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mada boku no naka ni ite

あ”ぁ”ぁ”~~~~~良…ッ
廻(メグル)と灯呂(ヒロ)は18歳×20歳だけど諸事情により高3同士で元々は後輩×先輩
再会したらあんなに可愛らしかった後輩が完全に雄になってる…⁈‼⁉しかも何か気怠げ訳アリ感マシマシで…(゚Д゚;)???
というやや混乱気味な受けの視点で始まります
先生があとがきで2人の事を「灯呂と廻は光と影のように~(中略)ニコイチ感出していってほしい」と書かれていらしたのですが、私は灯呂には灯呂の抱える傷みもあって、だからこそ優しい強さが灯呂にはあるんだろうな~って感じたのです
なので、光と影で真っ先に浮かぶ太陽と月的CPとは何かが違う気がする…と1人で悶々としていたのですが、、、w
結果すごい自分的にピッタリ来たのが「光=満月/影=三日月」となり、、、攻め受け左右で言うと三日月攻め×満月受けな2人だな~ってなり、レビュタイにさせてもらった次第です(*˘︶˘*).。.:*☽✧
月同士のCPっていうのは結構印象深いな~って思える2人で凄く好きなニコイチCPに出会いました♡( *•ω•)(•ω•* )♡
月感あるのでDK BLではありますが、落ち着きの無い感じではなくどことなくしっとりとして読める読み心地も「萌え系商業BL読んでる~~~((*♡д♡*))」という気分を盛り上げてくれて好みです♪
完全に「LOVE STORY」に特化した作品で、キャラの心理描写に重点が置かれていて読み方が明確なのはとても良い部分♡
なので恋愛要素が何よりも大事!という読者さまや、今日はとにかく恋に焦れモダしたいんよぉ~٩(⁎≻ᴗ≺⁎)۶という乙女モードな感じの時にはとても良いと思います
ただ、一方神評価にしなかった理由としての部分もありました
これはある意味上述の通り「特化してる部分」があればこその端折られた部分なのかな…?とは思うので、寧ろ色んな所に意識が飛ばないから良い!と評価する人がいるのも納得はしています
以下はあくまでも、1つの作品として総合的に見た時の私の気になった点なので、、、ご理解下されば有難いです
満点評価にしなかった点は「恋愛面での心理描写以外の設定の中途半端さ」がズバリ気になりました
例えば、、、
・灯呂が事故った後、同級生とか生徒会でお見舞いには行ったりしなかったのかな…?
└そもそも何の事故だったんだろう?
└灯呂の家族とか、全然出て来なかったな、、、
・廻が優等生から遊び人にシフトチェンジした過程が文字ベース説明だったので、少しリアリティに欠けた…
└仮にも元生徒会だったハズなのに、、、?ココはも少し過程を見たかった
そもそもなんで性依存的なヤリチンになったんだろ…??やっぱり知りたい…気になる…!
└廻はどの時点から1人暮らしになったのかしら?
・2人の恋を進展させる為の都合良過ぎるサブキャラの言動が少々目立つ…
└ちょっと当て馬要因の灯呂の同級生が余りにも「当て馬要因」過ぎたw様に思う
└バーのママも気が利き過ぎる
・丁寧に進んで来た割に終わりがアッサリ…に感じる…
└遠回りした2人だからこそ、折角ならもっとイチャラブしてる2人が見たかった、、、(●≧v≦)♡(≧v≦●)
ココに拘らなくっても十分読めます…!!!
分かってはいるんですけどね、、、(ㆀ˘・з・˘)
でも、これは私の好みって事で、、、気になり出すとソコがワカラナイ事で急に薄味に見えてしまうんです…スミマセン(>︿<。)‼
でも、好みだからこそ萌えた部分もモチロンたくさんあったので、その辺を複合的に評価しての今回の評価となりました(ღ˘͈︶˘͈ღ)
実質は☆は3.5かな?と思いますが、作家さま好きなのでファン加点してます☆彡
濡れ場と修正|挿入アリの絡みは本編1回ですが、挿入前までの艶っぽい雰囲気は何度かあります(〃∇〃)
修正は目立つ修正ではない(ほぼ背景に同化してるトーンなのでしょうか?)時とライトセーバー、白抜きのバラつきあり
そもそも剥き出しの性器自体の描き込みは控えめで下着越しとか握られた状態の描写とかの方が多いかな?
※電子特典は1P漫画ですが挿入アリ
お互い絶対あの頃から好きだったはずなのに…しかも再会した時の廻の変貌っぷりにビックリ!!少しずつ2人に変化が出てくるけど、廻の灯呂に対する気持ちが特別すぎて一線越えられないと。Momoのママからのナイスアシストもあり意を決する廻と自分の気持ちに確信をもった灯呂。灯呂の男前な部分がドカッと出た告白はカッコよかった!!
だんだん廻が笑うようになっていったのも嬉しかった✨
心を許したら、甘えん坊になった廻に歳上の男前な灯呂がピッタリはまるハピエンでとても良かったですね
椿先生の綺麗な絵とエロなところは糖度高めで最高
男子高校生のアオハルものというには、ちょっとテイストが重め。爽やかさよりもしっとりが沁みる作品です。
2年前先輩後輩の関係だった2人が、灯呂の復学をきっかけに同級生となって再会。大きな事故で留年を余儀なくされて再度学園生活に馴染もうとする灯呂の健気さと、見目麗しい男に成長した廻にかつて抱いていた恋心を再確認させられていく心情描写が、めちゃくちゃ切ないです。
この切なさを支配しているのは廻が灯呂に抱く罪悪感や葛藤で、廻がどうこうというより、廻がいかに灯呂とちゃんと向き合えるか否かが2人が結ばれる鍵となってきます。
誰とでも寝るようなキャラに変貌した廻に戸惑いつつも、以前のように廻に接する灯呂の純真さに次第に堅い扉を開けていく廻サイドの態度変化は一番の見どころでしょう。最初のうちはクールで怖い印象だった廻の本質がだんだん暴かれていくと、ものすごく繊細で誠実なキャラクターであることが分かってくると思います。
灯呂を傷付けたトラウマと、父親に見捨てられて居場所を失った悲壮感にずっと心を支配されてきた廻の背景の重さには胸が痛みました。心身共に未熟な思春期での出来事だからこそ、その重さを抱えきれなくなって、投げやりな生き方にシフトしていった廻の苦悩はいかばかりか…。
灯呂視点から廻視点に移り変わると、廻の苦しい感情に襲われるシーンでいっぱいになりましたが、そうした闇から救い出してくれたのは、やっぱり灯呂の存在でした。
灯呂がホントに良いキャラしてるんですよ^ ^
素直で一途。普通なら諦めて距離をとってもおかしくないのに、ぐちゃぐちゃなりながらも廻に向かっていく姿は可愛くて愛おしくて、ギュッとしてヨシヨシしたい衝動に駆られて仕方なかったです(笑)
好き同士なのに、なぜか焦ったい方向に進んでいく2人にやきもきしっぱなしで見守りましたが、ようやく見つけることができた"居場所"でこの先もずっと幸せでいて欲しいなと思いました。
ビジュアルの良さ、ストーリーの沁み具合、どれも素晴らしかったです!