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30 sai made doutei dato mahoutsukai ni nareru rashii

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
結婚が幸せのゴールじゃないところがこの作品の奥深いところだなぁと思います。会社にカミングアウトするかどうかをここにきてブッ込んでくるとか、見せ場が色々と尽きませんね。
あーー……どうなるんだろどうなるんだろどうなるんだろ。
新婚の甘さもあるけど、切なさの方もそれなりに多く、ずっとハラハラしながら見守りました。
黒沢と足立の想いが成就し、お互いの家族にも認められ、結婚までした。なんの心配もない順風満帆なイケイケゴーゴーなはずなのに、2人の恋愛を育んだ会社の存在が大きなネックになるとは思いませんでした。
ヘッドハンティングの打診に対する周囲の反応がまさかあんなネガティブな方に受け止められるなんてすごく意外。豊川という会社の別の一面が垣間見えたような気がします。(アットホームな会社じゃ全然なかった)
あの女性社長が再登場したのはそういうポジションの意図があったのかと。不穏な方向に傾きかけてちょっとドキドキしましたが、さて2人はここからどうやってピンチを切り抜けていくのでしょうか。大きな決断をした黒沢と足立に待ち受ける状況が、吉と出るか凶と出るか気になって仕方ありません!!
黒沢を陥れようとする犯人も、心なき声を投げる同僚たちも、黒沢には敵が多いことを知って嫌な気分になりましたが、この問題の収束が2人にとっての円満解決となることを祈るばかりです。
柘植と湊ターンは今巻ちょびっとだけ。
湊の心の声が聞こえなくなったということは、つまりそういうことでして……(笑)こちらのカプもこれからの蜜月期に備えていっぱい甘さを増やしていって欲しいなと思います。
黒沢が足立の声が聞こえるifバージョンのお話も収録されており、色んな方向から楽しめる一冊でした。
いよいよクライマックスということなので、2人の純愛が辿り着く愛の終着点までとことん見届けていきますよ^ ^