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aruhi ikinari Cinderera
BL小説読みたい時って、めちゃくちゃ泣きたいか、めちゃくちゃ甘さに浸りたいかのどちらかなんですけど、この作品はもうあまーーーーーくて夢見心地な作品です!!!
ストーリーも王道オメガバで、オメガバに抵抗がなければどなたでもスルッと読めると思います!!
あまりに不憫で切なくて泣けて泣けて止まらない小説もいいのですが、甘いものは別腹ってかいつでも摂取したいですよね!!
スパダリαと守ってあげたくなる健気なΩなんて約束された勝利ですよ!
オメガの百貨店店員、凛月くんとアルファの人気俳優、伊勢原さん。
初対面でいきなり運命の番だと言われ戸惑いつつも惹かれていく凛月くん。俳優と一般人ということで違う世界に生きているようだけど伊勢原さんの行動力がそういったことも飛び越えてくる。どんどん距離が縮まる二人。お互いの母親のことで思い悩んだりスキャンダルを恐れて距離を置くこともありましたが気持ちが離れることはなく終始甘い関係だったように思います。王道の面白さを感じる作品でした。
今回の人気俳優と百貨店勤務の会社員のお話です。
受様の勤務先での偶然の出会った2人が
攻様の映画撮影現場で再会してから番になるまで。
この世界に生きる者には男女の性別の他に
アルファ、ベータ、オメガの第二性があります。
オメガは男女共に子を孕むできる特性故に
他性よりずば抜けた美しさと色香を誇り
発情期には甘く麗しいフェロモンを纏い
地位も名誉も才能も見た目も約束された
アルファの心をかき乱します。
かつてはオメガを性道具とする事件が多くありましたが
人権団体と医療の世界の結びつきでオメガへの理解が進んだ
現代のオメガは"ちょっと変わった身体"という認識です。
受様はオメ夫婦の間に生まれたおめめがでいすが
父の浮気で母子家庭となります。
父似の融資の受様は教職の母から自由を許されず
勉強以外は許されずに育てられ
ベッドの中でドラマを観る事だけが楽しみでした。
受様は百貨店のキッチン雑貨フロアの担当です。
センスを認められて隔週で
通路に面した飾り棚や平台の飾りつけをしており
初夏の軽やかな印象絵付けの器を並べていました。
平台の様子見を詩に言った受様は長身の男性客が
じっと器を見つめていることに気づきます。
サングラスにマスクな横顔でも一般人らしからぬ
雰囲気に少し気圧されつつも声をかけますが
サングラス越しに目が合い顔をほころばせた彼に
胸を鷲掴みにされて心の奥が蕩けそうな衝動を覚えます。
子の男性客濃さが今回の攻様です♪
ドキドキしながら攻様の見ていた器の説明を続けて
滲んだ汗で器が滑って思わず息をのんだ受様を
攻様がした替え支えてくれたことで難を逃れますが
触れ合った手から熱がしみこんできて攻様に
「きみは俺の運命の番だね、絶対に」と囁かれ!?
華やかなアルファ俳優である攻様と一般人の受様の
現代オメガバースになります♪
攻様は有名なアルファ俳優夫婦の一人息子で
精悍な面差しと逞しい身体に恵まれたアルファ俳優で
男女問わず人気の俳優です。
受様は大ファンの映画監督の作品のエキストラ募集に知り
応募して見事にチャンスを摑むのですが
ウキウキと望んだ撮影現場で
募集時に未発表だった主演俳優が攻様だと知ることとなり
休憩時間には攻様から声をかけられるのですよ♡
有名俳優と一般人という組み合わせで
身分差シンデレラストーリーではありますが
2人の恋の進展に攻様マネの反対と
2人の逢瀬をパパラッチされるスキャンダルはあるものの
オメガの痛い展開ではないので
オメガバ初心者も安心して読めるお話でした。
またオメガの受様の家族との確執はありがちですが
本作はアルファの攻様にも秘密による葛藤があって
それぞれが変わっていく様子が丁寧に描かれ
楽しく読ませて頂きました (^-^)/
