SとMの恋愛

s to m no renai

SとMの恋愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
33
評価数
13
平均
2.9 / 5
神率
7.7%
著者
オオヒラヨウ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
シリーズ
SとMの恋愛
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784775512388

あらすじ

須山と武藤は親友同士。だったはずなのに、ある日須山に告白された武藤は、彼の口からとんでもない事実を聞いてしまう。クラスメイトからの人望も厚い爽やか好青年の裏の顔は、なんと好きな子が嫌がってるのを見るのが大好きな超ドSだった! 「嫌なのに!」拒んでいても、身体はあっさり心を裏切り須山のプレイに感じてしまう…! 勝つのは理性かカイラクか!? 携帯コミックで大人気の「SとMの恋愛」シリーズ待望のコミックス
出版社より

表題作SとMの恋愛

人望厚い優等生を装った極悪腹黒男・須山(S)
素直で無邪気で騙されやすい男・武藤(M)

同時収録作品熱に浮かされる

加地 新任の体育教師
白波瀬 図書司書

その他の収録作品

  • SとMの秘密
  • SとMの年末
  • SとMの春
  • SとMの明日
  • SとMのリスタート
  • あとがき

レビュー投稿数8

要注意!SとMとは登場人物のイニシアルです。

題名だけ見て ”SMモノ” と思って期待した方は絶対がっかりしますので、ここで言っておきます。
確かに攻め様は、好きな人の嫌がる姿と顔が好きというS気質で、受け様はいじめられ体質ですが、決してSMのお話ではなく、純粋に恋愛のお話ですので御了解を。
でも、ストーリーはとてもしっかりしていて読後の満足感はとってもあります。

表題「SとMシリーズ」はお付き合いを始めた高校一年生から社会人まで実に8年に渡る二人の話。
実をいうと、一応恋人という二人ですが、本当の気持ちが通じ合った恋人になるまでは、そんなにかかったということなんです。
流され男の武藤が、親友の須山とエッチする仲になってしまいましたが、武藤は本意じゃないと思っている。
須山は武藤以外には、人当たりもよく好感のある人間なのに、好きな人が嫌がるのが好きと、武藤のリアクションを楽しんでいる。
俺にも優しくしろよという武藤に須山が優しくすると、そんなんは須山じゃないとイライラしてみたり、まぁ、ツンデレなんですわ。
で、そんな流され生活と決別するために須山に秘密で東京へ進学してしまい音信不通になるのです。
彼女ができても、仲間といても、気になるのは須山のことばかり。
ここでやっと、自分の気持ちに気が付き始める武藤。
須山は、武藤の酷い仕打ちにも実は密かに武藤を追いかけていてこっそり見ていて、彼の先回りをしていたという。
何とも恐ろしいほどの執着というか、武藤が成長するのを見守っているというか、懐が深いんだか、SなんだかMなんだか・・・
コミカルに進みながらも、きちんと二人の気持ちを捉えて追いかけているところ、武藤のグルグル具合&ツンデレ具合が愉快であり、まんまと須山の策略に載せられて、すっかり無自覚の調教をされてしまっている姿が恐ろしいデス。(でもやっぱり面白いのですが)
須山はブラックだが、糸目でニサっと笑う顔がコワイよー!
丁寧に腸内洗浄と、肛門科拡張の解説しているシーンが参考になりました(?)

「熱にうかされる」は新任体育教師と、図書館司書のお話。
無表情でクールな司書の白波瀬を好きだと言ってきたのは、新任体育教師の加持。
イケイケ押せ押せで突き進む加持に、流される白波瀬に表情がなく、感情も乏しいので、これは恋愛になるのだろうか?と心配になる。
一応、加持にほだされて”好きだよ”とは入ったものの・・・いかんせん白波瀬の感情が乏しすぎて読めない!
と思ったら、「秘書の憂鬱」にシリーズになって続きが連載されていて安心しました。

軽いノリ風でいながらしっかりと気持ちに踏み込み、コミカルな展開も持ち合わせ、絵の表情もバラエティに富んでいて、バランスのよい作家さんだと思います。

2

Sってそういうこと

 高校生の須山は周囲には優しいのに、エッチの時になると武藤を押し倒して、嫌がる顔を見るのが趣味という男です。(笑)彼は、武藤をいじめて喜ぶSなのです。(笑)

 いつも須山に流されてしまう武藤ですが、これは本当の関係ではないと思い、彼から離れようとするのです。大学進学と同士に須山から離れることに成功します。須山と離れたことで願いが叶い、武藤は流されることもなくなったのに、それでも何も感じなくなってしまう彼がちょっとかわいそうでした。再び武藤の前に須山が現れたとき、本当のSはMから声をかけたり、欲しがるまで何もしないんだなと感心してしまいました。(笑)

