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おまえが好きだ、わるいか!
moshimo negai ga
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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何度読んだかわからない短編集です。
だってTATSUKIさん、コミックス2冊しか出ていないし…(泣)
ふと急にまた読みたくなって、
自分の宝の山から引っ張り出しました。
やっぱりいいわ…。
背景はしっかり描かれているし、
ギャグとセンチメンタルさが絶妙!!
ものすごくセンスがあるし、
絵も安定していて、とっても私好みです!
H無しで、短編で、こんなにみっちり面白い作品って
そうそう無いんじゃないかと思うんです。
最後の作品はシリアスで、
綺麗ごとだけじゃないお話が描ける作家さんだなぁ…。
バラエティにとんだ短編集、
もっと評価が高くてもいいんじゃないかな!という意味で
私も神評価にさせていただきます。
特に好きなのは4作品。
表題作『もしも願いが』
どちらが攻めでも受けでもいいような。
もうリバっちゃって欲しい感じ。
青春ど真ん中ー、が爽やか。
犬のマサムネ…。
飼うなら私はこんなフリーダムな犬は嫌ですw
じいちゃんの言葉は含蓄があるなぁ。
『冬とエゾシカ』
主人公がはっちゃけてて可愛い…。
「シカせんべいに甘んじている奴らとは
違うんですよ、エゾシカは」は名言w
友人の藤堂君もいい味出してるし
先生はかっこいいし。
西川が卒業したらでも、食っちゃって欲しいな。
まさか先生が受けなんてことは無いよね…・
いや、それでもいいけど…。
『かわいい子には仕事をさせろ』
馬鹿な若の教育係・緒形がツボ。
若にいつも振り回されながら、
それでも好きなのね。健気!
ちょっと強面なのに情が深い緒形、好きだ!!
『月下に咲く』
TATSUKIさんのリーマン!!!!
リーマン&年下攻め好きとしては
たまらないものがありました!
月岡さん、色気がむわーん!
山川くん、健全で優しくてちょっとヘタレだけど
早いとこ月岡さんをおとして欲しい。
(いや、ゆっくり恋を育むんだったね、ごめんごめん)
収録作品の続きが全部読みたいです!
巻末の4コマだけじゃ足りないよー!!
面白かったけど!
あと、TATSUKIさんの描くスクエア眼鏡が異常に好き!!
ところで、TATSUKIさんは今活動なさっているんでしょうか?
『八月の杜』からコミックス出ていませんが…。
どなたか、何かご存じでしたら是非ご一報下さい!
ネットで検索しても、違うTATSUKIさんばかり出てきちゃうんです…。うぅ。
まずギャグがいい(*^^*)
表題でもある「もしも願いが」おかっぱ犬が登場するんだけど、かなりいい味出してます。
笑いのセンスあり!レベル高し!!
こんなに少ない頁でこんだけイイもん描ければ「神」でええやん。
エロ度はかなり低いです。
チュウすらしないのだってあります。
BLか定かでないのすらあります。
青春な甘酸っぱいものもあり、シリアス&ダークなものもあり。
話によってはお馬鹿な主人公で笑えるのから、人を殺しちゃうようなのまで、ふり幅が広い短編集です。
どの短編も及第点。
手に取った時、表紙(カラー)と中身のイメージがけっこう違いました。
もっと柔らかくふわふわしたタッチなのかなと思ったけど、違いました。
ギャグ絵も様になっていて良いですよ。
今後も追いかけていきたい作家さんです。
オススメ。
1冊まるまるテンポがいい!
TATSUKIさんて2冊だけしか出されてないみたいで残念。
もっと読みたいーヾ(≧∇≦)〃
【もしも願いが】
楽しいことも恥ずかしいことも悔しいことも含めて共存する特別な存在…それが幼なじみ…ではない。
特別なんかじゃない、近づいたり離れたりもないごくありふれた、ふたり。
でも龍はカズミにとって特別になりたいと想いつつ今の関係を壊したくないというグルグループをさまよい中。
思春期真っ盛りな龍をファンキーなじーちゃんと自由すぎる愛犬マサムネがその気もないのに盛り上げてくれます。
ホント、もう、このマサムネが規格外っ!
舌打ちして脱走とか愛玩犬の枠を超えすぎ←でも可愛い(笑)
この豪快な脇役たちとカズミの引越に背中を押されるような勢いで話は進み『人生は長く、世界は広い。ゆっくりいこうぜ!』という感じで挫折含みで収まるところに収まります。
…カズミが攻めだよなぁ(ボソリ。)
【冬とエゾシカ】
エゾシカの皮をかぶったわんこ登場(※注:高校生)
某銀八を彷彿させる先生の余裕がいつ崩れるか楽しみ。
下克上希望!