秀香穂里先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
溺愛 4
飯テロ 3
エロ 3
しんみり 1
な感じだと思います。
伊勢原さん×凛月さんのカプです。
今作はオメガバース作品で、攻めの伊勢原さんはアルファの俳優で、受けの凛月さんは百貨店に勤めている一般人のオメガです。
凛月さんが勤めている百貨店に訪れた伊勢原さん。2人は一目見た時から惹かれ合い、伊勢原さんから運命の番だと言われ…。
伊勢原さんの母親のことや凛月さんの母親のことなど、2人共家族のことでしんみりする描写はありますが、伊勢原さんと凛月さんの仲に関しては、拗れたり、しんみりしたりなど、そこまで悲しい描写はなく、比較的には終始甘めな関係性ではあります。
伊勢原さんのマネージャーの鵜飼さんから、伊勢原さんから身を引け、と言われてしまう凛月さん。凛月さんの性格上、本当に別れを切り出すのかなと思ったのですが、そうなる前に伊勢原さんとの関係が報道されてしまいます。
でもその報道で、少し下世話な憶測が出たりしますが、伊勢原さんと凛月さんがめちゃくちゃ叩かれたり、酷い誹謗中傷を浴びせられたりはしないので、ご安心を。
タイトルに「スキャンダラスな密愛」と書いてあるように、俳優の伊勢原さんと一般人の凛月さんの関係は確かに秘密にしなくては、となりますが、スキャンダラスと言う程のふしだらで不誠実なやり取りや関係性ではなく、どちらかと言うと、凛月さんに対する伊勢原さんの溺愛っぷりと純愛な交際をしているので、スキャンダラス感は殆ど無いかなと思いました。
伊勢原さんからの溺愛や自己評価が低い凛月さんが前向きになったり、2人のやり取りが甘めで、料理好きの伊勢原さんの影響で、凛月さんも料理教室に通うので、何気に飯テロっぽい描写もあるので、是非とも読んでほしいです。
あまーーーーーーーい!!!
年上スパダリの溺愛の海に、浸りに浸った読書時間でした✨
篁ふみ先生による甘くて素敵な表紙イラストに惹かれ、
拝読したこちら。
ハートの風船を隠そうともせず、凛月(りつき・受け)の腰を抱いて
優雅に微笑む伊勢原(いせはら・攻め)が男前すぎてぽうっ…となります(*´∀`*)
”超”がいくつ付いてもおかしくないほどのスーパースターα俳優と、
Ωの百貨店店員(キッチン雑貨担当)。
タイトルそのままに、格差ある受けが初めての恋を知り、
ピンチも乗り越え(そこまで大きな壁ではなかったかな?と思うけれど;)、
幸せを掴むまで。
読む時間の長くなる小説で、事件の起こりにくい現代ものだと
どうしても溺愛ものの"糖度の高さ"に胸焼けしてしまうのですが...
こちらの小説は、じっくり楽しもう!と心に決め
4日ほどかけて読み切りました。
しょっぱい成分・切なさ求めがちな自分でも、こうして読めば
あまあまな世界観に浸れる…!と新たな発見ができた一冊。
カッコいいのにチャーミングなスパダリ攻めの溺愛の海で、
ぶくぶくぶく...と心地よく溺れました//笑
百貨店の売り場で目と目が合った時から互いに”ビビビ!!”と
運命を感じ、偶然エキストラとして赴いた撮影現場で再会、
そしてそのまま愛を囁かれ逢瀬を重ね、最後は…
と、絵に描いたようなハッピーストーリー。
”王道ものの良さ”や甘さにどっぷり浸り、
安心して読める一冊…ではあるのですが、
やはり欲を言えばもう少し何か、”おっ!”と驚く発見や展開が欲しかったな...
と思うところも。
熱愛発覚でスキャンダルとなり…という波や、
攻め受けそれぞれが抱える母親との確執も、
最後には穏やかに解決に向かう展開。
そこに安心感を覚えつつも、
若干物足りなさも感じてしまったかな。。
これはひとえに、”溺愛もの”の現代小説の甘さに慣れない
自分の感覚だと思います;
漫画だと溺愛もの大好き!!なのに、小説だと甘さに耐えきれず
”しょっぱい成分”が欲しくなってしまう...
とはいえ!
