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kanashii izumi
タイトルの「かなしい」ってそういうことか~と表題作を読み始めて気づいた作品。
表紙を見た時は切ない系の悲しい話かと思ったのですが違いました。
表紙でも泣いてますが、泣き虫ヘタレの高校生が主人公です。
その泣き虫高校生の幼馴染は外見は地味なのですが、性格は男前でした。
表題作カップルについては、泣いてばかりいるいずみのキャラには感情移入出来なかったのですが、男前な性格の陽介の方は好きでした。
この作品は本編より描き下ろしの脇役の圭君に焦点が当てられている「かなしいけいくん」の方が好みでした(つくづくいずみのキャラが私に合わなかったと思われます…汗)。
表題作だけだと中立評価にしていたと思います。
同時収録作品は3作品。
「ドラマチック」と「恋をしましょう」が好みに近かったです。
性格が男前攻め様(「ドラマチック」の森山)と明るく元気な劇団員(「恋をしましょう」のユキ)のキャラが好きです。
「恋をしましょう」のちょっとコミカルなラストも良かったです。
■かなしいいずみ/いけないいずみ/なやめるいずみ■
佐内 泉(高校生)×鈴木 陽介(高校生)
ヘタレで泣き虫ないずみ。
そんな彼を世話するのが、しっかり者の幼馴染み・陽介の日課。
高校生になってすっごくカッコよくなった今でも、いずみは何か失敗する度、目に涙をためて陽介を見つめてくる。
その涙は、陽介の欲望を煽るとも知らず…。
「おれが泣くとえっちな目で見るのはどうして?」
…何というヘタレ攻め!
もうね…いずみが泣いてないページを見つける方が難しいぐらいに泣いてます。
アレな時だって泣きながらつっこんでくるしね!←
逆に受けの陽介が本当に男前なんですよねー(*´Д`*)
「お前のことは一滴だって他のやつにくれてやらない」「指くわえてみてな」…とか格好良い台詞いっぱいなのです。
特に「泣いたりめちゃくちゃな事言ったりするほど俺のこと好きなんだって全身でわかる。あいつは面倒なら面倒なほど愛しいよ」にはもう…ε=(///ω///)=33
思ったんだけど…いずみ受けなら多分私アウトだったわ。
ひらがな表現とか可愛いんだけど…ショタっぽく感じちゃいそうで…(※ショタ苦手(´・ω・`))
そうそう、これ『レシート』に続編(「ようちゃんのいずみ」)載ってましたね。
■ビールの泡■
猪瀬 明(学生時代の後輩)×つばめ(先輩、カフェ店長)
男しか好きになれないつばめに懐いていた学生時代の後輩・猪瀬。
彼が結婚することになったので、最後の独身パーティーと称してドンチャン騒ぎ♪
ところが皆が帰った後、「長年の夢を叶えたい」と猪瀬が押し倒してきて…?!
片思い相手の結婚を祝うのって辛いだろうね…。
ハッピーエンドなんだけど…結婚予定だった女性が気の毒で微妙な気持ちになる(´・ω・`)
自分の気持ちを自覚してたんならもっと早く行動しようよ。
…セーラー服コスを見るとニカさん作品を読んでるなーって実感するw
■ドラマチック■
森山(大学生)×瀬尾(会社員)
バイト先の年上男性・瀬尾に告白した森山は「ごめん、俺ヒモいるんだ…」という思いも寄らない振られ方をする。
でもやっぱり諦められなくて…。
いや本当に「まさか」の断り文句ですよね。
寂しそうな瀬尾さんが、最後幸せそうで良かった(*´∀`)
バンドマン…散々瀬尾さんをしょんぼりさせた張本人なのに「泣かせたら許さねえからな!」って…何だかんだで幼なじみだよね。
■恋をしましょう■
持田(会社員)×ユキちゃん(劇団員)
恋人と別れてからやる気のない会社員の持田は、居酒屋で会社や上司に対する不満をこぼしていると、店員のユキちゃんに「愚痴ばっかり言うな」と怒鳴られてしまう。
険悪ムードになった2人だが、次に店に行くとユキちゃんから謝罪が!
その殊勝な表情にうっかりときめいてしまい…。
夢に向かって頑張るユキちゃんに感化されて、くたびれ感がとれていくのが何かいい♪
■かなしいけいくん■
真木 圭(高校生)×先生
表題作3話目「なやめるいずみ」で登場した転校生の話。
転校してきた理由とは…?
