君にまた恋がくる

kimi ni mata koi ga kuru

君にまた恋がくる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌7
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
47
評価数
16
平均
3.2 / 5
神率
12.5%
著者
志々藤からり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
コイイケ
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403662218

あらすじ

研修先の病院で高校の後輩・羽多乃と再会した研修医・角倉高己。実は高己は、高校時代に付き合っていた教師に振られる場面を羽多乃に目撃されていて……!? 描き下ろし番外篇や、前作「コイイケ」に登場した、角倉三兄弟の三男・哉良の後日譚「遠恋ゴールライン」なども収録した、志々藤からりのセカンド・インパクト・LOVE!!
出版社より

表題作君にまた恋がくる

一途なワンコ系理学療法士
ちょっとブラコン気味な外科研修医,24才

同時収録作品遠恋ゴールライン

大学生
高校生

同時収録作品片恋メルトダウン

高校生
高校生

その他の収録作品

  • 君に来た恋のその後
  • あとがき

レビュー投稿数4

「コイイケ」のリンク作・続編

表題作は今回が初登場の主人公ですが、「コイイケ」の角倉兄弟の長兄が主人公。
表題作に関しては前作を読んでいなくても大丈夫だと思いますが、その後に収録されている次男・三男のお話は前作を読んでいた方が細かい所が分かると思います。でも大筋だけを理解するならこの作品だけでもOKかも。

長兄のお話が出てきたことで、角倉3兄弟ともホモということが判明しちゃいました。
個人的には兄弟全員となるとちょっと将来的に心配になるので(何が?w)、あまり得意な状況ではないのですが、攻め様が一途で好きなタイプだったので、つい応援してしまいました。
受け様は医者の家系の長兄と言うこともあって、色々悩む中で、途中矛盾した言動をしているのですが、まぁ、悩んでいたら仕方がないことなのかなぁ…。
過去の辛い恋愛との絡みがちょっと切ないです。

角倉兄弟の三男は登場するメンキャラの中で一番若いのですが、中々のしっかり者です。
乙女っぽい所もあるのに、行動は男前な所がいい。結構やんちゃっぽいし(笑)。

次男のお話では攻め様が相変わらず男前でした。^^

0

兄弟の恋行方

※ネタバレ有です。



◆君にまた恋がくる◆《高校の時の後輩×クールな先輩》
実家近くの市民病院で研修をすることになった角倉。
病院内を歩いていると、ある男(波多乃)に「角倉高己」と言われ──。

宮野先生がすごく好き♪(ノ∀`*セクシーな感じが良いw)
後半も出てくるかな~…と期待していたのですが、出てこず…orz
しかも、結婚って…(゚∀゚少しショックでした…(´;ω;`)))も…萌えが薄れた…

波多乃×高己 よりも 宮野×高己の方が好きです!!!
(^q^♪ 大人な(Sっ気のある)宮野先生とくっついて欲しかったです…)

「遠恋ゴールライン」・「片恋メルトダウン」
高己の弟‘sたち(宗方×哉良&哲二×秀)も甘々で、少し萌えが足りませんでした。

0

実は再会モノです。

理学療法士・羽多乃悠介×研修医・角倉高巳です。

高校の時に高巳が振られてて泣いている所を羽多乃が見てしまった・・・
しかもそれが最初の出会いで次の再会の場所は職場という・・・(-_-;)
BL的には、なんか普通というか、なんか女子っぽくってなんかBLって感じがしませんでした・・・←すみませんm(_ _)m
多分ツンデレ受けのククリになるんだと思うんですが、なんかツンデレというよりもヒステリックな感じがしました・・・。

「遠恋ゴールライン」
先輩・宗方×後輩・角倉哉良の高校生ものです。
「コイイケ」では宗方の進路の話でしたが、今回は哉良の進路の話で、ちょっとケンカしちゃいますが、この話でこの2人の絆がより深まったので萌えましたね。普通に哉良!頑張れっ!!って思いました☆

「片恋メルトダウン」
加納哲二×角倉秀の高校生の話です。
こちらも「カタコイ」に収録されているCPなんですが、付き合って半年後の話のバレンタインの話でした。
哲二がチョコを大量に貰って、モンモンしているけど、哲二はちゃんと秀の為に指輪を用意してくれてたというなんとも可愛い話でした( *´艸`)

実は本作の角倉高巳は秀と哉良のお兄さんなんですが・・・
3兄弟全員ホモって家は大丈夫?って思っちゃったり・・・←まぁBLではありきたりなんですが、言わずにいれなかったです(^^ゞ

0

BLにヒロインはいらない

志々藤からり、初読み。
今回は前作「コイイケ」に登場した哉良(ちから)と秀の兄である、角倉三兄弟の長男・高己が主人公のお話となる。
続編ではないので、本作を単独で読んでも特に問題は無い。

表題作は再会モノ。
研修先の病院で再会した理学療法士の羽多乃悠介は、高己の高校時代の後輩にあたる男だった。
とても人懐こい性格である羽多乃は、当時伝えられなかった想いを高己にぶつけてくるが、高己は医者になり実家の病院を継ぐという使命があるために、彼の事が気になるもなかなかその一歩が踏み出せないといった、何ともじれったい展開で物語は進む。

ところがじれったいわりにはこのお話、あっと言う間に読み終えてしまった。
ものの15分くらい?だろうか。
それはとても柔らかくてシンプルな絵柄のせいだったのか、それともストーリーが平坦すぎたのか・・・まあ、どちらも間違いではないんだろうけども、この作品が平凡で淡々とした印象しか与えてくれなかった決定的な理由は、やはり主人公である高己のキャラのせいかなと思った。
とにかくこの男、女々しくて仕方がない。
高校時代に付き合っていた教師から別れを告げられた事が相当なトラウマとなってしまい、羽多乃と深い関係になるのを畏れているというのが、彼を拒む理由のひとつらしいのだが、その割には羽多乃に構われる事を良しとし、冷たくされると落ち込んでしまい、いよいよ彼が背を向けてしまうと分かった途端にヒステリックになるという・・・いや、これはこれでいつもなら可愛いツンデレ♪で済ませられるはずなのだが、どうにもこうにもハマり切れなかったのはこれまたどうして(´-ω-`)

思うにそれは、高己がいわゆるヒロイン体質だったからじゃないのかなと。
一昔前の少女漫画にはこの手の主人公がゴロゴロといた。
「言うことあるのはそっちでしょ」という羽多乃の台詞が全てなのだが、高己が与えられているばかりの愛情の中で我儘を言う女の子にしか見えないのだ。
そしてそれが許されるのは女の子だけなのだよ!と、私は声を大にして言いたい(笑)
男と男の関係と言うものは役割分担の違いはあっても、精神的には対等なはずで、BLにはやはりそこを求めたいというのが私の持論。
なので、その部分が少々弱かった本作については、申し訳ないんだけども評価を辛目にした。

ただその他収録分の三男・哉良のエピソードは遠距離恋愛をテーマにした、とても清々しい良作だったかなと思う。
それは互いが互いを根こそぎ奪う勢いで食らいつきあっているような関係。
やっぱり男はそうじゃなきゃ。

因みにここの三兄弟は、何の因果か揃いも揃って受けである。
そして病院の後継ぎは確実に途絶えること間違いなし。
これについては「天国のお父さんは泣いているぞ!」と3人に説教したい、小一時間。

3

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