主人公の内面の変化には、じーん..と沁みるところがありました
母親から虐げられていたわけではないけれど、
深く愛された思い出もなく、自己肯定感の低さを
どこか幼少期の愛情不足、母親の影響だと思い込んでいた凛月。
そんな彼が伊勢原の包み込むような優しさと愛に触れ、
母親の優しかった一面を思い出したり、
父親のいない家庭で一人懸命に頑張っていた母親の心を慮る様子を見せたり。
愛を知り、満たされたことで心に余裕が生まれ、
今まで目を向けてこなかった新たな”気づき”を得るー
そんなところに、凛月の変化・精神的な成長が見られて
心打たれました。
The・スパダリ!な包容力抜群の伊勢原が、
家電製品全てに可愛い名前をつけていたり(お掃除ロボットの黒丸♡)、
ごくたまに大型犬のようにクンクン甘える姿を見せたり。
そんなチャーミングなギャップもまた、萌えを加速させてくれる
スパイスとなりました(*´˘`*)
凛月を囲む脇キャラたちもまた、
理解ある優しい人々だったのも印象的。
伊勢原との恋愛だけでなく、同僚の女性・葉中や
年の離れたエキストラ仲間・依田との出会いや交流が
凛月を前向きにさせる原動力にもなっており、頼もしかったです◎
出会い、秘密の逢瀬、そしてスキャンダルからのしばらくの別離、
パリでの再会と憧れのデート…
”理想の甘さ”をぎゅぎゅっ!!と詰め込んだ、
三段ケーキのような素敵な現代版シンデレラストーリー。
伴侶を得、精神的により強くなった二人の
その後の世界も、番外編などでぜひぜひ覗き見させていただきたいです(*´◒`*)
あまあま成分を欲している方、溺愛もの大好きな方、
年上スパダリに蕩けたい!という方に特におすすめしたいな、
と思える一冊でした。
最後に…
二人一緒に料理を作るところ、パリのホテルの夜景など、
景色や共同作業の様子が目の前に”画像”のように浮かび上がる描写が
とても素敵な、秀香穂里先生の文章でした。うっとりです✧*。
作者買い
百貨店に勤める受けちゃんが店頭に立っていると、突然目の前に超イケメンが現れて……!
店員として仕事を全うしなければいけないのに、抗えないような強烈な吸引力を感じてしまい——。
とにかく甘々で、攻めはスパダリ&イケメン! 終始ラブラブで、もちろん秀先生なのでエッチシーンも抜群です♡
等身大で共感しやすい受けちゃんにどんどん感化されて、物語を読み進めながら、お掃除ロボットに名前をつけてみたり、クッキングスタジオを予約してみたり……まるで聖地巡礼のような行動をしちゃいました(笑)
自分に重ねて陶酔出来たので、読了後はスーパースターとの疑似恋愛をしたかのような気分を味わう事が出来ました(*>ω<*)♡
甘々なオメガバース、溺愛、芸能人との恋、そして身近に感じられるストーリーを読みたい方に、ぜひオススメです!
王道のラブロマンスは、たくさんのトキメキ感を与えてくれる安心感が良いですね ♪( ´▽`)
日常の中にある非日常のドラマチックムーブメントはまさにそうなんですが、分かりやすい出会いと分かりやすい愛の育みに、溺愛もの好きの私のウホホが止まりませんでした(笑)
初めて出会ったその日・その場で「きみは俺の運命の番」って言っちゃう攻め。あぁー…もうこのセリフ聞いただけでピンときます。絶対スパダリ。そして、絶対受けに甘い!
αの伊勢原は超のつく人気俳優で、Ωの凛月は百貨店勤務の普通のサラリーマンというカップリング。タイトルにある通りのシンデラストーリー型オメガバース作品といえるでしょう。
百貨店のキッチン雑貨売り場で凛月を一目見たそのときから、自分の番だと確信し、凛月を離すまいと溺愛求愛でアプローチしまくる伊勢原のセリフや行動1つ1つはまるで王子様そのもの。本家のシンデレラのように伊勢原王子が凛月に執着ゾッコンなのが、ニヤニヤ堪らんです^ ^
オメガバースによくある「運命の番」も、最近はひと味もふた味もひねりが入ったストーリーが多くなってきて、ここまでわかりやすい「運命」を描いた作品を目にする機会は少なくなってきたように思います。
どんな人柄かも分からないうちから、出会ってすぐに"運命"だと断定することは現実的には受け入れ難い側面がありますが、でもそんなことを一切考えずに凛月を運命だと信じて疑わない伊勢原の直感力や行動力は、色んな意味で夢見心地にさせてくれました( ´∀`)
運命は確かに結果ではあるけど、それは同時にキッカケでもあります。
運命の番だと確信した瞬間をキッカケとして2人の親交が始まっていくので、お互いが"運命"であることの答え合わせの過程こそがストーリーの見どころでしょう。
本能的に湧き上がる"運命"に信頼しきっているわけではなく、人となりや育ってきた背景を知った上で理性的に"運命"に向き合っているところは、すごく堅実的だなと思いました。
住む世界の違う2人が運命という本能的な繋がりよって互いに惹かれ合い、互いに求め合っていく姿は王道のオメガバースの良さがいっぱいでした。
スーパースターとしての未来と、伊勢原という1人の男の未来の狭間で揺れ動く凛月の心の葛藤や切ない心情描写にしんみりとするシーンもありましたが、そんな感情はあっという間に2人の愛で吹き飛ばしてくれるので、基本ずっとあまあまで進むストーリーを最後まで楽しんで欲しいなと思います♪