好きなタイプが「俺に興味ない人」って悲しくなるようなこと言うなよ。・゚・(´□`*)。・゚・
この2人の続きを読んでみたいなー。
乙女っぽい受けは苦手だけど、泣き虫な攻めはわりと好きなんです。
でも、それにしてもいずみは泣きすぎなように思いました。
きっと描かれているご本人も、泣き虫さんが好きなんだろうなぁ、と。
たとえ泣き虫さんでも、いざというときしっかりリードしてくれるとか
大事なところではシャキッとして受けを励ますなどのメリハリがあれば、
もっと萌えられたかなあ。
この方のストーリーは個性的で、好きな物も多いけど、体の表現が少し苦手です。
キャラ達が裸になるとがっかりしてしまうので、女装エッチや服を着たまま
致している方が良いもしれないなぁと思いました。
表題作より「ビールの泡。」と「ドラマチック」のほうが好みでした。
総じて思ったんだけど、いずみの泣くタイミングがとんでもないなーというかなんというか。
えっちの際に毛が金髪だとか、入れる前にいったとか、そこは泣くスイッチか?と不思議なほどの低レベルの衝撃で泣く。お前は幼稚園児か・・・?(汗)
これで涙が計算ならステイゴールドの瑞紀みたいな筋金入りの性悪なんだが、利用するどころかとめられないど天然で、それにほだされるのかと思ったら単にそれに欲情するんだからこいつらしょうがないなー、とか。
とにかくいずみについては
「体だけ先に高校生になって脳みそは小学校低学年か幼稚園児の「好き」から一歩も進歩してない」
感じがして、セックスさせて大丈夫なのか?と思ってしまうという感想を持ったしだい。
つくづく、攻めでよかった。これで受けだったらもう殆ど自分の苦手な「痛々しいショタ受け」になっちゃいかねなかった。
北別府さんの漫画は実年齢より幼いキャラクターが多いなーと感じるところが多いのだけど、この漫画のまぬけっぽさは特に来てるなーと思った。
乙女攻めというか、精神的幼児攻めというか・・・。
でもニカさんの感情豊か過ぎる絵柄じゃなかったらいずみにはまず魅力感じなかったろうのでそこで萌えられるとは、思う。
作者さんが“ヘタレ攻め”“すぐ泣く男子”が好きで、両方やったら“泉”になったそうですが、、
泣きすぎ!
ヘタレ攻めは好きですよ。
涙もろいのも嫌いではない。ではないが、
これはねー、小学校低学年レベルの泣きっぷり。
まあ、受けの陽介が“涙に興奮する”って設定で、
泉が泣けば泣くほど興奮度アップ。
泉曰く「泣くとすごいえっちな目でおれのこと見るから それでちんちんかたくなる」
どっちもどっち。
持ちつ持たれつ。
エチの時、泉、よもやの猛攻に出るのか!?
エチはヘタレじゃないのか?
って一瞬(一瞬だよ)思わせる所があったけど、結局アレだもんなー。
「もうちょっとで入っちゃうよー」
「はやくここ入りたいー」って泣きながら にゅるんにゅるん だもんなー。
アテクシ、萎。
でもそれを補うくらい陽介が引っ張ってくキャラなんで良しとします。
「お前のことは一滴だって他の奴にくれてやらない」
「指くわえてみてな」
とかね。
同じヘタレでも泉にそっくりな 真木圭の方が好きでした。
思春期、悩める高校生。
表題作カプよりも読み切りカプがいいんだよなぁ。
《ビールの泡。》
後輩×先輩。
結婚が決まった後輩くん。
でもホントに好きなのは先輩。
お互いに踏み出せなかったけど、後輩くんは強引に素直にさせました。
彼女とのペアリング、「外して」
ってのが、クるよなー。
これからイケナイコトしますって具合で。
セーラー服!
そして、アテクシ大好物のスカート持ち上がりのそのまま“パクっ”&お尻ほぐし。
見えそで見えない。
口元も手元もスカートで隠れてるのがいいのかしらね。
《ドラマチック》
“しんみり”だけど“前向き”
1つの恋が終わる時、ヒモ or 間男(?)どっちを選ぶ?
