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kakushita koi no owari made
あますぎ注意な恋人編
高校時代からの片想いが成就した前巻を経て、
今巻はあまあまたっぷりな恋人編です。
元々は雪斗の陽への片想いから始まった本作ですが、
今巻では陽の雪斗への溺愛度がさらにパワーアップしていました。
雪斗の過去の片想い相手が登場したことにより、
陽の嫉妬も炸裂し、もはや雪斗への独占欲を隠しもしない陽が
微笑ましすぎて終始表情筋が緩みっぱなしでした。
そんな雪斗への執着が暴走しがちな陽を諫めてくれたり、
前巻でもすれ違い気味だった二人の恋をフォローしてくれた友人の翔太。
雪斗と陽が付き合い初めても、今までと変わらない態度で接してくれる
彼のありがたみを改めて感じてしまいました。
最初は陽がこんなにも溺愛彼氏になるとは思わなかったけれど、
これ程までに愛されたら雪斗の長年の片想いも報われるというもの！
陽が嫉妬する度に態度や言葉を尽くして陽を安心させようとする
雪斗の健気さも相変わらずで、愛おしさで胸がいっぱいになりました。
本編は100ページちょっとで、残りは番外編や描き下ろしが収録されています。
まだ3巻も続くようなので、そちらの刊行も楽しみにお待ちしたいと思います♪
No Title
みのり先生…単行本が出るようになって…嬉しすぎる…！
最初知ったのはライン漫画のインディーズでした。
絵柄がとにかく可愛くて、との作品を読んでも胸キュンで、少女マンガのようなBLで大好きになりました！
ほんとに胸キュンします！！！
こちらの作品も、いじらしい受けちゃんが可愛くて、キュンキュンします。
エッチ描写は少ないですがストーリーが良いのでとても満足できます。
個人的にはみのり先生の漫画は「恋を知らない男の話」が1番良かったし、ブックマーク等の人気も恋を知らない男の話が1番人気だったはずなのでそちらを単語にして欲しいです…！
すごくキュンキュンするお話
陽くんへの想いを胸に秘めながらも、そばにいたい一心で恋を隠し通そうとする雪斗くんの姿に胸がぎゅっとなりました。
距離感バグな人気者×健気で一途な好き避け男子という組み合わせが本当に可愛くて、少しずつ変わっていく2人の関係に心があたたまりました。
そして切なさの中にも穏やかでやさしい空気が流れていて、読んでいてとても癒されました。
そして不器用ながらも大切に想い合う2人の姿に、何度も胸がじんわりしました。
ふたりのお付き合いその後
今回はバグハグじゃなく、お付き合いしてからのハグですね〜( ◜‿◝ )
雪斗は相変わらず緊張気味のお顔。
陽はタラシ卒業して執着強め彼氏になってます!
以下ネタバレ含みます
大学4年生、お付き合いして1年半後。
陽の溺愛ぶりが大変いいです。
そしてきた！中学の時のトラウマ未満キッカケ男。
おぉ⋯割とイケメン⋯
片想いですかね。あまり当時の気持ちは深掘りされて描かれておらず。気まずい思いを引きずってるだけの関係のよう。
雪斗もこの方もお互い傷つけたと思っていたのが解決してよかったです。
陽の嫉妬スイッチ押してくれてありがとう。
カチコミ直前の待機陽がおもしろすぎます。
すっかり溺愛執着彼氏になった陽が
雪斗が甘えてくれないと愚痴ります。
雪斗は隠し事歴が長いシャイな子ですから
そこは時間かけて信頼と愛を育て上げていただきたい。
陽とつきあったことで少しづつ気持ちを伝えるようになってくる雪斗が可愛いです。
翔太がなにげなく重大な発言をします！（一コマ）
（歴代の)「陽の元カノって雪斗系じゃない？」
！？
好みが雪斗系ってこと？雪斗に似た子を選んでた？
陽は曖昧にごまかしますが
無自覚に雪斗を先に好きだったのでは？と思わせます。
１巻で高校時代「俺も雪斗好きだった」というのが裏付けられましたね。
後半は番外編でこの辺りとても同人誌的という印象。
時系列がズレて、付き合いたての頃や夏休み、クリスマス、バレンタイン等のイベントごとの思い出が描かれます。かわいいふたり。
