特級αの愛したΩ

tokkyuuα no aishitaΩ

特級αの愛したΩ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神294
  • 萌×262
  • 萌21
  • 中立8
  • しゅみじゃない12

1

レビュー数
65
得点
1789
評価数
397
平均
4.6 / 5
神率
74.1%
著者
神波アユミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799772867

あらすじ

知性、能力が究極に秀でた【特級α】の有磨 礼は、どこへ行っても注目の的で、女の子たちや世間から、いつも追いかけ回されている。そんな彼が唯一、普通の高校生に戻れる場所を、同級生の大関 司がくれた。絵本作家になる夢を持ち、いつもひとり美術室で絵を描いている司の傍で、たわいもない話をしながら2人きりの甘い時間は過ぎていく。そんなある日、司にヒートが来て、司がΩだと初めて知った礼は…。──突然の別れと空白の10年が過ぎ、2人は再会する。幸福と葛藤のオメガバース開幕!

表題作特級αの愛したΩ

弁護士、特級α
絵本作家、代理出産ドナーΩ

同時収録作品特級αの愛したΩ

高校教師,β
高校生,Ω

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数65

神波ワールド

先生が描かれた「アンノウン」「大切な人」大好きなのですが、先生がオメガバース!?と、コミックスになる迄首を長くして待っていました。

オメガバースなのですが特級という概念が登場します。

特級の礼…鼻につくかと思いきや…特級で特別扱いされることにうんざりしており、そこで出会う自分を特別扱いしない司……そういうの王道だけどこれがとてもいい‪ d(˙꒳​˙* )

多くの人が妊娠しにくくなった世界で、妊娠しやすいΩが代理母をするというような(多分αとΩという括りでなく、β達が妊娠できなくなったという設定)理解するのに少し読み返しましたが、それがあるからこその新技術のドナーに司が抜擢されるという(礼の策略)に繋がって重苦しくそして切ない感情になりました。
もしかして…もしかして…という展開が突拍子もないようで「産みたかった」という司の願いを叶えられるのは自分である事を伏せてでも、特級である自分しかいないと思ったんじゃないかと。(実際は身体というよりは、司の隠していた過去に理由があるココロの部分)

先生の美しい絵はもちろん、紡がれるストーリーが好きなのですが、ギャグっぽい日常のやり取りの中で自然と惹かれ合う等の緩急が素晴らしく、ハラハラドキドキ…あぁもうそうじゃなくて!って何度心で叫んだか!!

えっちありきの作品も嫌いじゃない…いやむしろ好きですけどww、行為描写は沢山なくともそっかそっか…良かったと思わせる表現力!
(神波先生の描かれるエチシーンって攻めから受けへの愛が有り余り溢れて可視化されたようですっごいいいのですよ。過去作のアンノウン~大切な人読んだらわかる!!できたら同人扱いの紙本をお勧めする!ファンボで読めた二人のその後がたくさん読める※電子でも全部読めるのかなぁ…)

そしてそして、高橋さんのアッパーもお見事でした最っ高!!
先生の漫画にでてくる女子たちはどの子も嫌味がなくて、読者である我々の感情を代弁してくれる存在で、そこに参加しているような気持になれるんですよね。

お互いを大事に思うからこその、すれ違いが神波ワールド!!!

読みながら私が二人のすれ違いに身をよじりながら大満足の読み応え…コミックスまで我慢してよかった最高でした。

まだ続きが読みたいなぁと思ってたら続編…心の底から嬉しい!!

1

あの子の前では何もできないただの超カッコ悪い男なのさ

「特級α」という概念があるオメガバース。
主人公はその「特級α」の高校生・礼。
どこでも特別扱いで息が詰まりそう。
そんな時、逃げ込んだ美術室で独りで絵を描いていた司と出会う。
司の隣で初めてリラックスした時間を過ごすけれど、ある日突然司が学校を辞めてしまう。
それから10年後…
…と展開していきます。
再会は思いがけない場所で。
司は契約済みの代理出産ができず、トラブルに遭っている。
礼は驚くけれど司は案外あっさり。これ、どういう再会LOVEになるのかな?と思って読んでたら…
これが思いの外重い。キツい。酷い。悔しい。許せない。

礼と司の恋愛BLとしては、萌えるし、良かったなぁって思う。
でも全体の世界観は読めば読むほどよくわからない部分が多い。
バース性の提供って?
Ωが代理母になるのはわかるけど、αは精子提供してるんですか?バース研究はひたすら生殖科学ですか?途中なぜ司が新技術のドナーになるのですか?などなど。
この辺引っかかってるけど…
評価は萌と迷ったけど「萌x2」で。

0

新しい設定とキャラの魅力

オメガバースは大好きで色々読みますが、特級とは、よく考えたものだ。
そして、絵が、うますぎるほど上手い。
程よくコメディタッチで、シリアスで、そしてキャラが、とてつもなく魅力的。
続編決定を聞いて、歓喜しました。
既に今年読んだ作品で一番スキな作品。

2

今年の顔に入る作品です!!

表紙と帯に惹かれこれは絶対に読まないと!!
と思っていた矢先に電子コミック配信前にも関わらずちるちる評価ランキングに堂々と鎮座する様に
益々興味をそそられて電子派の私は
過去作をありがたく拝読させてもらいながら
今か今かと電子配信を心待ちにしてました!