《恋をしましょう》
居酒屋バイトで役者の卵、オヤジキラーのユキちゃん。
まんまとわしづかみされたゲイリーマン。
ユキちゃん素でこのカワイさ。
今どき、女子でもこんな子見ないよ。
表題作シリーズはヘタレ攻めとクール受けの幼馴染みコンビ。
面白かったし、ヘタレワンコ攻めは私の大好物なんだけど、微妙~に趣味からはズレてました。
この攻め、ヘタレワンコというより「精神年齢の低い乙女」って感じなんですよね。甘えた感じのブリッコな言葉遣いも、ちょっとやり過ぎじゃないかなぁ…と思いました。
幼稚園時代の二人はめっちゃ可愛いし、全体的には好きな空気なもんで、この微妙なズレが残念で仕方なかったです。
『ビールの泡。』
なんか納得いかない。
女装萌えもないし。
婚約者の彼女が可哀想だな…と。
『ドラマチック』
紐っていうのは何かの喩えみたいなものだと思ってたから、ホントに紐だったことに逆にビックリw
好きなタイプの一途で直情型の攻めなんだけど、ストーリー的には微妙になにかが足りない感じ。
『恋をしましょう』
この話、好き。
出会って、何度か友人としてデートらしきものをして、恋をして、きちんと告白して、えっちして。
この普通の流れにきゅんきゅんしました。
普通っていいなぁ…。
全体的にはものすごく好きです。
三頭身絵は異常なほど可愛いし、萌えまくれる。
ストーリーも微妙に私の萌えからはズレてる感じがあるんだけど、「こういうもどかしさも、なんかいいかも」と思える作品集でした。
すっごい泣き虫やな~攻めが。
受けが泣くことはあるけど、攻めはこの漫画のイズミみたいに泣くキャラはいないと思います。
そんな攻めに対して、すごくクールな受け陽介。
なんだか受けよりも攻めが可愛い。
というかなぜイズミは受けにならなかったんだろうか?と思ったり。
やっぱりえっち中で中に入れられると痛くて泣いてしまうからだろうか。
それしか思いつかないorz
受けがクールすぎるので、あまり萌えられなかったー・・・
もうちょっと喘いでもいんじゃない?と思いました。
攻めだけが一生懸命な気がして(クールだから仕方ないけど)
あんまりです。
といいながらなぜ萌評価にしたかというと、やっぱり攻めの幸せそうな顔が
すごく印象的だったからかな。
「きもちよかったねえ」と満面の笑みで言うところとかすごく心を掴まれました。
幸せそうな表情を見るとこちらまで幸せになります(●^-^●)
すごく愛し合ってるんだな~というのがひしひしと伝わってきました。
表題作はハーフでかっこいいんだけど泣き虫でへたれないずみと、いずみと幼なじみで彼の世話をするのが日課な陽介のお話。
幼なじみで美形×平凡。
こういうシチュはかなりありがちですがめちゃくちゃ好きです。
ただね…好きなシチュだけにいろいろ言いたくなっていまいます。
出来ることなら二人がくっつくのはもっとじらして欲しかったなぁとか;
あとキュンときてるときに「お〇んちん」とか直接な言葉があるとなんか嫌。
ヘタレ攻め大大大好きなんですがいずみの場合ヘタレというか精神が子供?幼児?みたいな、とにかく幼すぎる;
ここまでへなへなしてると微妙な感じで…
話にもうひとひねりあったらもっと好きだったかも…なんて。
つらつら書いてしまいましたが、表題作他数話含め全体的に悪くはないです。
表題作は、へタレ乙女攻めv
すぐに泣いちゃう金髪の王子様みたいな高校生。
そんでそんな泣き虫の涙にムラムラしちゃうメガネの高校生。
泣きながらつっこむ攻めっていうのは
まさに乙女攻めの基本のような・・・v
かわいかったですよー。
だがしかし、描きおろしで
当て馬くんのお話が入ってて
最後の最後に、このお話1本にすべて持ってかれましたねぇ。
ラストの絵がほんとに素敵で
あとがきよりも、後にこの描きおろしを配置したのは
大正解だと思いました。
すこぶる余韻がいいのでっ!
他、28歳♂のセーラー服コスプレ受けも
なんだかんだ好みですv
挿入が上手くいかず、泣いちゃう泉が最高にかわいい!そしてエロい(笑)
金髪ハーフの泣き虫・泉×黒髪眼鏡・陽介がメイン。
幼稚園の時から泣き虫な泉の面倒をずっと見てきた陽介。高校生になった陽介は、泉の瞳に溜まった涙に欲情するようになってしまって…
ストーリーも好きでした。ずっと傍にいるのが当たり前だと思っていたのに、友人たちからそれは変だと言われた陽介は、泉に彼女を作るように命令(笑)
しかし陽介しか見てない泉は、すぐに彼女にフラれてしまいます。泉も実は「泣くとすごいえっちな目でおれのこと見るから、それでちんちんかたくなっちゃうんだよ」と両想いに☆
…なんかひらがななのが可愛い…(´Д`)
初Hの時も「よ、陽ちゃあん。もうちょっとではいる――ッ。はいっちゃうよぉ」とか。まぁ失敗するんですけどね(笑)
あとはシャワー室で「ぜんぶ、いっぱい、ぬるぬるであったかいとこにはいりたいよう」と、一人Hする泉も可愛い…(´Д`)
…で、ようやく合体☆「ようちゃん、ようちゃんッ、陽ちゃんのなかはいったよッ」…よかったね(T_T)
受の陽介は男前。自分から泉に乗っかっちゃってます。誘い受け?
これってもしかしたら攻×受、逆でもよかった気が…だって泉はちょっとヘタレすぎ…。身長が陽介の方が高かったら別に陽介が攻でもいい気がする…。
そしたら泉を嫁にもらってやってもいいだろうに(笑)
北別府ニカさんの作品はこれしか読んだことないので、これを機に他のも読んでみようと思いました。