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itsuki to chika

っとに、この2人はよー…とツッコミたくなる可愛い2人が主人公の作品です。
恋人同士ではない。でもラブラブ。
親友ではある。でもヤルことヤッてる。でも恋人同士じゃない。
……はて?(・Д・)
この2人の関係って一体何なんだろう…?
一見するとセフレみたいな関係ですが、2人の心内はしっかりとお互いにベクトル向いてます。しかもガチガチに。
攻めのイツキの方は、女好きのチャラ男キャラが災いして、チカへの本気度が伝えきれてない自爆型恋心。受けのチカの方は、一見クールに見えるもののイツキへの想いが一途なクーデレ型恋心。こうも噛み合っていないと、2人の恋心がズレまくっていくのは必至です。
イツキ視点だとチカの態度はつれなく見えてしまうし、チカ視点だとイツキのふわふわした恋愛観に不安になってしまう。これは両視点ストーリーじゃないと分かりにくい繊細な心情描写なので、両者の気持ちが同時進行型で展開していく恋愛模様はグッジョブでした。
ずーっとクールなチカの気持ちが露わになると、そういうことだったのか…と納得。同時に2人の気持ちのズレが修正されていく物語の最大の見どころです。
チカはずっとイツキの行動も言葉も大事にしてきたし、信じてきた。素直すぎるが故に、だからあんなにも塩な感じだったんだなと思うと、イツキの自業自得感が沁みると思います。イツキには大いに反省してもらわねば^ ^
基本的に当て馬とか、ややこしい人間関係に取り込まれていくのはないです。まぁ、彼ら自身が、勘違いからヘタレマインドまで自分たちで状況をややこしくしていたこともあり、2人の感情の揺れ動きがメインだったのは有り難かったかな。
好き同士なのに、なぜかすれ違っているモダモダ感にやれやれでした。
ラブラブ。なのにどこかしょっぱい。
近い距離なのに、心が遠くに感じる複雑な2人の距離感や心情にたくさん浸って下さいね。心も身体も伴った2人の甘さは極上でした(*´︶`*)