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タウとシュエの関係を皮切りに、いろんな関係が新たに結ばれ、あるいは決裂し始める2つの組織。相関図を作ったら相当ややこしいことになりますね。自分の組織に捕らわれたシュエを、安易に自分で逃すのではなく、自分はあくまで拷問という形で彼に触れ、第三者を使って救い出すという組織をけっして裏切らない方法を考えるタウは、やはり幹部としての素質があるなぁと感じます。
結局はシュエとの関係に気付かれてしまうけれど、こうなったらもう覚悟を決めて、彼との関係を切ると断言する姿に惚れました。お互い殺し合うことになっても、相手が自分を愛しているのは分かっているから、それで十分だという2人。いつもの部屋で抱き合うシーンは切なく、美しいものでした。翔龍と希馬、宜春と緑の関係も見応えがあって、4巻でもまた彼らのシーンがあればいいなと思います。
あーもう何でこんなに神なんでしょう!!!
良すぎる。良すぎて困るよ水城さん…痛い痛い切ない…どうにかしてぇ。。。あ、でもその痛さ切なさを探し求めている私はいっそMなのか??とか思ったり。いやSかな。。。(爆) あ、駄目だ。脱線してる;;
今回は前半で翔龍記(タウ側)の星沙がシュエを捕らえてしまう。星沙はリーダーが不在の為、翔龍の代理になっていたタウを試そうとする。自分の組織は今更抜けられない、シュエも勿論もの凄く大切。愛してる。どちら側の肩も持てず苦しむタウ。シュエに向けた銃口。目を閉じるシュエ。でも、やっぱりタウは打たなかった。打てなかった。果たしてふたりの行く先はどうなるのか。
って言う事なんですが、これはまだ前半部分です。にも関わらず、すでに泣けます(;_;)これからますますふたつの組織の対立は激しくなり二人は追い詰められていくのです…
あぁもっと文才あったら、この状況を上手く伝えられるのに…一先ずあとは読んで下さい。損はしないはずですっ。
少しずつ少しずつバランスが壊れていく。
会えなくなったんじゃなく、会わなくなったタウとシュエ。
駆け落ちするより他に方法はないだろうなと思いながら読んだ。
けど、どちらにもたくさんの義理が複雑に絡んでて、惚れたはれたの感情だけじゃどうにもならないのだ。
大事な資金源や仲間が、敵対する組織によって殺されてゆく。