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人を嫌う美青年×人から愛される好青年 欲望と罪悪感に揺れるアンビバレントラブ
kirie no tame ni

うーーん私には難しかったです
というか、なかなか複雑な感情をもった登場人物ばかりだったので、私の読解能力ではきちんと読むことができなかったのだと思います
えっ!?と思う展開が多くて、そういう意味では単調ではなく飽きることなく読めたと思います
私個人的に持っていない感情だったり、取らないであろう行動ばかりするキャラ満載だったので、共感はできなかったですが、理解することはできました!
ラストは互いに救済し合ってる感じがしました
『帳と針』でも思ったけれど、ダークな作風と絵の調和が絶妙なんだよな…。
今回も受け・攻め共に闇を抱えております。
その美しい容姿ゆえに何度もトラブルに巻き込まれ、
そのトラウマから人付き合いを避けてきた浮田はある日、
バイト先の先輩の幸村がトイレで襲われている現場に鉢合わせます。
幸村を助けようとしながらも、そんな正義感とは裏腹に
幸村の恐怖に歪む表情に欲情してしまう自分の下半身。
その日以来、幸村に対して罪悪感と欲望を抱くようになる浮田でしたが…。
何も知らずに浮田に好意を向けてくる幸村。
後に明かされた彼の過去も相まって不憫が増すものの、
読んでゆくうちに幸村もまた何か歪みを抱えているのに気づかされます。
浮田の心の内を明かされたのを機転に徐々に逆転してゆく幸村と浮田の関係性。
罪悪感で浮田を縛り付け、満足そうに微笑む幸村ににぞくりとしました。
浮田もどこか歪さを抱えてはいるものの、
困っている人を見捨てられなかったり、本質的には善人なのだと思います。
ただ、自分が刺されるほどの怪我を負ってでも助けようとするのは
どこか過剰さを感じさせ、過去に実の親からも救いの手を
差し伸べられることのなかった自分の代わりなのかなぁ…なんて。
個人的にめっっっちゃくちゃに刺さってしまい、読んだあともずーっとふたりのことを考えながら、繰り返し繰り返し読んでいます。こういう作品に出会いたくてBLを読んでるんだなあという幸せを感じさせてくれる作品でした。
読む前の印象はもっとダークで爛れた感じのお話なのかなと思っていた(でも、めちゃくちゃ色気はあります!個人的には)のですが、それぞれに過去の傷や拭いきれない痛み、コンプレックスを抱えている男の子達が共鳴しながら惹かれあっていき、身を寄せ合いながら不器用に寄り添って生きている…というような読後感で、いやもうほんとうにただただ幸せになってほしい……(双方とも歪なところはあれど、優しい子達だなあと思いました)一巻完結なのはわかっているけどもっともっとこの2人の続きが見たいなと思わずにはいられません。
繊細な絵柄も素敵で、電子で買ったのですが紙でも読みたくてそちらでも購入してしまいました。あーもう本当に良かったです!暴力や無理矢理の表現もあるので、もしかしたらすごく万人受けとかではないのかもしれませんが、表紙や試し読みの雰囲気で少しでも気になった方にはぜひ読んでみてほしいなって思いました(という気持ちで、初めてちるちるでレビューを書いてしまいました)
DAO通信先生の作品は今回初めて読みましたが、この後に読んだ「帳と針」もとても面白かったので、次回作も絶対に読もうと思ってます!
〜ここから特に本編ネタバレしてます〜
全然違うように見えてある意味似たもの同士なふたりであり、でもそれぞれの傷からの身の守り方の表現は真逆で、だからこそお互いに憧れてしまうし惹かれてしまうのかなーと思いました。衛くんはいつから桐江のことを…とか想像してひとりで楽しくなっています。
幸村(衛くん)の、ぱっと見めちゃくちゃ健全で人当たりの良い好青年なのにふとした時に見せる危うさや儚さ、翳のある感じのギャップと色気に、私も桐江のごとくハートを鷲掴みにされました(とはいえ闇や病みに寄り過ぎるわけでもなく、じっさいに穏やかで裏表なく優しい男の子でもある…というバランス感がこれまた最高です)
あと個人的に、同棲してからの桐江くんがかわいくてしょーがないです!本来の気質であろう素直さや可愛げ、ピュアさが滲み出ていて、ああこんな子が本編ではずっとあんな無愛想の鎧でガチガチに武装していたんだなーっと思って、勝手にホロリとしてしまいました。衛くんに存っ分に甘えて、健やかに楽しく暮らしてほしい。
桐江は意外と生命力強くてしぶとい男の子であると私は思っているので、結末に関しては私の中ではハピエンということでひとつよろしくお願いしたい所存であります。
大学生の浮田は過去のトラウマから人と関わるのを避けて過ごす日々。バイトの先輩幸村はいつも穏やかで人当たりがよく無愛想な浮田にも優しくしてくれるけれど、そんな幸村に苛立ちと劣等感を持ってしまい⋯。
容姿の美しさからトラブルに巻き込まれる浮田と、人を拒絶できず全てを許してしまう幸村。
相手を無条件で許すのは自分も許されたいからか。抱えている消えない罪悪感と苦しみの中で、浮田の存在は幸村の光なのだろう。
泥の底で共にもがきながら昇華していく2人は美しい。ハピエンなはずなのに多幸感や安堵とは違って、少し苦しくてでも愛おしい、何とも言えない複雑な想いに駆られた読後。
DAO通信先生お初だったのだけど、この闇はクセになる!
先生の作品は「帳と針」に次いで2作目です。
「救済BL」ってやつです。
でもちゃんとハピエンです。
最後まで仄暗くてお互いに心の闇を消化しきれていない中でお互いの存在が唯一の光という…。
好みが分かれるのかも知れませんが私は大好きなジャンルです。
「これちゃんとハピエン迎えるの!?」と残りページを確認してしまうほど、とにかくふたりとも心の闇を消化しきれない笑
キリエにいたっては、巻き込まれると言うより以前にも増して自ら火種に突っ込んでいる感じ。
もしかしたら衛くんがいることで、今まで逃げてきたことに向き合う強さを得たのかも知れない。
衛くんもキリエを「許さずにいること」で救われているんだと思う。
ただもうなるべくお互いを、あと私を心配させないでほしい!笑
最終話や描き下ろしで少しふたりのあたたかいシーンが見られるんですが、どうか!ふたりが平和に笑い合う姿を見せてほしいです!!!
受け攻めなし、となってますが一応キリエが攻め、衛くんが受けかな?