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イケメンチャラ大学生×親友に片想いする隠れゲイ、ホンネを隠したセンチメンタルラブ
ai de nutte kiss de fusaide
エロス度★★★★★★★★
おやおや。チャラい攻めに親友への秘めた想いがバレてしまうとは・・・かわいいですね。
体の関係からスタートする恋模様で、瑠珂の前でだけ親友への本当の気持ちを曝け出せ、子どものようにボロボロ泣ける世那が健気で可愛いです。
辛い気持ちと胸の痛みを抱えながら晁陽の側にいる世那が切なくて刺さりましたが、瑠珂の存在に救われていき、叶わない恋心に向き合って前に進めるようになるのが尊い。
特に、瑠珂に恋心を抱いてからの幸せそうな世那の表情や好きがダダ漏れな可愛い表情が魅力的で、特定の相手に囚われるのを嫌っていた瑠珂も世那に特別な想い・独占欲を見せるのがたまらなく、想いあいながら両片想いの状態が続く焦れ焦れもだもだからの両想いとなる展開がすごくよかったです。
うーーーーんこれは、”ヘタレな攻め”の言動を受け入れられるか・
共感できるか、で好みと評価が分かれそうな一作です;
正直、一度読んだ時は攻めの言動に自分の心が掻き乱され
振り回されて、「んぎゃー!?」と訳が分からなくなってしまった。。
で、落ち着いて読み返そう...と
2回目を読んでようやく少し、攻めの気持ちも理解し
寄り添えるようになった気がします。
何度も読み返すことで、じわじわ染み込んでくる...
そんな「噛めば噛むほど解像度が上がる」スルメのような作品かも。
攻めへのモヤモヤはありつつも、
受け君の猫のような「シャーっ!!」な部分と
その内面のピュア健気さがとても好きだった&
最後はやっと腹を決めて攻めから告白、あまあまになってホッ…と
いうところを全部考慮しての、「萌2」です。
(「萌」と迷いました;)
はやし燈先生、昨年の『嫌よ嫌よも、恋のうち』が
可愛くて印象に残っており、こちらの新刊もワクワクしながら拝読☺︎
(シーモアさん先行配信で拝読。他電子ストアは24日配信開始のようです)
大学の同級生で彼女持ちの晁陽(あさひ)に
密かに恋している世那(せな・受け)。
しかしその想いを封印し、忘れるために女の子と付き合っていたところ、
その彼女の知り合いだといういけ好かないイケメン・瑠珂(るか・攻め)から
「彼女が別れたがってる」と間接的に別れを強要されてー
と、最悪な出会いから始まる”心に傷を持つ者同士”のお話です。
晁陽のことを思い、叶わぬ恋に落ち込んでいるところを勘違いされ
「誰でもいいなら俺が相手してやるよ」なんて挑発されてスタートする
体先行ラブ。
…なんですが、片思いに苦しむ受け・世那がもう可愛くて…!
心くすぐられる猫ちゃん(二重の意味で)でした。
警戒心強めな”シャーッ!!”としてる序盤の姿、
そして瑠珂に抱かれて気持ちよくされ、トロトロに蕩けて
涙を流しながら片思いの辛さを訴える顔、
そのギャップに庇護欲がそそられまくりです。可愛い...(*´◒`*)
酷い出会いだったものの、思いがけず自分の気持ちに寄り添う言葉を
かけてくれ、優しく抱く瑠珂に絆されてしまう世那。
チョロいな、大丈夫かな、と思いつつも、共感を覚えてしまいます。
で!
問題なのは、攻め・瑠珂の「受け君振り回し言動」ですね(°ㅂ°҂)
思ってることとやってることに一貫性がないというか。
近づいて来て距離を縮めたと思ったら
「世那のため」とかなんとか言って急に突き放すようなことを言ったり。
特に個人的に「はあっ!?」となったのが、
晁陽(あさひ)を忘れる手伝いをしてやる、と言って
世那をバーに連れて行くシーンです。
ホテルにまで行き3P開始直前(!)という時になって
世那の表情を見て慌てて中止、いやそれ全く慰めにもならないって
バーに連れて行く前に分かるでしょ!!とモヤモヤおさまらず...
