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doushitemo furetakunai
関連作の「それでも、やさしい恋をする」は既読済みで、大好きな作品でした。
それなのに今まで今作を読んでいなかった自分にすぐに読んで!大号泣するから!!!と薦めたい最高のお話です。
ヨネダ先生の、泣くのをこらえる表情の描き方があまりにもせつなくて愛おしくてたまらないです!
特に嶋くんは言葉より顔で語るタイプの人物なので、繊細な表情な変化に心を動かされます。外川さんの可愛い発言に大共感!!可愛すぎるぞ嶋くん。
第一印象が心配になるほど悪かった外川さんでしたが、辛い過去を背負いながらも周囲を気遣えるただのいい男でしたね。発言は軽いけど、とても誠実で素敵な方です。
もうどっちがというよりお互いがお互いを幸せにするんでしょ!知ってるからーーー!!!!!
なにはともあれ、今作に出会えて幸せです。時に泣き、時に心が温まるこの物語が大好きです。
ヨネダコウ先生は前から気になっていて、作品は初めて読みました。14年前の作品なので感性が合わないかもと思っていたのですが、素晴らしい作品は何年経っても色褪せないのだと実感しました。今まで私が読んだ同性愛ならではの葛藤を描いている作品とかなり違うような感じで、そこもまた魅力的でした。外川さんのさり気ない優しさが身に染みてきて凄く暖かい気持ちになりました。嶋くんの素っ気無い態度も、嶋事を知るにつれて愛おしく感じました。自分でもよく分からないのですが、外川さんの優しさや嶋くんの不器用で頑固なところやあのタバコを見るだけでもう泣けてくるんです。もっと早く出会いたかった。本当に読んで良かったです。
10年前くらいに買って以来、なんとなく趣向が変わって読み返さなくて処分しようか迷って再読したら、これがとても良かった。
あの頃の私には合わなかったけれど、今はこの良さが分かる…!!
ヨネダコウさんといえば裏社会ものが多いイメージですが、こちらは普通のどこにでもいそうな社会人同士で上司と部下のお話。
攻めが包容力と信頼があって仕事もできるけど、力が入りすぎてなくてダメなところもある。
そんなある意味理想の上司。
対する受けは顔は良いけど表情が変わらず、一匹狼タイプ。
でも純粋で、自分にだけ照れた表情を見せたギャップにノンケの攻めがノックアウト。
なんかこんな二人が居そうな感じがたまらなく良かったです。
また、それだけじゃなくて悩み何てなさそうなのに重い過去を抱えている攻めのエピソードだったり、転勤になったりと一筋縄ではない展開が飽きを感じさせなくていい…!
そしてなぜ受けが頑なに攻めの愛情を拒むのか理由もハッキリしていて、違和感もなくストレスを感じずに読めました。
理由付けがあるのって本当にありがたい。
やっぱ手放せないよなぁと改めて思わせてくれた一冊でした。
わたしの思い出の作品です。 これを読んでBLにハマりました。 ノンケを好きになる怖さ、好きになりたくない気持ち、ノンケへの劣等感。 いろんな感情を一人抱えて生きていた所に飄々と現れた上司。 二人の関係が愛しくてたまらない。 何度読んでも泣けます。
気になっていた作品でした。セールのタイミングで購入してみましたが、神評価に納得。
読んだ感想としては、映画やドラマになりそうだな〜と。そしたら映画化になっていたんですね。BL歴の短い私としてはこの作品の凄さを知らず……ましてや今更レビューをあげるなんて良いのかな?なんて思う程にBLの名作でした。
明るいテイストの作品じゃないです。しっとりと胸にギュッとくる、切なさいっぱいです。不覚にも泣いちゃいました。でも最後はハッピーエンド。ハッピーエンドだから名作になったような気がします。ハピエンじゃなかったらモヤモヤして後味悪かったかも…。
ゲイ世界のリアルを感じました。BLはファンタジー要素強めな作品が多いですが、現実世界に近い印象。ゲイの嶋が転職先の会社で外川と出会い、セフレのような関係になります。嶋は超無愛想ですが外川はそんな嶋にちょっかいをかけてばかりです。嶋は前の会社で元彼から酷い仕打ちを受けて辞めざるを得ない悲しい過去が。だから恋愛にとても臆病になっています。外川が嶋との身体の関係を重ねても、外川が嶋のことを可愛いと言い続けても、外川が元彼から嶋を守っても、嶋に好きだと告白をしても、、、です。
過去に家族を亡くしている外川。家族に憧れを持っていると話す外川に、ゲイの自分には外川に家族を作ってやれないと、外川の告白を断ります。嶋は恋愛にとても臆病ですが、でもどこかで幸せになりたいとも願っているように見えました。外川のことをウザがっているようで、ついつい目で追ってしまう。表情にも出やすいので、外川のことが心の中では好きなんだと感じます。元彼からのイジメがなければこんなに彼が苦しむこともないのに……自己中な嶋の元彼には怒りしか覚えません。