1

須王…かなり我慢強い質だったんだね…

「こいつが18なら俺40」でこのシリーズの最初のお話を読んで気に入ったので、こちらの方も読んでみました。
2人の馴れ初めは「こいつが18なら俺40」で知ることはできるのですが、そちらを読んでいなくてもざっと説明があるので理解はできます(最初のお話も面白いですが^^)。
こちらのお話では既に須山が腹黒ということは武藤にバレているんですが、まだ恋愛感情は武藤には生まれていなくて(というか気づいていないw)、高校を卒業を機に須山から離れる決心をする武藤。
結局二人は結構長い間会っていなかったんですが、実は須山は着実に武藤を手に入れるために裏で色々やっていたという…
その時間とやっていることの地味さを考えると、すごい執念です(笑)。ジワッジワッと獲物を追いつめる狼のようですw。
武藤を苛めるのが好きな須山君だけど、今回は一重に須王の執念の賜物だなぁ~と須王君に萌えた作品でした。

1

高校生だもの

SとMって言っても、むしろ主人公達のイニシャルで釣りぐらいの感じで。

それでも、全くの子供じゃないので、Sの須山は武藤のことを緩急つけて落とそうとしています。
対する武藤は「ニクヨク」に流されているつもりで、実は普通に須山と恋愛がしたい。
ドSな須山に普通の恋愛なんて甘い物を求める当たりが既にMだって気付いてません。
終始一貫して武藤を好きな須山に対し、覚悟の定まらない武藤は高校卒業を機に一度は逃げ出しますが、用意周到な須山にとうとう捕まって、、。
ちょっとオバカさんだけどまっすぐで素直な武藤にがいったいどんな肉奴隷として開花していくのか?
続きは「SとMの蜜月」で!!(嘘)

0

ライトなギャグ。

タイトルからもっとどろどろした話を期待したのに、思いの外ライトなギャグでした。
SMというよりはほんとに須山くんと武藤くんのお話、みたいな。
須山はともかく武藤は別にMじゃないよね。ただちょっと流されやすいだけで。
とっても執着心の強い攻と、気がつけば彼の手の上で転がされている受。
ギャグテイストに気を取られ萌える暇がありませんでした。
BLでギャグって難しいな。

個人的には表題作よりも同時収録の体育教師×司書の方が好きでした。
欲を言えばあと2ページくらい欲しい。そんでラブラブの二人が見たかったです。

2

S?M?

二重人格の須山(表の顔はお人よし、裏の顔はサディスト)に告白されて流されてしちゃってることに納得がいかない武藤。
あんなサディストなんか好きじゃない好きじゃない…といい続けて、素直になれない。
果たしてちゃんと付き合えるのか!

そんな感じでした。
あんまり須山がSって感じがしなかった。
武藤は…M??
タイトルに期待しすぎてしまいました…。
武藤もサドサド言い過ぎで冷めた。
そして武藤が思いのほか酷い!
ツンデレというか、…とにかく酷いです。
須山をないがしろにしてるな~となんか切なくなった。

1

むむむ

主役の二人って、べつにSMでもないんですよね。(まあ実はイニシャルなわけですが)
攻めは受けの恥ずかしい姿を見るのが好きなだけで、真に嫌がることはしないし。受けはただのツンデレな気が。
「あえていうならS」「あえていうならM」って程度で、このぐらいごくごく普通だと思うよ。プレイがどうこうって話じゃなく、精神的な部分でもめっっちゃ普通だと思う。
それはそれでべつにいいんですが、「このタイトルから期待されるもの」と「中身」とがあまりに解離してたので、読みながらかなりモヤモヤしました。

それよりなにより受けの性格が好きになれなかったです。別れるようなことを言っておいて、相手の様子を伺ってみたり。なにも告げずに遠方に進学しようとしたり。試すなよと。ちゃんと言いなよと。

1

可愛いカップルではあるんだけど

かわいいお話なんだけど、受けも攻めも何考えてるかわかりづらかった。
特に受けの武藤の意志が弱すぎて弱すぎて。
どうにも好きになれませんでした^^;

須山の誘いを断り切れず身体の関係に流されてもうこんな関係辞める!って言うのにまた流されて。
はっきりしろ!て思うけど確かに好きなんだろうなと思うシーンもあります。なのに須山に黙って東京に進学。これって「単なる流されぱなしじゃないんだ」ていうかっこつけとか意地のように見えました。
須山が好きだという自覚がないから仕方ないのかもしれないけど。

けど離れても心のどこかで須山が気になって、でも仕方ないまま大学生活は過ぎていきます。
須山も意地を張って会いに来ない。なのにずっと無言電話??
武藤も女の子と付き合ったり、何がしたいかわかりにくいな~。

とにかく意地をはって離れてる期間が長いです。
離れてる期間が大事だったと思える話もあるけど、これはただただ長い時間を無駄にしただけに思えます。四年以上も素直にならずに無駄にして…
二人とも一体何やってるんだか。

それと、武藤がそんなにMでも、ないような…
須山もSといえばそうだけどわかりやすいSではなく、何となく期待していたSとM属性ではなかったのも残念でした。

1

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