世界に二人だけなら良いのに。

タクミンとルイ 上

takumin to rui

タクミンとルイ 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神71
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

93

レビュー数
11
得点
384
評価数
81
平均
4.8 / 5
神率
87.7%
著者
ソラノハル太 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784867871249

あらすじ

真面目でガリ勉の五十嵐 拓海とクラスの人気者・水谷 類。

一見関わりのない二人だが、実は恋人同士。

先の見えない恋に不安になりながらも無我夢中で愛し合った。

ーーそれから10年、退職したてで無職の拓海とベンチャー経営者の類はいまだに付き合っている。

順調な関係を築いているように見えるものの、お互い本音をぶつけ合えないままで……。



高校生ーー儚く脆く、盲目的に愛し合った。

臆病な陰キャ×献身的な陽キャ、正反対な二人の10年間。

表題作タクミンとルイ 上

高校2年生→元リーマン,無職,20代後半
高校2年生→ベンチャー経営者,20代後半

その他の収録作品

  • 描き下ろし「恋をしている」
  • あとがき

レビュー投稿数11

日常だからこそ

お互いを想って過ごしてきた普通の日々、当然のように過ぎた日常だからこそ積もって行くもの、削り落として行くもの、それぞれが願ったのはお互いの幸せでしかなかったのに月日ってただ何も無くすぎることはないのだなぁ…と改めて考えるような作品でした
メガネ陰キャ攻めと明るいギャル(?)受けな見た目でもっと楽しいイチャラブ作品かと思っていたのでズシッと来る読み応えにびっくり、いい裏切りを受けました!!
下半期ベスト入り確定です
できれば続編などで今後の2人も見守らせて頂きたい!

0

極上の日記

大きな出来事や衝撃的な事件、驚くようなことはほとんどありません、あるとすれば、普通の男の子が普通に生活している中で、ちょっとエチエチしていること。はじめは二人の関係に名前がつけにくいため、どうなるのかな思いました。劇的な展開を求めると味気ないとか退屈に思えますが、2人と2人を取り巻く友人達の心情が丁寧に描かれており、私はよき小説を読んでいる気分でした。ネタバレになるかもしれませんが、友達との時間を大切にしていたルイがそれを失っても守りたかったものがタクミンだったということです。タクミンは不器用ですが、ルイも自分の感情やことタクミンに関しては不器用です。

1

重い両想い♡♡♡

太陽のように明るいルイと正反対のタクミンは正反対がゆえに惹かれあったのかな⋯ルイを束縛しないようにしているつもりのタクミンだけど本当は友だちと出かけるのだって面白くない⋯そんな拗らせたタクミンの気持ちをちゃんとわかってるルイ⋯そしてそれを叶えてそれでいいと思ってるルイ。お互いのことを好きすぎてお互い重いほどの愛をもってる2人はどんなに一緒にいても大好きで!!みんなに祝福されたらもちろんうれしいけど、自分がこんなに好きな人にこんなに好きでいてもらえたらすっごいしあわせだなあ⋯と思いながら読みました。

1

10年愛モダキュン

上下巻感想☆
高校生から10年越しのふたりの恋愛模様。
現在と過去が交錯して織りなすストーリー展開で
冒頭は高校の受験生の夏シーンから始まり、情景とあいまってジリジリしました。
自分は「今さえよければイイ」ルイ派だったな・・ウン

恋人同士でも真逆のタイプのふたり。
交友関係を絶ってしまったルイに罪悪感から別れを切り出すタクミ。
そうやないやん〜!
焦れるのですが、お互い真剣に想い合っているのがわかるので不安はなく読めました。
タイプが違うだけで重くて臆病なところは一緒。
周りに助けられながらも
二人が一つづつ悩みながら解決していくのが良かったです。
名前も好きも言ってもらったことないと拗ねるのも、
言うの恥ずかしいって照れるのも可愛すぎる。
初々しさもあるけれど、10年の熟生した愛情も感じられて。
倦怠期とか無縁でずっとときめいてそうな二人だなあと思いました。
タクミン小説で夢を叶えられたら素敵だな〜。

「昨日のエッチめっちゃ燃えた♡」
「燃えたか?俺もだ」イイネ!!☆白抜き

1

2人の思い出をのぞかせてもらっている気分

初めて拝読する先生です。絵が可愛くて表紙が素敵だったので手に取りましたが上下巻合わせて読み応えがあって、感情があっちこっちに揺さぶられ私自身も不安定な状態になりかかりましたが、ラストはほっっと息をつけたようで、10年という長い時間の2人の思い出話を隣でのぞかせてもらっているような、そんな気分になる作品でした。

上巻は高校時代の思い出と現在の2人の様子が交互に語られます。最初は高校生らしく好きな気持ちが重なってお付き合いした2人の可愛らしい様子にニコニコしながら若いっていいなぁ〜と思いながら読んでいました。
ですが、2人の言葉や表情の端々に、大好きで思いあっているはずなのになんだか不安になる要素がチラリチラリと見え隠れしていて、なんだか危ういな?と思ってしまうんです。

