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Aromantic×sexual lover
アロマンティックな子が恋に落ちる瞬間
初読みの先生でした。
きれいな絵でかっこいいキャラクターがたくさんで眼福でした。
最近BL界隈でも設定としてよく目にするようになった『アロマンティック』と呼ばれるセクシャリティが作品のテーマになっています。
人を好きになる感情が分からない…現実問題としてなかなか理解できにくいし、実際のセクシャリティの方からしてもそんな簡単に「好き」という感情が動く事でもないかもしれないのであくまで作品として読む事に徹しました。
アロマンティックと自覚があるウリ専でバリタチとして働くユノが、超人気俳優零二に逆に掘られ(笑)、次第に意識していく…というお話です。設定自体はよくあるお話かと思いますが、ウリ専という仕事をしながらも意外に真面目なところがあるユノが印象最悪だった零二に絆されるように心を開いていく様子が可愛かったです。
途中、ユノとそっくりな元恋人のお話が出てきて、おいおい零二…とユノと同じ感情になってしまいましたが、零二側の感情もしっかり描写されていてお互いにちゃんと向き合えている2人が素敵でした！
えっちシーンも、最初から初めてだとは思えないほどお尻で気持ちよくなれるユノが可愛いです。
描き下ろしでは最初のツンとした姿とは対照的に甘々になっている2人が可愛らしかったです。
電子白塗り
バリタチ攻めだったアロマンティック受けが、グイグイ迫られたら、、、?!!!
人気俳優の零二×ウリ専タチ人気ナンバーワンで、アロマンティックのユノ、とのお話。
最近、BLでも時々見かけるアロマンティックという設定。
アロマンティックとは、恋愛ができないというセクシャリティだそうです。
そんなユノが、バリタチだというのに零二に指名され、抱かれる側に。
そして、まさかの恋人にならないかと持ちかけられ、、、
というお話。
個人的に、攻めが芸能人設定が大好きなので、あらすじからとても楽しみにしていました！
執着攻めというよりは、超溺愛攻めで、ユノが惹かれていくのも間違いないと思うほど、積極的すぎる攻めのグイグイくるアプローチに、終始キュンとさせられました///！！
けれど、出逢った瞬間からなにやらユノに対して好意的な零二に、なにか裏があるのではないかと訝しみましたが、
そこはやはり終盤で、亡き恋人の身代わりだったのでは？？ という懸念材料として登場してしまいます。
が！
そのような不信で切なさ展開はありましたが、無事にBL的なハピエンへと辿り着き、読了感はハッピーすぎる多幸感に満ちました。
個人的に、
ユノはアロマンティックとされていましたが、
それまで環境が重なったことでのアロマンティックだっただけで、恋ができる可能性もまったくのゼロではなく、どこかしらにあったりしたのではないかなあ、、、
などと、思ったりしました。
ウリ専という設定もあり、ほどよくえちも多めで、溺愛攻め大好きな方には、とてもオススメな九月の新刊でした♡！
【零二さんに抱かれてる今は、心も体も満たされてすごく幸せ･･･（ユノ）】
エロス度★★★★★★★
おやおや。ウリ専のタチNo.1が人気俳優に抱かれて乱れてる姿はかわいいですね。
恋愛感情を持たない〝アロマンティック〟というセクシュアリティ要素があり、零二との出逢いで恋を知らないユノに訪れる変化がグッとくる恋模様。
初対面から生で抱かれるという最悪な出逢いでしたが、零二からの強引なアプローチに徐々にほだされていくユノや零二に抱かれるごとにタチとしての機能が果たせなくなっていくユノの体に起きる変化がツボ。
恋を諦めていたユノが零二に対してはじめて抱いた幸せだったり辛い恋の感情･･･甘くて切ないふたりの関係の果てにたどり着く結末が尊さMAXでした。
零二に抱かれて体だけでなく心も満たされていくユノやふたりの肉体美も最高です。
