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「俺も小さい頃からずっと想い続けてる人 いるんで」
kiss and act

旧作は未読、こちらの新装版で初めて拝読しました。
美麗な表紙に惹きつけられるー…!
こちら、もともと藤埜先生のデビュー作なのですね。
新装版刊行おめでとうございます☺︎✨
(自分はシーモアさん先行配信で拝読、
明日からその他電子ストアでも配信開始とのことです)
BLあるある(でも大好きなやつ)、
幼い頃にプロポーズしたあの子と再会し…
というお話かと思いきや!!
えっ、そっち?と驚いた!
意外な展開に、おおっ!?と前のめりに。
俳優ものは数あれど、スタントマン攻めってなかなかないような?
カッコ良くスタントをするお仕事姿と、
恋愛面ではヘタレで涙も見せちゃうギャップが良かった◎
特に”攻めの涙”が癖な方(自分も含む)、きゅんっとくると思います。
主人公は戦隊ヒーローに憧れ、俳優になった泰晴(たいせい・受)。
去年ブレイクし、現在も日々奮闘中の彼はある夜、
自宅マンション前で倒れている男(隼勢・はやせ・攻め)を発見し
部屋へ連れ帰って介抱します。
その後しばらくうとうとした後、ふと目を覚まし男に声をかけると
突然ディープなキスをされてー
と、キスから始まる再会もの。
この”再会”が物語に意外性をもたらす鍵になっていて、
私もすっかり騙されました( ̄∀ ̄)
えっじゃあ隼勢とは一体どこで会ってたの…?
という疑問が明かされた時、なるほど!となる仕掛けが面白い!
初対面でいきなりキスされた時、隼勢が呟いていた
「お…」ってなんだろ?と1話の時から疑問だったのですが、
すっきり解消してなるほど!となりました◎
攻め受け二人に当て馬・蓮も巻き込んだ意外性ある三角関係、
シンプルな「再会もの」とは一味違うところが大きな魅力でした☺︎
初対面でのディープなキスの後、自分で自分の行動にビックリして
ぴゅっ!!と立ち去るヘタレな姿や恋心を打ち明けるシーンでの涙など、
なにかと”ヘタレ”気味な隼勢。
そんな彼が、泰晴に思いを告げられた際に
目の色変えて迫ってくる”オス”の部分、ハートに刺さったー…!
攻め重視の自分はついつい攻め語りをしてしまうのですが;
ヘタレ年下攻めに対し、男前でやんちゃな受け・泰晴の
性格がカラッとしていて男気があって、好感度大でした◎
一度気持ちを決めればセックスにも積極的で、
隼勢の方がたじたじになってるのにニヤリとしてしまう〜(。-∀-)❤︎
後半、攻め視点で自らの過去と泰晴との出会い、
第一話の再会について語られる構成も良かった!
攻めが恋に落ちた理由、一途でディープな感情が
ストレートに伝わって来るエピソードでした。
濡れ場は本編は割と控えめ、でも描き下ろしで
”自分のもの”というマークを付けたい隼勢の葛藤エッチ(?)が
描かれていて、大きな見どころとなっています。
跡をつけることは叶わなくとも、ちゃんと隼勢の独占欲を満たす
別の方法を考えてくる泰晴、やっぱり男前だ〜//
いわゆる”再会もの”とは一味違う、捻った構成の物語。
泰晴の「あの子と結婚する!」という夢は実現しなかったけれど。
思いがけない再会&キスから始まり、最高の相手と結ばれるお話にときめきました(*´˘`*)
個人的に興奮したのは、濡れ場で泰晴が
隼勢の過去のコンプレックスだった”ほくろ”一つ一つに
キスしていくシーン。
特にほくろフェチではなかったはずなのですが…!
グッときてしまいました//
★修正:tn白抜き(発光してるように見えるシーンも)
※6話の10ページ分ほど、修正が間に合わなかった…
との注意書きありで、比較的広範囲の白抜きになっています;