個人的に同級生の藤堂くんがツボ。
横恋慕してたらいいのに(〃∇〃)
【砂の城】
人は自分という居場所をひとりでつくりながら生きて、そこで初めて他人と交流できるのだ、と義兄が距離をおいたのに納得。
義弟、自立できました。
【かわいい子には仕事をさせろ】
素っ頓狂なアホっ子が可愛いですが、それ以上に緒方さんが可愛いです。
【月下に咲く】
月下美人より匂い立つ色気の月岡さん…日の下を堂々と歩ける直情わんこの求愛に応えてあげてください。
そして痴漢に慣れちゃダメ!
【出口のない場所】
潤にとって哲大は近くにいるのに辿り着けない蜃気楼。
潤いのない乾いた時間を走る潤にも、ひとり残された哲大にも、、
互いに唯一の存在は確かに居たんだよ、と声をかけたくなります。
バッドエンドカタログだものね…しょうがないんだけど(*TДT*)
初読み作家さんです。
初コミックスだそうですが、かなり幅の広い雰囲気のお話をしっかり深く描ける作家さんのようで、初コミックスとは思えませんでした。
どのお話も短くて、恋人未満で終わっているお話がほとんどなのに、物足りなさは余り感じません。もちろん、「この二人のこの先がもっと読みたい」とは思うんですけれど。
コミカルな作品の割合は高いんですが、切ないものややるせないようなお話もとってもジンとくるものがあって、どっちの雰囲気のお話も上手だなと思います。
主人公達だけでなく、脇キャラも存在にちゃんと意味があるのもいい。一人一人のキャラがしっかりしてる。
ユーモアのセンスもかなりツボに入りました。はっきり言って、とっても面白い(笑)。
ラストに収録されている4コマ漫画まで楽しいし、もっともっと沢山作品を読みたいなぁと思いました。
■もしも願いが/そして願いは■
虎田 和己(高校生)&武藤 龍(高校生) ※幼なじみ
幼なじみの龍とカズミは頭の悪さとスポーツ万能さが互角の良きライバルであり親友。
しかし龍はカズミに親友以上の思いを抱いていた。
今の関係を壊したくなくて内に留めているのだが、顔で笑っていても心は痛くて…。
あらすじだけを読んだら非情に切ない雰囲気ですが、とんでもない!
龍の飼い犬マサムネ(♂)のおかげですかねwww
おかっぱ犬がとても面白い存在です。
龍が胸が痛いと感じている場面…胸に加えて腕も痛いんですよね。
そりゃマサムネがカジカジ囓っとるからwww
龍の飼い犬なのにマサムネは和己LOVEです。
オスですけどねΣd(´∀`*)
■冬とエゾシカ/春のエゾシカ/秋山のゆううつ■
秋山(高校の美術教師)&西川 倫太郎(高校1年生)
エゾシカに憧れる遅刻常習犯の西川は廊下を全力疾走中に美術教師の秋山と激突し、メガネをつぶしてしまう。
「ぶつけたとこ平気か?」と触れてくる手が西川に何かを思い出させ…?
恋愛未満…ただし西川は恋心に気づいて秋山先生にアタック宣言なところで終わり。
描き下ろしの「春のエゾシカ」で幼い頃の西川が雪山で迷子になってエゾシカに助けられたという過去が判明。
どんだけエゾシカ好きやねん?!と思っていたのですが、成る程~…そういう思い出があったのですねー。
でもこれ描き下ろし読まないと分からんよね。
■砂の城■
春紀(警察官・愛人の子)&黒岩 夏央(大学生・正妻の子)
資産家の息子だが両親を亡くし、お手伝いのシノと暮らす夏央。
父の一周忌が過ぎた頃、シノが入院。
父に似た男が大学まで来て墓参りをしたいと言って来て…?