卒業後のことまでは描かれず。就活のその後のお話は次巻でしょうか〜。
翔太くんや店長にスポットが当たったお話も読んでみたいです。
色んな意味で応援したくはなる⸜⸜٩( 'ω' )و //
さて、上巻レビューで書いた同人版と今回の商業版の違いについて可能な範囲で比較したものを残しつつストーリーについても触れていこうと思います
1巻の内容も含んでココにまとめます
同人版は現在電子サイトで読むことが出来る1～3巻の内容を含みます（Pixivﾅﾄﾞ作家さまSNS掲載分は省きます）
お話しとしては過去（中学時代）の自身の苦い経験から同性を好きになってしまってもバレないように振舞っている受けの雪斗が、密かに想いを寄せる陽（はる）と想いを通わせ合うまでとその後を描いている純愛作品です
雪斗と陽、そして彼らのイツメン翔太が大学生になった所からお話しが進み、過去の回想なども適宜挟まれます
そして受けメインで始まりますが、攻め視点の展開もあるので読み難さなどは少なく、彼らの恋の行方をしっかりと見届けられる構成になっていると思います
大枠はこんな感じとなっていて、以下は同人版と今回の商業の読み比べをした内容を残します（単話は未読です）
＜基本構成＞※参考価格はシーモア参照
①商業1巻｜248ページ、880円、1～7話＋6.5話＋描き下ろし
②商業2巻｜200ページ、880円、8～11話＋番外編1,2＋描き下ろし
③同人版1巻｜225ページ、693円、1～7話＋6.5話（7話自体が描き下ろし扱い）
④同人版2巻｜152ページ、693円、番外編1,2＋8～11話（11話自体が描き下ろし扱い）
⑤同人版3巻｜157ページ、693円 ※まだ商業化はされていないので今回は詳細は割愛しますね 尚、3巻に含まれる内容が今回の商業1,2巻に収録されてる事はなかったです
その他比較
先ず、対となる比較対象の①と③を比較
①中表紙ナシ、詳細キャラプロフあり（なぜか年齢表記消えてた…）、4Pおまけ小話アリ、描き下ろし「2回目のハナシ」収録、作者さま直筆あとがきアリ←喜びが伝わって来るので応援したくなる⸜⸜٩( 'ω' )و //
③中表紙アリ（簡易キャラ紹介イラスト）
コマ割り、イラスト、セリフ、オノマトペ、文字フォント、吹き出し位置、背景トーンﾅﾄﾞの微修正アリ（特に1話は結構根本的に描き直し、見直しをされていると思いますので先生の気合を感じます！2話以降はそこまで大きな変更はなかったかな？尚、個人的には元の同人版も好き…！）
続いて②と④の比較です
先ず収録作品自体は同じですが収録順に変更がありました
番外編1「雪斗のハナシ」と番外編2「隠さぬ恋の進め方」は共に1巻7話の前のお話しなので個人的には読み易かったのは1巻から続いてそのまま8話に続く今回の商業の方が良かったかな？と思います
全体的な事で言えば1巻に比べるとほぼ加筆修正がなかったように思うので再録かと思います
コマ割り、オノマトペなどもほぼ差異ナシ
雪斗の表情がちょっと違ったり、更に細かい事を言えば翔太のお洋服とかカーペットのトーンが違ったり位でしょうか？（各話の表紙カラー差はあり※同人版がカラー画）
あとがきは②④共にありますが情報量などは圧倒的に②が多め！そして全文手書き！④は雪斗によるバッグハグイラストあり（かわいい♪）
決定的な大きな差は、、、
＞描き下ろし「11話その後」が収録されてる
＞描き下ろし以外にも30P弱（扉絵あり）で小話やイラストがたくさんあるので2人の日常感や恋人感を楽しめる仕様になっています
2人のファンはきっと嬉しい٩(⁎≻ᴗ≺⁎)۶
以上が現在比較できる内容
そして2巻あとがきに3巻も出るお話しがあったので、きっと現在配信済の⑤にあたる内容は続刊の3巻に反映される事と思います！！
2巻は同人版と比較した際の内容量のボリュームや、ストーリー上での2人の事も含めて色んな意味で応援したくなる気持ちを乗せて評価しました☺︎
修正｜濡れ場はあるけれど少ない＆修正が必要な描き方はしていないです
（1巻の修正は商業も同人もほぼ一緒）
