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ageku no hate ni koi

南々子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
溺愛 3
一途 2
エロ 2
な感じだと思います。
菖斗さん×秋月さんのカプです。
受けの秋月さんは、おばあちゃんを亡くしたことで、やる気を無くし、抜け殻のような生活を送っていました。しかし、商店街の再生計画説明会で、戻して同級生の菖斗さんと再会します。
しかし、情けない姿を見られたくない、と菖斗さんの前から逃げ出しますが、菖斗さんは高校生の時に秋月さんに投げ掛けられた言葉で、変わることが出来たと、思いを抱いていて…。
高校生の時の明るい秋月さんが、今では喪失感に苛まれていることが、気になってしまう菖斗さん。悩んでいる自分を変えてくれて秋月さんを、今度は自分が変えてあげたい、と思っているのか、菖斗さんの真面目な言動は伝わるのですが、恋愛的な一途さは少し分かり辛かったですね。
あと、高校生の時に、秋月さんが学校をやめた理由などは会話の中で書かれていますが、学校をやめたり、それによって離れ離れになった2人の描写があまり明確に描写されていないので、7年振りの再会要素が少し薄いかなと思いました。
おばあちゃんを亡くしたことで、菖斗さんとの生活音の安心感や大切な人を失う恐怖など、秋月さんの傷付いた心を包み込む菖斗さんとの再会と再スタートを、是非とも読んでほしいです。
高校の同級生の再会ラブ
建築士で地元の商店街の開発をすることになった菖斗と、祖母を亡くし無気力に生きている料理人を目指していた橙里。
再会し、昔のように世話焼きな菖斗にグイグイこられ、気力をとりもどしていく橙里、そしてかつて菖斗に言った言葉が素敵で自分もまた夢に向かって目指し歩み出したのが良かったー!
店を構えるところまで見たかったです。
一点、疑問なのが、夏休み途中で誰にもいわずに橙里が高校をやめたこと。すぐに海外に行ったのか気になってます。(読み飛ばした?