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wada kyoudai no syojijou

あらすじにある「矢印飛び交うハートフルコメディ」の“矢印”が、想像もしない方向に動き出す第2巻です。
前半はいつも通り、末っ子シオくんが溺愛されるほのぼのエピソードが満載です。
お母さんとの再会なども描かれていて、安心して楽しく読めました。
また、博愛主義の次男二鷹くんが、シオくんのある言葉をきっかけに恋愛的な好意を抱き始めるエピソードもよかったです。
ただ、後半の展開には正直ひっくり返りました。
てっきり「兄弟全員が末っ子に向かう総受け作品」だと思って読んでいたのですが、
まさかの「長男の矢印は次男に向いている」いう展開に…。
個人的には、こうした複雑な矢印があるなら最初から提示しておくか、せめて1巻で少し匂わせておいてほしかったです。
期待していたジャンルと好みがズレてしまったため、あんまり好ましくない展開に困惑しています。
一応パルシィで今後の展開も追っていますが、このまま脱落してしまうかもしれません。
シオくん中心のピュアな愛され設定が好きだった分どうしようかなと…。
兄弟だけで暮らす生活系BLの2巻です。
次男が末っ子にラブを醸し出していますが、BOYSがLIFEしているものがお好きならおすすめします。
秘めたラブです。
1巻の海水浴帰りから始まります。
旅館に泊まって、志央くんは1人残された子供のころの記憶が不意にフラッシュバックしてパニックになりかけます。
そこへ次男の鷹くんが戻ってきて2人だけの補い合いタイム。
志央くんの実母との再会は志央くんがいい子すぎて読んでるこっちもうるっとしました。
で!!ここにきて!!
長男から次男への片思いが判明するという。
まさかまさかの…
長男→次男→末っ子
という恋の関係図でした。
いやーびっくり…
長男から三男に掛けては異父兄弟なので、血縁関係があるのでここで恋の関係にするのはびっくり。
しかも気持ち伝えてどうする、っていう。
やめてやめてー…と思ったところで続きます。
ハートウォーミングBOYSLIFEが続くように祈るばかり。