チャラいイケメンの常連×薄幸の美人料理屋店主、優しい嘘から始まるラブストーリー

シュガープラムは夢を見ない

sugar plums ha yume wo minai

シュガープラムは夢を見ない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
47
評価数
11
平均
4.4 / 5
神率
63.6%
著者
黒岩チハヤ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784796417860

あらすじ

もう誰かに心を震わせることなんてないと思ってた

夕方から明け方まで営業している小さな食事処『くほう』の美人店主・莉生。
辛い過去から他人と親しくなることに臆病な莉生は、軽薄に口説いてくる常連客・桃雅と、虚しさを紛らわせるように時おり体を重ねていた。
ある日、莉生は道端でさらわれそうな可愛らしい子供を助けるが、その直後、桃雅が慌てて迎えに現れる。
実は桃雅は亡き姉の子の面倒を見ており、その子供も莉生に無邪気に懐いてきたのだ。
莉生はふたりを放っておけず、ぎこちないながらも交流を重ねるうち、次第に心が通じ合い始める。
でも、桃雅が莉生の心の奥に触れるほど、どうしても忘れられないあの人を思い出してしまい――…?

レビュー投稿数2

あまり入り込めず…

チャラいイケメン攻め×薄幸ツン受けCPです。
定食屋さんを営む受けと常連の攻め、「甘い卵焼き」がサインの身体の関係。

攻めが軽薄な態度で誘ったり口説いたりしてくる中、受けがかなりの塩対応ぶちかましてます。
何だか薄幸そうなツンとした美人受けが好きな方にオススメ~。

帯下(表紙右下)に大地くん隠れてるの今気づきました!かわいいな。

それから、作中で受けの髪型は金髪(or色素薄いカラー)で根本が黒のプリン頭に見えますが、表紙では黒髪ですね。
口絵ではグレーカラー×根本黒なので、これが正解なのかな。
個人的にはプリン頭あまり好きでないので、いっそのこと表紙くらいの黒髪だった方が良かったなぁなんて。

終盤に攻めの秘密が明かされますが、途中なんとなくそうなのかな~と思っていたので意外な驚きとまではいかず…。
なんとなく表面的で、私は全体的にキャラクターにもストーリーにもうまく入り込めないまま終わってしまったなという印象です。申し訳ない…。

0

”チャライケメン常連客”の顔の裏にある一途さが胸を打つ

言えない秘密を抱えながらも、一途に相手を想う気持ち。

そんな(一見)チャラ攻めの一途な心と、
可愛すぎる大地くん(攻めの甥っ子)に
メロメロになり、蕩ける一冊でした…

すごく、すごく良かったー。。

表紙の主役二人の美麗さと、右下の可愛すぎる大地くんの姿に惹かれ
Renta!で購入・拝読後、紙本をコミコミさんからお迎えしました。
(Renta!特典とコミコミ特典小冊子の内容については、
レビュー最後に記載します☺︎)

こちらの黒岩チハヤ先生の新刊は、
チャラいイケメン常連客×薄幸美人料理店店主のお話。

父親に虐待され、そんな自分を拾ってくれた恩人を亡くした莉生(りお・受)。
その恩人から引き継いだカウンター5席の小さな料理店を営み、
軽薄に口説いてくるイケメン常連客・桃雅(とうが・攻め)と時折体を重ね、
寂しさを紛らわせています。

ある日、道で怪しい人物に声をかけられている子供を助けたところ、
それが桃雅の甥っ子・大地であると分かり…

と続きます。


これ。

セフレ関係にある二人が、大地くんの存在発覚により
交流の質が変わり、心通わせてゆくー

というお話かと思いきや!!


終盤、まさかの事実発覚に「えっ、そういうこと…!」と
思わず小声で呟いてしまいました。
勘のいい方なら途中で気付くのかな…?
自分は全く気付かず、カラクリ(?)にびっくり!

最初は電子で読み、今日紙本が届いてからもう一度
じっくり読み返してみると、桃雅の言動に莉生が「恩人のあの人」の面影を
重ねる場面がいくつかあって、「なるほど…」と唸りました。

自分が気付かなかっただけで、作中にちょこちょこ、
ヒントが散りばめられていたのですね。
(金平糖の秘密?についてはRenta!限定おまけ漫画にて語られていて、
ロマンチックさに心ときめきました)

何よりもグッときて印象深かったのが、
序盤はただただチャラついてるように見える攻め・桃雅が秘めていた想い!

正体を明かさず/明かせず隠しながらも、
寂しげな莉生に惹かれ、どうにかして笑わせたい、喜ばせたい、愛おしいー
という気持ちが溢れていることが、読み進めるごとにちゃんと伝わってくる。

一見、トラウマ持ちの受け・莉生の救済に見えて実は、
攻め・桃雅こそ愛によって救われているんですよね…

大切な人を亡くしたーという共通体験があるからこそ、
そして莉生にとっての”恩人”を通して繋がれる二人だからこその、
深いところで理解し響き合える愛。

そんなものを感じて、たまらなく胸がきゅーーっとしました。

切なさの中に、大地くんが見事に可愛らしさのスパイスを
加えてくれているのも、たまらない!✨

大地くんのアップのお顔と大きな瞳、
ふるる…と震える姿や「ももちゃん」と桃雅のことを呼ぶ姿が可愛すぎて
「天使…!」と呟いてました。

終盤、大地くんの父親が見つかり、桃雅と離れ離れに…という部分は
ちょっとだけ展開が早いかな?とも感じられましたが
(単に私が詳しく知りたかっただけかも...)、
物語の大きな流れの中では全く問題なし。

ただただ、君を幸せにしたいー

そんな攻めの想いにたまらなく心打たれ、
あっと驚く正体発覚もあり、ページをめくる手が止まりませんでした。

美麗な絵柄と、先生の描く子どもの可愛らしさにも魅了された一冊。

各話タイトルが「sweet.1」「sweet.2」のように”sweet”という言葉で
綴られているのも、キュンとする萌えポイントでした✨
(カバー下漫画もきゅんきゅんなので、お見逃しなく!)

黒岩チハヤ先生、既刊で未読のものも読んでみようと思います(*´˘`*)

 
★修正:tn白抜き(電子Renta!)
tnトーン+太め白短冊(〜7本)/anl白短冊

★Renta!特典漫画(1Pずつ、2つの漫画)
・「こんぺいとうの話」
:作中に出てきた金平糖の秘密について。ロマンチックなお話にうっとり✨

・「だいちは みていた話」
読んでいてハートに刺さってたまらなかった、
大地くんの上目遣い…からの「かわいい…から…(汚い言葉を使うのは)
もったいないです」の一言。

一体大地はどこでそんな技(?)を覚えたのか?というお話。きゅん。

★コミコミスタジオ有償特典小冊子(漫画8P)
自分(桃雅)にはツンツンしているけれど、
大地にはあまーーーい顔を見せる莉生。

「莉生ちゃんを喜ばせた方が勝ち」と言うゲームを仕掛けるも、
桃雅の完敗で…というほのぼの話。
最後にちゃんと甘さがあります♡可愛かったー…

3

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