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名前を呼んで・・・・・・ ただ、傍に。
umi to kimi to hiromi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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このカバーの色合いはなんか微妙~!
損してない?と思ったのですが、中身は面白いです!
表題作は、ちょっぴり蟲師とか、映画のノロイとかの雰囲気に似てるかも。
他に良い例が思いつかないんですが……、
昔の呪術とかそういう世界観です。
アマガツはまじない師に子供の頃から飼われている子で、
このアマガツというのは名前ではなくて、
アマガツ=身代わり人形という意味なんです。
そして、この身代わり人形は、
まじないによって祓われた禍を受ける立場にあります。
かわいそうな立場の受けなんです(>_<)
でも、あとがきで作者さんが「形代とか身代わり人形とか、わりと好きで時々マンガで使います」と書いてるのですが、私も好きなんです!(^^;)
そういう妖しげな世界観って好み~☆
他の短編も、
「蜃気楼ブレス」と「空と青とホントの気持ち」だけは現代設定だけど、
後は全部時代ものなので、お好きな方にはお勧めです。
短編集で、7つのお話が入っています。時代モノと現代モノが混合していたせいで、若干読み辛かった。
・海と君の瞳
→平安前期あたりの海賊(倭寇?)モノ。陰陽師的なファンタジー。
・蜃気楼ブレス
→現代設定、高校生×高校生。
・花盗人
→江戸時代設定。道楽者×役者(実は泥棒)。
・空の青とホントの気持ち
→学園モノ。後輩×先輩。
・MIRROR HOSE
→こんなタイトルだけど江戸時代くらい。
この作品集中で一番えろが過激だと思います(和姦だけどDVっぽい?、尿道プレイ、異物挿入)。
・王者の道行
→他作品のスピンオフ。時代モノ。
・乙女椿
→他作品のスピンオフ。時代モノ。