たくさん友達がいるルイ、みんなとは楽しくやって欲しい。だけど自分は面白くない。この世界に2人きりだったらいいのに…と思いながらも伝えない拓海。ルイはそんな拓海の言葉のひとつひとつから機敏に感じ取って笑顔を向けながら拓海の願う通りに2人で居ることを選びます。
部屋のカーテンを閉める描写が世界と自分達を隔てているようで、印象的でした。
ですが、決して、ルイも病み〜な感じではないんですよね。そこには拓海への大きな愛が詰まっているのが伝わってくる。
拓海もルイとの明るい将来を見据えてガリ勉になってるわけだし。(結局仕事辞めてるけど笑)

一気に読んでしまいました。
んん!!下巻のレビューに続きます。

5

10年の重み

高校生時代と現代との交互でお話が進みます。
それがすごくエモいです。
高校生の時のタクルイの考え方と今のタクルイの考え方。
変わっていないようで微妙に変わっていて、陰キャ・陽キャというところもそのままなんだけど、二人の本当の気持ちが話せてないな~と思うところが多くて涙してしまいます。
キャラの泣き顔や苦しい時の顔がすごく辛く感じるので、表情での表現力がすごいと思います。
幼い時の夢だとか大人になってからの現実とか色々な葛藤があって感情移入してしまいます。
上巻はお互いの深層までの話にはなっていないので下巻でどう二人が進んでいくのか気になる感じで上巻終わっています。
一気に上下巻読むことをお勧めします!

3

夏エモBL

夏にぴったりの爽やかな表紙&エモい帯!
受け攻めそれぞれの感情の機微や、湿度感まで伝わってくる本編!
上下巻の大ボリュームで大満足の作品でした。

陰キャでネガティブ思考の攻め・タクミンにめちゃくちゃ共感できるところがあって、紆余曲折を経てタクミンが前を向く姿には涙が出ました。
また、陽キャの受け・ルイが最後、タクミンに本音をぶつけるシーンは心が揺さぶられました。

好きだからこそ臆病になる、相手を大事に想うからこそ本音が言えない…繊細な心理描写と、夏の表現が見事にマッチして本当にエモい…。

最後にはラブラブな二人の描き下ろしまで見られて、読後も最高にハッピーでした!

1

No Title

ひとまず上巻を読みました。いや~良い!良すぎます!!
初めて読む先生なのですが、絵が綺麗なのはもちろんのこと、ストーリーが素晴らしいし、構成というのでしょうか、過去と現在の話の流れも素敵です。好きだ惚れたの恋愛要素だけではなくて、読み応えたっぷりで、サブキャラクター達もみんな良いんです。
主人公はタクミンとルイ。高校生からの付き合いで交際はもうすぐ十年といった大人のカップルです。真逆な2人だけど相性抜群。でも少し不安要素がある終わり方で先が気になって仕方ありません!!早々に読みたいと思います!

2

上下巻を通じて眩しすぎる10年愛

初めてタクミンとルイくんに出会った時にこの作品が無料で読めるなんて!と思いながら今まで追わせていただいて…
友達としてじゃ交わる事がなかったタクミンとルイくんが恋人として過ごした学生時代。お互いがお互いを想うあまりにどこか必死で…2人だけの光も閉した世界の中にある愛情だけが眩しくて。

ルイくんから奪ってしまった自分以外の世界を知った時のタクミンの決断には号泣で好きって想いだけじゃだめなんだってめちゃくちゃに胸が痛くなりました。

上下巻を通じて、執着溺愛だけじゃなくて友情や仕事に対する向き合い方色々な感動をくれる大切な作品になりました。
なによりルイくんのひまわり笑顔に最大の癒しと前に向かう力をもらえました。。素敵な作品をほんとにありがとございました!

2

甘いだけではない

高校時代から現在へ至る二人のお話でした。
上下巻というのもあるけれど、上と下、それぞれも大ボリュームでした。

陽キャな水谷類と陰キャな五十嵐拓海は
高校時代の同級生で現在は付き合ってからは10年が経つ恋人同士。

退職して自らを見つめ直す機会を経た拓海は
類の恋人として自分がふさわしいのか考えるようになり…。

現在と過去を行き来しながら物語は描かれてゆきます。
一応過去と現在では二人の容姿は異なっているものの、
頻繁に切り替わりがあるため、時折迷子状態になってしまいました。

また、10年の年月を経ても互いへの想いは全く色あせることのない
バカップルなのですが、自己肯定感尾低い拓海が類に対して
精神的負債のようなものを抱えていたりします。

ひたすらに明るく見える類もどこか重みのようなものを抱えていたり、
ほのぼの・あまあまなものを想定していましたが、
どうやらそれだけではない模様。

上巻では少しだけ二人の気持ちが歩み寄り始めたように見えましたが、
未だ解決には至っておらず、下巻へ続きます。

2

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