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kuroi koukennin
悪魔のルースが、神とエリヤという人間の魂が堕落するかどうか賭けをしていた。
それを幼きエリヤに見破られてしまう。
賭けは失敗としたと思ったが、エリヤから、大人になったら神かルースかを選べばいいのだろうと言われたうえ、僕のことを諦めないでほしいと言われ、
後にルースは正式にエリヤの後見人になりたいと申し出て、、、
この強烈なプロポーズみたいな冒頭に、まりあげはズキュン(雷の絵文字)とハートを射抜かれました。
からの、
純真無垢? なエリヤがルースに好意を抱き、
話数を追うごとに、成長したエリヤと接見するルースとの独特な空気感とエピソードが良!!
とくに、何歳になってもルースを前にして変わらない、画面から溢るるエリヤの透明感たるや!!
ルースへの愛を貫く感じが良き良きです。
で、約束の二十歳を迎えたエリヤ。
望むものはなく、魂をそのままルースへ差し出すという。
驚いたルースだったが、ルースの傍にいられるならばほかに何も望まないと告げる。
この激重愛に、なんともいえない萌えを覚えたまりあげは。
尊い。
なんて、尊いんだ。
ずっと感じていたこの透明感の正体は、これ…だったのだろうか。
そう思わされんばかりのP.47でした。
そのあと、まさかの急展開が。
そして、15歳の誕生日にルースからもらったロケットペンダントに入れていた写真の中身は、愛しか感じられなくて、、、涙涙
これ以上はネタバレになってしまうのと、ゾクゾク(ホラー系のゾクゾクではない)するような面白さなので、ぜひご自身の目でご覧下さい!
個人的には、本編のあとの「蛇の恋」がめちゃくちゃ萌えまくって、エリヤ(ヨハネ?)がルースのことを本当に大好きで、よく見ていることが分かって愛おしすぎて、情緒がおかしくなりそうな短編でした。
蛇の姿のルースを抱き締め、愛でて、そして人間の姿に戻ったルースにも抱きつくシーン…
もう♡マーク一億万回押したいほど、推しシーン連続の物語でした。
SSだけでも愛おしい一巻。
続編が発売されるとのことで、まったくその後の展開が想像つきませんが、おそらく愛おしい展開であろうことは間違いないので、来るべき日まで待ちたいと思います。
タイトルの、黒い後見人っていうのも、また響きと意味合いが叙情的でいいですよね!