これまた恋愛未満…ほんわかと優しい空気です。
シノさん素敵ー♪
可愛らしいおばぁちゃんです。
夏央くんは儚い雰囲気の坊ちゃん。
正妻の子と愛人の子…ドロヌマを連想しそうですが、全然そんなことないです。
■かわいい子には仕事をさせろ/男の勲章~背中の髑髏がわらってる~■
緒形 愛治(893幹部・若の教育係)&重森組の若(24歳、ニート)
7年前、初めて任されたのは若(当時高校生)の教育係だった。
勉強面から生活面まで厳しくも愛をもって接してきたはずなのに…24歳の若はバイトも3日と続かないニートになりましたorz
若www
バカな子ほど可愛いっていう境地ですか?緒形さん。
893嫌いの若が「893の世界は嫌いだけど、お前らのことは好きだぜ。緒形のこともな」って組員のアベちゃんに言ってる場面が好き。
鬼の形相で若を怒ろうと接近中だった緒形さんもそりゃ~心温まるわな。
無防備に寝ている若を抱えて縁側に正座していたら当たり前だけど他の人に吃驚されるわwww
■月下に咲く/山川日記■
山川(会社の後輩)×月岡(会社の先輩)
報われない恋(既婚の上司と不倫関係)をしている月岡先輩に元気に笑っていてほしい…そう思っていた山川だけど…?
山川が気持ちを自覚して終了。(月岡さんは上司と切れ)
月岡さんが儚い美人さん。
守ってやりたくなるよね~分かるよ、その気持ち!
月下美人かぁ…私も咲くところを見てみたいな。
それには育てないとダメだよね…むぅ。
ってか山川日記が楽しすぎるwww
■出口のない場所■
哲大(高校生)&渋谷 潤(引きこもり?)
両親が離婚した哲大は早く地元から自由になりたいと遠くの大学を志望して受験勉強中。
父親から養育費が入らないため、幼なじみの潤が勉強を教えてくれるのはありがたかった。
何故なら、高校をドロップアウトした潤は全国でも上位の成績の持ち主だったから。
けれど潤の父親は、プレッシャーに耐えきれなくて高校中退したことを怒り…毎日といっていいほど潤に暴力をふるっている。
そんなある日、いつものように2人で勉強をしていると潤から「好きだ」と告げられる。
後日、金を出して男を買っているという噂がたっている体育教師の写メに写っていたのは…まさか?
もっと話を聞いてやれば良かった。
ちゃんとあの時つかまえてやれば良かった。
もっと痛みを分かってあげられていたら…。
…何で?どうして?
ずっと…ずっと…哲大は自分を責めてしまうんだろう。
潤にとってたった1つの「光」だったんだろうな…哲大は。
寂しげに夕暮れの下で佇む潤のカラー(口絵)を見ると胸が締め付けられる。
耐えたんだよね、苦しかったんだよね。
子どもの頃からずっとプレッシャーに押し潰されそうになりながら頑張って…でも耐えきれなくなって投げ出したら…今度は父親からの暴力。
自由って何だろうね?
この話が1番心に残った。
どうかいつの日にか2人が再会して「出口」を見つけることが出来ますように…そう願わずにはいられない。
この話の後に描き下ろし(ギャグ)が載っていてくれたおかげで、凹みまくりでの読了にならずにすんだのは助かりました。
短編集です。
表題作は、長年の親友に告白して玉砕!簡単に言うとこれだけのお話だけれど、ニアミスしたり、おじいちゃんのラブレター(戦友宛)話があったり、カズミラブな猛犬マサムネ(オス)や妹ミユちゃんが絡んできたり、恋する少年の世界がいい雰囲気で描かれていると思います。眼鏡君なので、頭が良さそうに見えるけど、思いっきりバカっていうのも受けるぅー
表題作以外も秀作揃いで、読み応えあり。
一番感心したのが、どの作品もキスシーンが少しあるだけなのに、様々な恋心を感じさせてくれます。
最近のBLは殆どがエッチシーン無しには語れない感じになっている中、いい作品だと思います。短編ということは、ページ数が少ないっていうことな訳で、「エッチに割く暇があったら、ストーリーを厚くして」って思うのは私だけ?
さすが東京漫画社さんです。クオリティ高し☆
私は同時収録の「冬とエゾシカ」が好きでした。恋愛的には何の進展もないけどキャラがとっても魅力的です(@´▽`@)男子高校生の倫太郎君の無邪気なテンションがとぉぉぉってもかわいいっ(≧ω≦)やっぱり高校男児はアホであれ☆
あとTATSUKIさん、人物キャラだけでなく動物キャラがとっても和みます。
表題作「もしも願いが」の脱走に命をかける愛犬マサムネ、「春とエゾシカ」で倫太郎君を助けた漢前なエゾシカなど。かわいい上にキャラ立ちしてていいとこ取りですよ(;´▽`A``
そしてこの短編集ひとつに全然真逆の雰囲気のお話が入っていて飽きませんでした。
ハイテンションで笑える話と泣かせる切ない話。
(カタログシリーズからの収録だからかも。)
八月の杜でTATSUKIさんにハマり、初コミックスのこちらも読んでみました。
やはり背景しっかりたっぷりで、すごく読みやすくていいなー。
短篇集ですが、いろんなタイプのお話がはいってますね。
表題作はもしかしたら八月の杜のプロトタイプでしょうか?
