブの王子様 ワンコっぽくてかわいいなぁ

1

陰間悲恋

本庄りえさんの作品、そんなに数読んでませんが
今まで読んだ中で、一番重かった。

戦死した父親と同じ隊にいた男に引き取られ
生き抜くために陰間に堕ちた紫の瞳を持つ 紫鬼。
汚染区域で毎日身体を売って稼ぐ紫鬼の前に現れたのは
風俗とは無縁の穏やかで清潔そうな町医者・・・

堕ちるのは一瞬
堕ちていく町医者
愛する人を堕としてしまうことしかできない 紫鬼

本当にどうしたら良かったのですか?

紫鬼は、もう救われていたの?

もやもや~。

同時収録は、もやもや気分を払拭してくれるようなラブコメです。
アラブの王子様モノ、もう少しページ数あったらよかったなv

1

ハラハラ

本庄さんの描かれる受の子は、たいてい文句なく可愛くて大好きです。少年時代とか、最高です。意地っ張りだったり色っぽかったり生意気だったり、でもとびきり可愛い。
なのに、突拍子もないストーリーの作品が結構あるため、私の中の評価は定まりません。正直買うのが怖い(笑)。良い時はとても萌えるのに、ダメな時は全くピクリともしません。私の萌えのセンサーが・・・。

結構中堅の作家さんだと思うのですが、絵はお上手なのに、お話作りの方面で作風が定まっていないというか、いつまでも初々しい感じと言うか、どうもぎこちないものを感じてしまっていつもハラハラしちゃうんですよね。思わず、「頑張れ!」と心で応援しつつ漫画を読んでいたりします。は!もしや、これが魅力?この不安定さで読者を惹き付けるのが作風なの・・・?!

今回の作品は、悲恋でシリアスです。私的には、コメディよりシリアスの方が合っている作家さんだと思います。世界観がリンクしている「銀蝶奇談」も良かったし。昭和初期頃のような雑然とした世界や、男娼窟といった独特の舞台設定も絵柄に合っていると思います。本庄さんの描く男娼君達は、主人公の紫鬼を筆頭にどこか官能的。
今作品で紫鬼の相手となる若い医者は、ノーマルだったのに紫鬼を一度抱いてしまうとのめり込むように夢中になり、約束された輝かしい将来も婚約者も捨て、紫鬼と生きようとします。しかし、所詮住む世界の違う者同士、悲惨な結末を迎えるのです。
でも・・・
本当に悲惨な結末だったのでしょうか。
私は、本当は紫鬼の求めるたった一人の人物が、育ての親の透哲であるような気がしてなりません。なので、最後、紫鬼がどういう状態なのかはよく分からないけど、ある意味ハッピーエンドではないかと感じてしまいました。これからも身体を売り続けなくてはならないけれど・・・

こういう作風は今のBL世界の主流じゃない気もするんですが、受の雰囲気がとても良いので、私は結構好きです。他に2作品全然タイプの違う読み切りが入っていて、そちらも結構萌えたのですが(特に先輩×後輩の微陵辱モノ)、せっかく雰囲気のあるお話なので、表題作の続きか番外編を描いて欲しかった気もします。

男娼で悲惨な結末というと、ドロドロ~っていうのを想像しちゃうと思うのですが、この作家さんは淡々と描かれる方であるのと、清潔感のある絵なので、それほど悲惨には感じられません。
私としては、せっかくリンクしているのだから、是非「銀蝶奇談」と合わせてまたこの世界を描いて欲しいと思います。

とにかく、エロ可愛い受が好きならお勧めです(え、そんな締め・・・?)

1

赤襦袢

遊郭モノも今や少なくなくなりましたが、やはり赤襦袢を見るとときめき倍増します(´∀`)
思わず手にとってしまう。
今回はちょっとシリアスめなお話しでしたね。
キャラクター的には魅力あると思うんですが、最後の最後のまとめ方がイマイチ解りにくかったかな。
そんで?え?先生は結局どうなっちゃってんの??
と…私だけかな。
設定は面白いので、むしろ拾われてから働くようになった場面とか、今回のエンド後の話しが読めたら嬉しいかな。
無いか(笑)
それにしても先生が(-.-;)

エロシーンはそんなに激しい感じでもない印象ではあるものの、1コマの描き方が濃厚で良かった
ウマウマ
ストーリー関係ないですが、薬漬けに~な人たちの物語も読んでみたいな~
作風じゃないから無理かな~…

表題作の結末のもやもやが気にはなりますが、全体とおしてはまずまずです。
本庄センセイ好きな方ならオススメ

4

男娼もの

医師×男娼。
和服萌え~な方には必見ですw

エリート医師・鴻は売れっ子男娼の紫鬼の傷の手当てをしにきて、紫鬼に出会います。
初めこそ鴻はただの医師として紫鬼に接していましたが、だんだんと紫鬼にはまっていきます。
しかし鴻には女の婚約者もいて、まだこれから先の未来があります。それに紫鬼は男。
最後がとても切なかったです。ハッピーエンド、とは言えないかもしれません。

それにしても紫鬼が色っぽかった。
売れっ子男娼というだけあって見事な誘い受けでしたw可愛いというよりは美人といった感じでしたね。
「グチャグチャにして…?」とかこれで堕ちない客はいませんね(笑)
乱れた和服もさらに色っぽさ倍増!
鴻はちょっとヘタレな部分もありましたが紫鬼の裸に興奮してちゃんと紫鬼押し倒してましたw
あと、「銀蝶」と言っているシーンがあったんで『銀蝶奇談』とリンクしてるのかもしれませんね。

読みきりについて。
『ほどける心音』は医療もの『ときめく王子様』はアラブもの。
どちらもb-Boy Phoenixのアラブ特集と医者特集に載っていたものと思われます。
『ときめく王子様』はアラブものですが、交換留学で学校にきた王子と高校生の話だったので読みやすかったですwワンコ攻めな王子が可愛かったw

2

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