星の聖人 ~追放された男の聖女~ 2

hoshi no seijinhoshi no seijin ~tuihousareta otoko no seijo~

星の聖人 ~追放された男の聖女~ 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
51
評価数
13
平均
4.1 / 5
神率
53.8%
著者
小夏うみれ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
Bivy comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784823609497

あらすじ

「お前を殺して次の聖女を誕生させるつもりだ」
エトワール国の王子・ジンへ告白の返事を伝えられぬまま、トネール国に連れ戻されてしまったリル。
万能薬≪エリクサー≫製造のため、トネール国の王子・ファルマンたちに囚われてしまった彼に告げられたのは、《聖女》の力を継ぐリルを殺して、新たな《聖女》を誕生させるというランドネイ家の卑劣な謀略だった。
一方、リルが拐われたことを知ったジンは、彼を助けるため隠していた身分を公表し、トネール国へ来訪するが――!?

レビュー投稿数3

読みやすいおとぎ話

ファンタジー苦手(嫌い)な私ですが何故か手を出しました。安心して読める作品でした。

ファンタジーが苦手な理由としてまずその物語の基本設定を把握するのがしんどい。魔法が使えるだの、人外がいてるだの、国同士で争いが起きてるだの、魔法のネーミングと効果、横文字の名前、肩書きによって役職が違うなどなど。
そういうのんを理解するのが面倒なのです。
なので、現代設定の日常系を好んで読みます。
現代で少しファンタジーはまだ読みます。
現代の事は理解していてファンタジー部分を抑えるだけでいいから。

そんなファンタジー苦手な私でもとてもわかりやすい設定でした。本当におとぎ話のようなお話。

とても能力のある主人公が男であるだけで叔母から虐げられ、王子からこき使われ挙句国外追放。
隣国の王子と出逢い隣国では歓迎され幸せに暮らせると思いきや、元の国に拉致監禁。
さてどうなる???
ってところまでが上巻でした。

下巻は、問題が解決され2人は結ばれ悪役は退治され大団円でした。

まさか、トネールの王様とエトワールの王様が若い頃親交があったとは思わなかったし、最後のページにある裏話でこの2人恋愛的な意味で惹かれあってただなんて!若い頃のエトワール王は華やかでトネール王は堅物っぽかった。この2人の話も知りたいし、ランスも幸せにさせてあげて欲しい。
続編が決まっているようなので、お願いしたい。

トネールの国益の為の重要人物リルをあっさりエトワールに譲るトネール王って凄いな。
いくら今後も特効薬エリクサーをトネールに供給するって約束してもエトワールで薬の研究してるからエトワールが得るもの多くなるやんね。
こういうとこもおとぎ話的だわ。
親切にした国が反映するって。

ラストの10話と描き下ろしでラブシーンがあります。おとぎ話なのでエロは控えめ。なんだかリルが可愛すぎて女の子に見えてきました。
恥ずかしがるリルに男らしいジン。
エロ苦手な人にも受け入れられるラブシーンです。

電子で購入
肝心なところは描かれていないスタイル
白抜きもしていないと思われる。

0

王道のシンデレラストーリー

連れ去られたリルを救うため、ジンがトネール国に来訪する2巻です。

身の危険を顧みず人を助けようと奮闘するリルの姿に成長を感じました。
監視役のランスの協力を得て、事態が好転していく展開に胸が熱くなります!
リル捜索ため、ファルマンとオドゥールを探るジンの格好良さも光ってました!

​ついに悪事が暴かれ、オドゥールがリルの髪を切った時はヒヤヒヤでしたが、しっかり裁かれて最高にスカッとしました!

エトワール国に戻った2人がようやく想いを伝え合う姿にグッと来ます!
両想いになった2人をもっと見ていたいので、今から続編がとても楽しみです!

修正のないように描かれています。
初夜後のリルの初々しさが微笑ましいです!

0

王道ファンタジーの見事なハッピーエンド

1巻で自国の王子と一族のトップに連れ去られたリルとリルを助けるために隣国に来訪したジンの2人の結末が読める2巻

1巻最後連れ去られたリルが、隣国で周りの人々とたくさん関わって成長したことで与えられた役割というわけではなくて自分の意思として困ってるみんなを助けたいって宣言してるところがカッコ良いのだけど、ジンを思って切ない表情をしているリルは美しいね
ジンは絶対リルを助けるってことでガッツリ王子様の格好をしていてかっこいい
そのかっこよさを利用してリルのいとこに近づくので本気度が伝わるし、かといって色仕掛けをしないところが好感を持てる

1巻終盤から登場したランスもいいキャラ
リルと同じ一族だけど、こちらは出生の背景で不当に扱われて育った過去があり、でも同じように不当な扱いを受けて育ったのにまっすぐなリルと関わったことで強い味方となるの、王道がすぎる!(褒めてます)
あと、なかなかいいキャラしてる、結構好き

国民を助けてジンの元に戻るために頑張った結果、王子と一族のトップの不正を暴いて国民を助ける結末、わかっていたけどハッピーな結末
その少し前にランスの手助けもあり、ジンとリルの再会も叶っていたからよりハッピーエンド感増してる

自国を離れてランスの国で過ごすってはっきり国王に伝えた時のリルは1巻の時の追放を受けれた時を考えると本当に意思の強い表情になっています
そして、ちゃっかりリルに借りを返すためとランスがついて行くのがいいね
ジン、リル、ランスはとても良い友人になりそう

そして、ジンの国に戻った後に改めてお互いの気持ちを伝え合って結ばれる2人におめでとうの祝福の言葉しか出てこない
最初のいちゃいちゃシーンのえっち度もちょうどいいです

何度も言うけど王道ストーリーなので心配になるシーンがあるけど、しっかり幸せな2人を見て終われるのがいい

書き下ろしの2回目以降のいちゃいちゃシーンはうぶなリルが心配になるけど、しっかりジンの愛情を受けて、リルはさらに幸せになればいいと思うのです

0

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う