あともう一つ、明らかに両思い!状態になってからも
「もう俺がいなくても大丈夫」「今の世那なら良い相手が見つかる」
なんて言って告白しかけた世那を突き放したり。
どっしり構えて受けの気持ちを受け止め、
包み込んで欲しいー!と願う”年上スパダリ攻め好き”の自分には、
もどかしいというか何というか、残念に思える言動が多く。。
ただ!
明らかに世那に惹かれているのに
瑠珂がどうにも煮え切らない態度をとるのには、
彼の母親に関するトラウマが関係しているのですね。
中盤、このトラウマが明かされることで
攻めの心への理解度がくっと上がった気がします。
(共感できるかどうか、はまた別として;)
”世那くんに目がいくのに 見てると嫌なこと思い出してイライラする”
なんて当初のセリフ(怒)、本当に「ダル絡み」でしかないけれど、、
彼のトラウマのことを考えれば、
「誰か一人に囚われるのなんてまっぴら」と考える気持ちも理解できます。
自分から突き放しておいて、
いざ!別れのシーンになると手を引っ掴んで「行かせたくない...!」
なんて言うヘタレっぷりには「もう!」と思いつつも。
最後の最後の最後になって、やーーーーーっと
自分の気持ちを認め”手放さない”と告げられたこと、
世那くんの嬉し涙に免じて「いいよ許すよ...」という気持ちになりました
読み終えてみれば、タイトルの「愛で縫ってキスでふさいで」(素敵✨)、
これ、実は攻めの気持ちを表してる表現だったんだなあ…!と納得です。
「ただ一人の人に恋をし、愛することなんて考えられない!」
という攻めだったからこそ、
最後の最後の「好き」という言葉にも重みが感じられ、
ジーンと響くものがあります。
「世那の隣にいるのは 俺じゃなきゃ嫌だ…」という
終盤の告白が刺さりました。
ヘタレなんだけど、憎めない。
…うーん、いつの間にか自分も世那以上に絆されてる(ˊᗜˋ;)
と、なかなかにハラハラさせられながら…の
”体先行、だけどお互いピュア”な紆余曲折ありの恋愛模様でした。
あっ。
最初の二人の出会い、世那のTシャツになにげに”香箱座り”と
ローマ字で書いてあり、ふふっ♪となりました◎
猫が前足を胸の下にしまうようにして、折り曲げて座る座り方ですねฅ^•ω•^ฅ
シーモアさんには電子特典マンガのほか、
シーモア特典の6ページ漫画も付いてきます。
コスプレえちか...!?と思いきや、ほのぼの可愛いお話でした(*´艸`)
★修正:tn白抜き・anl白短冊(電子シーモア)
濡れ場は4、5回
親友に叶わない想いを抱いていた隠れゲイの世那とそんな彼の秘めた想いを見抜き絡んできたイケメンチャラ大学生の瑠珂。
この二人の始まりはどちらかと言えば最悪かもしれませんがでもそこからすっごい繊細で優しい恋に発展していきました。
世那の叶わない想いが辛すぎる…報われないのが確定的で心がぎゅっとなりました。
実際こんな想いを抱いていたらしんどいだろうなぁって思いました。
だからこそ世那の前に瑠珂が現れて関わる様になったのは彼にとっては結果的には幸運でした。
世那って本当に健気で可愛いなと思います。それと同じくらい…いやそれ以上に不憫なんですけどねw
ですから当初はそんな世那に付け込んできた瑠珂どうなの?って感じだったんですがでも瑠珂で良かったです。
余りに詳しく書くと読む楽しみを奪ってしまうのでこの二人の恋模様は是非実際に読んでみて欲しいです。
瑠珂は瑠珂でまた色々あって…でもそんな彼は初めから世那のことが気になってて…
最初の動機は不純かもですが気付けばもうお約束レベルの…w
でも中々じゃあ付き合いましょう!にはならなくてそう言った部分の展開や描写がまたとても良かったです。
世那は最終的には叶わない想いを昇華するのですがそれも全ては瑠珂が居たから出来たことだと思います。
最後はしっかり結ばれますのでそこまでの彼らの恋模様を是非読んでみて欲しいなと思います。