外川の告白を断り、外川は京都に異動。もうずっと戻って来れない…自分の気持ちに嘘をつきながら外川が側にいない環境に慣れたと思っていた嶋ですが、外川から預かっていたタバコと外川と交わした言葉の数々を思い出して、泣きに泣きます。
このシーンには本当に泣かされました。
外川と離れた悲しさ、自分の気持ちに正直に向き合えなかった嶋の後悔みたいなものが、ブワーッと込み上げてきた切ないシーンです。外川の気持ちを信じるよりも、自分自身が傷付きたくなくて外川の気持ちを拒否してしまった…そんな嶋の気持ちが痛いほど伝わってきました。
こういう葛藤の描写がリアルだと思いました。
嶋は外川に会いに京都へ。自分の本心を伝えてやっと外川の気持ちを受け入れます。恋人同士になった生活は幸せなようで、嶋の最初の頃のツンケンした態度もどこへやら。むしろ可愛くなっています。外川が心配するのも分かります。
恋愛に臆病な嶋だったからグイグイ引っ張っていく外川とは相性が良かったんでしょうね。とてもお似合いな2人でした。
読後感が非常に良かったです。クスッとした笑いもありとても満足しました。さすが高評価の作品です。映画も気になるので観てみようと思いました。
ヨネダコウさんは絵が素敵で好きな作家さんですが、みなさんのレビューと同じく引き込まれ、胸を痛め、最後は応援したくなるお話でした。
普段、コミックスはコメディタッチや軽いノリのものが多いのですが、一冊でぉぉぉと思った作品です。
元々ゲイの受け、嶋君、前の会社でゲイばれして転職します。新しい職場で出会った課長の外川と出会うわけですが、外川はオネーちゃん好きなノンケのオッサン。
この二人がお互いに惹かれ合うんですが、嶋君はもう前のトラウマで恋愛に腰がひけてます。
外川はそんな無口で他人と関わらない美人の嶋に気持ちが持って行かれてしまいます。外川の方も過去に辛い思い出があり、それを嶋君が知ることで、不毛(結婚して子供を授かることが出来ない)な関係を続けられないと立ち止まります。
外川のお陰で少しづつ心を開いていく。
そんな中、外川は京都へ転勤に。
外川の男前な振る舞いと、嶋君のどうしようもない気持ちと、、、
二人を見ていると切なくなりますが、何とかハッピーになって欲しいと思います。
後任課長の小野田にも支えられて、遠距離恋愛、頑張って欲しいです。
この作品は、受けが会社の後輩嶋くん、攻めが先輩の外川さんです。
嶋くんは前の会社をとあることがあって辞めて、外川さんがいる会社に入社してきました。そんな嶋くんを外川さんは気にかけて接しているうちに、ふたりはお互いに意識し合うのですが、、!そっからがもどかしい!!!
嶋くんはトラウマだったり、外川さんのことを想うがあまり消極的になっているのですが、外川さんはぶっきらぼうにただひたすらに優しくするんですよ!こちとらどっちの気持ちも分かるから、もう切ねえのなんので涙が数滴でました。
あったかいやさしい作品です。是非に。
万人向けってそうそう無いんだな、と。
リーマンもノンケも好きで、これだけ評価されているのに、全然入ってこなかった。地雷とか嫌悪とかは全く無いけれど、流れて行ったと言いますか。古いからかなとも考えました。流行とか自分好みの変遷とかも関係してくるし。でも2008年に発売されてる本でも繰り返し読んでるものも結構あるし。辛い思いしているのは十分分かるけど受けが根暗過ぎるのかな、私には。
小野田先輩は気に入りました、と言うか、私には小野田先輩だけでした。
重い。本当に重い話だった。
ゲイとしての社会から疎外される恐怖とか、相手がノンケだからいつか別れるんじゃないかっていう恐怖も、とても丁寧に書かれていて、何故か女の私が共感してしまった。
嶋がその恐怖から、外川への惹かれる気持ちを抑えて、外川の気持ちを拒むシーン、辛かった。自分が傷つきたくないから逃げるなんて、どれだけ今まで自分のことを嫌ってきたのかと考えてしまった。
また、嶋が綺麗で、可愛くて、いじらしくて、そういうところに外川はハマっていって、嫉妬したり、嶋に対して執着していく姿が、かっこよかった。
印象的なのは、嶋の言った、死ぬまで一緒にいるわけじゃないっていう言葉。
BLって、ファンタジーみたいなところあるから、くっついたら生涯一緒みたいなのが暗黙の了解という感じがしていたけど、その言葉を聞いて、逆に安心した。
それだけ嶋は外川とずっと一緒にいたいし、外川もそんな嶋を離さないんだろうって。
外川の根本にある愛へ飢える気持ちと、嶋の愛したいけど怖いっていう2人のスタンスみたいなのがピッタリハマるから、これからもなんだかんだ一緒にいるんたろうな。そう思えた。
最後の小野田が血迷ってるメールは笑った。わかるよ、嶋くん綺麗だし、普段ツンツンしてる分、徐々にデレが見えると落とされるよね…攻略ゲームでどんどん好感度が上がって、推しキャラがどんどんデレてくれるイメージ。嶋が可愛いのは仕方ない。外川は気が気じゃないみたいだけど笑笑
とにかく、愛って重い。それが改めて知れた素晴らしい作品でした。全人類に読んで欲しい定期