戦争経験のある物分りの良いじいちゃんやペットがでてきて、
なんとなく雰囲気が似てます。ストーリーは違います(出入り的にむしろ逆?)ので
八月~の雰囲気がお好きな人は、こちらもぜひ読んでください。おすすめです。
クオリティも十分。エロはなし。
ほんわかしてるけれども一本筋が通ってる、そんな感じのコミックスでした。
短編キャラによるおまけ四コマに萌え。とっても笑いました。ギャグもうまいですね。
読後感も最高です。
新作が読みたいなぁ…できれば長編で。
「もしも願いが」
とにかく、マサムネ(犬:♂)がかわいすぎる~!!
こやつがいないとこの話の面白さはないんじゃないかって程のナイスキャラ。
久しぶりに笑わせてもらいました!
他にも面白さ満載で、真面目なシーンでその発言!?も多々ありーの...
でも、この2人だからそんなとこもかわいく思えたりするんですよね~
表紙のイラストとはカップリング逆に見えるかも。
これじゃ、どう見たってカズミの方が受でしょ!?って、全然エッチ
ないんで、あくまで想像のみなんですが...
「冬とエゾシカ」
このお話もワンコ登場(注:本物の犬。決して人間のワンコじゃぁない)
マサムネとは違いキュートなワンコです★
ホント、動物の使い方うまいですよね~♪
キスシーンもキュンとしました!
絵が美しいかわいさじゃなくて、なんかかわいさにじみ出てるんですよね~
「砂の城」
ちょっぴり切なくて、でもキュンとなるお話でした。
血はつながってなくても兄弟だから、思いは通じ合うことはないのが
わかってても、夏央がかわいくて、いじらしくて、
「春紀さん、幸せにしてあげて下さい」って願わずにはいれませんでした。
そんなシリアスな話の中で、病院での1コマ「アラいい男」って言ってる
おばあさんの顔がたまらなくウケるんです!サイコー!!
「かわいい子には仕事をさせろ」
これも面白くて、バカらしくて、最後にキュンっとなります!
バカな子ほどかわいいんでしょうね、緒方さん。
それに振り回されつつ、メロメロな緒方さんかわいいわ~♪
「月下に咲く」
月岡さん、すごい色気あったわ~
健気ワンコ山川君もかわいかったし★
「出口のない場所」
「バッドエンドカタログ」掲載のものなので、読むのを躊躇いました。
予想通り、つらい終わり方でしたが、いつか2人に幸せが訪れるような
希望を残した終わり方であったようにも思います。
描きおろし数作は全部傑作です!!
「春とエゾシカ」のおじさんはどう見たって「北の国から」の五郎さん
でしょ!?ウケる!!
想像してたより面白くて、粒揃いの傑作で、全ての作品にハズレが
なかった素晴らしい1冊でした!
ギャグを求めて何回も読み直した本です★
「もしも願いが」
表題作は高校生もの。おさななじみの龍とカズミ。
カズミが海外にいる父親のもとへ行くと知り、
いきおいで告白してしまう龍。
それから二人の関係はギクシャク…。
基本おバカな感じのラブコメです。
ネットでちら見して買ったのですが、ちょっと思ってた展開と違った…。
おじいさんの昔のラブレター(男の人に宛てたもの)を見つけてしまい、
その相手を探すというエピソードを期待していたので…。
まぁこれは私の勘違いですが(汗)
「砂の城」
資産家の息子夏央と父親の愛人の息子はるき。
父親が亡くなり、はるきは自分の立場を隠したまま夏央に会いに来る。
シリアス。出会いの物語って感じで、展開はないのですが、
義理の兄弟、って設定に萌えますv
「出口のない場所」
これもシリアス。
高校をドロップアウトした潤に勉強を教わっている、同級生の哲大。
潤は父親の虐待から逃れ、家を出るために、体を売っていた。
現場を押さえられ、問い詰める哲大に、潤は思いを打ち明ける・・・。
表題作よりかも、シリアスの方が好きでした。
1冊で振り幅が大きいので、暗い話が苦手な人や、
シリアスな気分じゃ無い時は、注意かも、です。
あと、コマ割が細かい?ちょっと見づらく思うところもありました。