とにかく一冊を通して感じたのが
要所要所の台詞が噛み締めるほどいい!!!
1番心に残ったのが最終話の
2人はあの〜
のフレーズです!
このフレーズに高校時代のあのひと時が
どれ程2人にとって密度の濃いかけがえのない時間を過ごしたかが現れてる気がして
感情がブワっと溢れました。
作者様の言葉選びの俊逸さにスタンディングオベーションです!!!
オメガバースを存分に生かした物語で本当に楽しく魅了させてもらいました。
過去作も読ませていただいたから思う事なのですが、読ませる力が存分にある作者様だからこそ
正直上下巻でしっかり読みたかったなという気持ちも捨て切れず商業の難しいポイントなんだろうなと勝手に一人悶々としてました。
ですが続編を出してくれるということで
めちゃくちゃ楽しみにしています!!!
作者様が漫画に対して沢山悩まれていた事もお見かけしたのですが、筆を折らないでこうして作品を産み出して出会わせてくれた事に本当に感謝します。

3

毎晩読んでます

あまりに良すぎて、毎晩読んでます
お互いに唯一無二なところ、特に特級αの礼が、超絶モテるのに、誰にもなびかず、司がいないなら自分の遺伝子は残さないと、頑ななまでに司ひとすじなところに堪らなく萌えました
作者様、めちゃくちゃ絵がうまい 表情も身体も、アングル、構図、すべて
そして話の流れに、これ以上ない・これしかない!絵が描かれています 眼福とはこういうこと(はあ 幸せ
自分は、一途な特級α礼にやられました 好き好き大好き 惚れました
自分史上最強の攻め様です
礼は、特級αであることを自慢するでもなく、驕ることもなく、ただただ自然に受け入れているところもすごく良い
司のサイン会の朝、「もう匂いするの?」と聞く司に、「まだ一般αが感じるほどじゃないけど」という礼
一般αとさらっと言えて、それが嫌味にならない礼 やっぱり好き

4

間違いなく今年のベスト!

偶然の出会いから突然の別れ、そして10年もの時を経て偶然の再会。2人を取り巻く友達の思いやりや支えが読んでいて「そうだよね、私も一緒にこの2人を応援したい!」と思わせてくれる作品でした。切なくもあたたかく優しい気持ちになれる作品を読みたい方は是非!!

4

じんわりとした大きな愛を感じました

SNSでも話題になっていたこちらの作品。ついに手を取りました〜!

特級αという、他より秀でているがために同じような扱いを受けて来なかった礼が唯一ありのままの姿で向き合ってくれる存在だった司。2人の高校時代の穏やかで恋が実るまでのドキドキする時間がとっても尊…と思った矢先に起きた事件。
(注:司が教師に襲われる描写あり)
キューン!と幸せな気分から一転、どん底のように感じました泣

そこから10年後の再会。
ギクシャクするのかなぁ?と思いきや、2人の性格がとっても見ていて気持ちいいですね。一瞬であの頃の仲の良さに戻れる。
ですが、2人の再会のきっかけは司は子どもが産めないΩだという事で話が出てきたため。

礼が真実を知るところが辛かったですね。
そして、自らがドナー提供者だと明かさずに司の妊娠臨床実験をお願いするのは……司が自分であの事件を乗り越えられるようにという礼の大きな愛を感じました。
司の意思で礼に触れさせる描写も、すっごく愛を感じます泣

続編も決定しているとの事!とても楽しみです!

4

心がふわ〜っと温かくなる『オメガバ』の進化系ではないだろうか

まず礼くん自身が、自分の存在価値は"好奇な目で見られる事にも、いつの間にか慣れてしまった特別な人間[特級α]"と思っている様にうつる反面、自己犠牲と言うのか、一歩引いた所から自分を見ている様にさえ思える(あまり自分が好きじゃないのかな?)
でも、出会いべくして出会った司くんとの時間は、優しく包まれる様な時間で、ただ一緒にいるだけで、自然と呼吸が出来るような時間で、たぶん彼はずっと続いて欲しいと思っていただろうな(ワタシも願った。この時の自分は好きだろうな)
司くんは、自分は守られるだけの存在ではなく、ただ一緒に居たい、逆に礼くんを守ってあげたいとすら思っているのではないだろうか。
唯一無二な存在が、互いであると知ってしまった2人だが、一緒にいられる時間はほんの少しで、突然別れの日がやって来る。そして、時間が経ち別々の道を進む2人の道が、ある時運命的に交わる。(正直、ワタシは安心した)
突然やって来た『あの日』の答え合わせと、強い絆で結ばれた2人の今が、エンディングへと繋がっていく(ホント良い、お話だよ)

3

10年愛

愛しさと切なさと心強さ(古)が全部入ってる神作品でした。特級αが特級過ぎてイケメてるのはもちろん、受けがしっかり自分の足で立ってる自立系Ωなのがとても良い。そして特級を特級扱いしないところが好感度大です。確かにオメガバースなのに、近未来の日常にもしかしたらあり得そうな世界観で、新しいオメガバースの描き方だと感じました。Ωへの執着や庇護欲が分かりやすく描かれる事はなく、あくまでさり気ない。でも、あ、これ執着してる描写!って読み手に分からせる手腕にうならされました。これはどうやっても読み返すよ…。そして序盤のとある事件についても、これまた断片的に明かされてて、こちらの想像力や妄想力が鍛えられました。謎は謎のまま…。
これは続編来るでしょ!と思ったら続編決定で嬉しい限りです。

3

久々に書店をハシゴした!

何気なく電子で購入してこんな素敵な作品を紡ぐ作者さんがいたのかと衝撃を受けて何度も何度も読みました。電子だけじゃ物足りなくなって本屋をハシゴして何軒か回ってようやく現物を取得♥
今は重版されてるから手に入りやすいかも。
絵が綺麗なだけじゃなく言葉が無くても伝わる描写やアングルや構図がすごい。電子だけじゃなくぜひ本でも読んで欲しい作品。
読んでる途中はウルウルなのに読んだ後のすごい多幸感。いい作品に出会えてホント幸せです。
続編も楽しみにしています。

1

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