夜と漣 上

yoru to sazanami

夜と漣 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
ミブヨシカズ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784868200253

あらすじ

「俺のこと満たして。溢(あふ)れても、やめないで――」子供の頃から水を操る力を持った“原 海人(ばる かいと)”は自身が生みだす水泡の中に同じ男の幻を見る。それは、民族衣装を身にまとった長髪の逞しい男で、川のほとりで微笑みを向けていた。ある日、原の通うバーに幻と同じ顔をした男が現れる。”水戸(みと)”と名乗り、挑発的に笑うその男と惹かれ合うように身体を重ねた瞬間、原の全身に”ヴァルナ”という水を司る神の記憶が流れ込んできた。しかし、情熱的に身体を求め合う二人は、これから来る運命の重さをまだ知らない――…

レビュー投稿数1

今度の転生で、また巡り合うことができた相手はまさかの過去の記憶がなく、、、?!!

幼き頃から水を操ることができる原(ばる)は、男の人の夢をよく見た。

ある日、バーで水戸という夢のなかに出てきた男性とよく似た男と出逢い、致してしまう。
そこで自分が、古代インド神話における水の神ヴァルナの生まれ変わりであることと、水戸が過去自分の伴侶で、ミトラという名であることを思い出す。
けれど、水戸には一切ミトラの記憶がなく、、、
という転生モノのお話です。



上巻では原のなかでヴァルナとミトラとの記憶が優先され、
目の前にいる水戸をつい蔑ろにしてしまう原でしたが、次第に水戸からの好意を少しずつ受け入れるようになったことで、
水戸がミトラの記憶を取り戻すためには、水戸の心を消さないといけないと判明し、複雑な想いを抱くようになるくらい、
原の気持ちは水戸にも惹かれていきます。


どの世でも一緒に転生してきて、仲睦まじかったふたり。
個人的に、馬と人だったときの転生エピソードも読みたいなあと回想シーンの背景に興味を持ちつつ、
ミトラの記憶を取り戻しつつある水戸が、
本気で原へ恋し、誰にも渡したくない執着ぶり(今はまだソフトだけど)を見せ、ズブズブに嵌っていく様子が、攻め厨なのでとてもよかったです!


ですので、水戸の自我が下巻でどうなってしまうのか、とても気になるところです。


また、ふたりとも身体に墨が入っているのですが、とくに水戸の身体には本格的な墨が入っており、墨フェチの方や、受けも攻めも長髪なのでそういうビジュがお好きな方、そしてもちろん転生モノがお好きな方にはオススメな一冊です。



注意: 原の前世時、ミトラという最愛の神がいましたが妻もおり、現世で転生前の記憶を持つ同士の相談仲間として登場します。
そこまで色恋に関わってくるわけではありませんが、女性が登場するBLが苦手な方はご注意ください!

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